公開日:2021-12-05 更新日:2024-07-04
おしゃれなヴィンテージマンションは自分で造ろう|東京のリノベ実例
東京都内を中心に人気の高いヴィンテージマンションは、高級感やレトロな雰囲気が好きな方にピッタリの住まい。
しかしヴィンテージマンションは競争率が高いのでなかなか物件が出回りませんし、プレミア価格でハードルが高い一面も。
そこでおすすめなのが、ヴィンテージマンション風の間取りデザインを自分で造れるリノベーション。
今回はリノベーションでつくったおしゃれなヴィンテージマンション実例を、間取り図・写真付きでご紹介します。
目次
■ヴィンテージマンションとは?
ヴィンテージマンションは築年数の古さを感じさせないデザインや間取りで、資産価値が落ちない物件のことを指します。
東京都内をはじめ主要都市部に多く、名前を出せば多くの人が知っているような有名ヴィンテージマンションも存在します。
ただ豪華なだけではない、年数が経ったからこその味わいあるデザインは、新築マンションにはない魅力です♪
■ヴィンテージマンションを自分で造るべき理由
ヴィンテージマンションは人気エリアに建っていることが多いため競争率が高く、理想の物件を見つけるのは簡単ではありません。
そこでおすすめなのは、リノベーションで思い通りのヴィンテージスタイルを造り上げる方法です。
自分でヴィンテージマンションを作るスタイルには、さまざまなメリットがあります。
・選択肢が増える
普通の中古マンションを見つけて自分でヴィンテージマンションにしてしまえば、物件の選択肢が増えて理想の環境を見つけやすくなります。
職場や学校の近くにヴィンテージマンションがなくても、自分で造ってしまえばいいわけです♪
競争率の高いエリアを避けて静かな環境でおしゃれに暮らしたい方にもおすすめ。
・ライフスタイルにピッタリな間取り
たくさんの選択肢からベースとなる間取りを選んでリノベすれば、ライフスタイルにあった暮らしやすいマイホームに仕上げることができます。
ヴィンテージマンションもリノベすることが多いですが、元の選択肢が少ないので理想の間取りにならない可能性も少なくありません。
「こんな間取りに住みたい!」という理想のイメージから逆算して物件を探すことも可能です。
・コストを抑えやすい
リノベーションで普通の物件をヴィンテージマンション化すれば、トータルコストを抑えやすいのも大きなメリットです。
有名なヴィンテージマンションは競争率が高いためプレミア価格がついており、実際の建物・土地以上のコストがかかります。
余計なコストを節約して設備や内装のグレードに十分なお金をかければ、本物のヴィンテージマンション以上の暮らしやすさも♪
■おしゃれなヴィンテージマンションリノベ実例
実際のリノベーションでつくった、おしゃれなヴィンテージマンション風の間取りデザインをご紹介します。
BEFORE
AFTER
築37年のマンションを基本的な位置関係は大きく変えず、細かなアップグレードで現代のライフスタイルに合わせた間取りに。
収納たっぷりの広い玄関は照明にこだわり、落ち着きとどこか懐かしさのある上品な雰囲気にまとめました。
和室をつなげて大きな窓による開放感を与えたリビングは、スケルトン天井や大きな壁面収納で新築では得られない仕上がりです。
デスクスペースや室内窓の寝室など、お施主様のライフスタイルに合わせたカスタマイズも光ります♪
BEFORE
AFTER
築47年のマンションを、廊下の省略や部屋数減らしで暮らしやすくブラッシュアップ。
ニューヨークのホテルをイメージしたインダストリアルなリビングは、築年数を感じさせない高級感のある仕上がりです。
壁付けから二列型レイアウトに変更したキッチンは、デザイン性だけでなくお料理・配膳効率も抜群♪
寝室も素材&カラーにこだわり、ホテルライクな落ち着きのある空間に。
BEFORE
AFTER
4LDK⇒3LDKに変更することで、広い居住空間と回遊性を持たせた現代的な間取りです。
ヘリンボーンの床とホワイトでまとめた上品な内装デザインは、パリのヴィンテージマンションを想像させます。
対面キッチンの奥にある大きなパントリースペースは、洗面所へのショートカットにもなっています。
大型のミラーとカウンターの洗面台も、清潔感&高級感のあるデザインで毎朝の時間を彩ってくれます♪
■ヴィンテージ物件選びの注意点
築年数の経った中古マンションを選ぶ際は、価格やアクセスなどの条件以外にも注意すべきポイントがたくさんあります。
・配管や設備は問題ない?
内装や水回りなど専有部分はリノベーションで一新できますが、建物に埋め込まれた配管や共有設備は自己判断で交換できません。
せっかくお金をかけて新しくしても、古い水道管から赤さび水が出てきたらガッカリですよね…。
築年数の経った中古マンションの場合、給排水管や外壁塗装などの大規模修繕スケジュールも確認してみましょう。
・音漏れは問題ない?
鉄筋コンクリート造のマンションは防音性が高い傾向があるものの、昔の物件は壁や床が薄く音漏れが問題になるケースも少なくありません。
床の防音対策もマンションによって異なるため、上階の足音が気になることも。
内覧だけでチェックするのは難しいので、なるべくマンションの詳細図面を用意してもらって構造やコンクリートスラブの厚みなどをチェックしましょう。
一般の方が判断するのは難しいので、私たちのようなリノベーション専門店に図面を見せてご相談いただくのがおすすめです。
・管理は行き届いている?
共有部分のお掃除や電灯の交換、雑草の除去など、マンション全体の管理状況も重要なチェックポイントです。
築年数の古いマンションでは住民の自主管理物件などもあり、掃除当番や役員の持ち回りが負担になってしまうケースも少なくありません。
管理人の有無など体制面と、実際に共有部分がきれいになっているかなど自分の目でもチェックしてみてください。
・空き部屋が多くない?
現代の日本は年々空き部屋率が上昇している状況ですから、検討マンションの入居状況も要チェックポイントです。
空き部屋の多いマンションは管理費が集まらなくなり、将来的に管理や修繕が行き届かなくなる可能性があります。
人が減ってしまうとマンション住民を対象にした商店の撤退にもつながり、利便性が低下するケースも…。
対象の部屋だけでなく周囲をぐるりと見渡してみて、カーテンの無い空き部屋の数をチェックしてみてください。
・エレベーターは整ってる?
ヴィンテージマンションで問題に挙がることが多い、エレベーターの使い勝手もしっかり確認しましょう。
古いエレベーターは移動速度が遅いものが多く、忙しい朝の待ち時間で不満を感じるケースも少なくありません。
エレベーター自体が狭く、引っ越しの家具が入らないこともあるのでサイズも要チェックです。
最近はエレベーター内を狙った犯罪も少なくありません、防犯カメラやモニターの有無なども確認したいところです。
■まとめ:リノベーションで理想のヴィンテージマンションを♪
ヴィンテージマンションの雰囲気が好きな方は、ぜひリノベーションで自分好みのデザインを検討してみて下さい。
今お住まいのマンションや普通の中古マンションも、こだわりリノベならとびきりおしゃれに仕上げることができますよ♪
ここでご紹介しきれないたくさんのマンションリノベ実例も公開していますので、お時間のある時にこちらもどうぞ。
東京・千葉で素敵な住まいづくりをご検討の際は、リノベーション専門店SHUKEN Reにおまかせください♪
たくさんのリノベで培ったノウハウを活かし、お客様の理想の間取り・デザインづくりをお手伝いします。
世田谷のリノベショップと浦安の本店では、内装材のサンプルや造作キッチンを見ながらのご相談も可能です。
家づくりが大好きな私たちスタッフと一緒に、楽しみながら理想のマイホームのお話で盛り上がってみませんか?
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