公開日:2021-11-27 更新日:2024-07-04
中古マンション購入の注意点|変えられること、変えられないこと
在宅ワークが増えている昨今、東京への利便性を考えると戸建て住宅よりマンション、新築マンションより中古マンションを購入と考えるご家族が増えています。
最近注目のデザイン性の高いリノベーションなら、新築マンションよりおしゃれで個性的な住まいが実現します。
目次
■東京のマンション購入費用
2018年からの資料を見ると首都圏の新築マンションの価格は東京オリンピックに向けて高騰し続け、2020年1月の段階での平均価格は8,386万円でした。
その後、コロナの影響などもあり、2020年12月には5,620万円と多少低くはなっていますが、2021年4月には再び上昇し7,764万円でした。
参考資料:首都圏 新築分譲マンション市場動向 2021年9月
参考資料:東京カンティ マンションデータ白書 2021年1月28日
一方、中古マンションの所要資金は低下しています。
住宅金融支援機構のデータでは、2020年における新築マンションにかかる所要資金は4,545万円、中古マンションでは2,971万円です。
そして年収倍率をみると、新築マンションは7倍、中古マンションは5,8倍です。
購入価格の高額さと年収との兼ね合いによって、家計に与える影響も大きくなり、総経済負担率も上昇しています。
参考資料:2020年度 フラット35利用者調査
勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)は,1世帯当たり 609,535円です。
この中から住宅ローン返済に充てる金額を捻出し、教育資金を貯蓄し、ゆとりのある生活をしたいと考えると、中古マンションや中古住宅を購入しリノベーションをするという方法が、非常に賢い方法であることがわかります。
参考資料:家計調査 2020年(令和2年)平均 (2021年2月5日公表)
最も費用を抑えられる可能性が高い中古戸建ては2,480万円ですが、利便性を優先するご家族には、中古マンションでの家づくりの方が、「使いやすい路線の駅近く」で見つけられる可能性が高まります。
特に築20年以上のマンションは、新築時に比べてかなり価格が下がっています。
■リノベーションでおしゃれに変わる中古マンション
中古マンション購入の目的は、利便性の良い地域で暮らすということの他に、おしゃれな暮らしをするということもあるのではないでしょうか?
その2つを同時に叶える最も簡単な方法が、ワンストップリノベーションとデザインリノベの組み合わせです。
ワンストップリノベーションとは、中古マンション探しから内装デザインまでをワンストップで進められる便利な方法です。
この方法がおしゃれなマンションを手に入れられる理由は、内装デザインが豊富に用意されているデザインリノベと組み合わせられるからです。
家族の暮らしにとって、最も利便性の良い地域のマンションを見つけた後は、間取りや内装のプラン作成を進めていかなくてはなりません。
間取りは家族構成と家族の暮らし方に合わせて決めていきます。
その際には、家族の自然なコミュニケーションが生まれやすく家族の愛情を育む、家族一人一人がプライバシーを確保できる、家族が暮らしやすい動線が整っている、十分な収納量があるなどを考慮して間取りプランを進めることと思います。
そして同時に内装デザインについてのプランも進めなくてはなりません。
漠然とおしゃれな空間にしたい…と考えていても、思い通りにならないことが多いからです。
天井や壁、床、建具、サッシの色や質感のバランス、マンションで変えられない部分を活かす方法など、細かく取り決めなければならないことがたくさんあります。
イメージはあるのだけれど、実際にはどうしたら…?と悩んでしまうのではないでしょうか?
デザインリノべなら、豊富なデザインがあらかじめ揃っています。
そのデザインと、中古マンションの変えられない部分を見栄えよく活用するという方法を合わせると、手軽におしゃれなマンションが実現します。
センスの良い人であっても、中古住宅をおしゃれな空間にする具体的な方法となると、専門的な知識がないと、なかなか難しいものです。
仕事が忙しく内装デザインに時間をかけられない、そもそもセンスに自信がないという方もいらっしゃるでしょう。
豊富なデザインパターンの中から、好みのデザインで理想の内装にできるデザインリノベが便利です。
時間と手間をかけずに理想の住まいが完成します。
見た目の良さだけではなく、収納の少ないマンションに部屋数を減らしてウォークスルークローゼットやキッチンのパントリーを設ける、居室が細かく分かれている閉鎖的な間取りから廊下を取り除き、居室を繋げて開放的な空間を生み出す、対面式にしてリビングと繋げることで広々と作業のしやすいキッチンにするなどの工夫も盛りだくさんです。
加えて、マンションの変更できない部分に合わせて、オーダーメイドの家具や造作キッチン造作洗面台などを組み合わせられます。
このような変更をすべて家族だけで考え、計画を進めていくのは大変ですが、デザインリノベなら、スムーズに計画が進行します。
■中古マンションを購入しても変えられない部分
中古マンション購入の注意点は、中古マンションには変えられない部分があるということです。
変えられない部分とは耐震性と耐久性、柱の出っ張り、又は外せない耐力壁、共有部分です。
また水回りに関しては、給水管・排水管の位置による制限があります。
1.耐震性と耐久性
上述したように、中古マンションは築年数が長いほど、価格は低下していきますが、その分、耐震性と耐久性への不安も増していきます。
マンションは当然のことながら、戸建て住宅より遥かに厳しく定められている耐震基準を満たしています。
ところが、マンションの管理状況によっては、耐震性が低下しているというケースもあるのです。
反対に、旧耐震基準のマンションであっても、確実な管理がされていれば問題のない耐震性を備えているケースもあります。
2.柱の出っ張り、又は外せない耐力壁
マンションの構造には、ラーメン構造と壁式構造があります。
ラーメン構造は、柱と梁で建物を支える構造、壁式構造は壁で建物を支える構造です。
その構造の違いからラーメン構造のマンションの内部には柱の出っ張り、壁式構造のマンションの内部に外せない耐力壁があります。
従って、この特徴を活かした間取りと内装にすることが、中古マンションを暮らしやすく見栄えの良いマンションにするポイントの一つです。
ラーメン構造の場合は、柱の出っ張りによってデッドスペースを生まない造作家具が役立ちます。
壁式構造の場合は、閉鎖的な空間になりやすいので、外せない壁を活用してウォークスルークローゼットを設けるなど、間取りの工夫が求められます。
3.共有部分
マンションでは、窓と玄関は共有部分に指定されています。
なぜならどちらもマンション全体の外観を形作る部分だからです。
窓の位置やサイズ、数などの変更、及び玄関ドアの交換はできません。
ただし、管理組合のルールによっては、窓の内側に二重窓をつけることは許可されているケースもあります。
築年数の長いマンションでは、複層ガラスになっていない建物もあります。
二重窓にすれば断熱性が高まる上に、室内側のサッシを木目調カラーにすることもできるので、内装の印象を向上させることにも繋がります。
しかしながらこれらの制約があっても、中古マンション購入は新築マンション購入に比べて、リノベーション込みであっても、遥かに費用を抑えられます。
さらにワンストップリノベにすれば、時間や手間も抑えられます。
中古マンションを購入してのリノベーションは、ワンストップリノベで計画を進めませんか?
■まとめ:中古マンションのリノベーションならワンストップリノベーションとデザインリノベの組み合わせが理想
SHUKEN Reは、理想のマンションを手に入れる方法として、マンション選びから内装デザインまでをスムーズに実現するワンストップとデザインリノベでお客様の新しい住まいをサポートします。
リノベーションをご検討の際にはぜひご相談ください。
千葉浦安の本店、東京世田谷のリノベショップでは専門知識を持ったプランナーに相談できます。
オンラインでもご相談可能です。ぜひお気軽にご連絡ください。