公開日:2021-05-08 更新日:2024-07-04
住みやすい間取りはリノベがおすすめな理由|マンションリノベ実例集
マイホームとしてマンションを選ぶ場合、重要なのは「住みやすい間取りかどうか?」という点ですよね。
価格や周辺環境がどんなに良くても、家族の人数やライフスタイルに間取りが合わないと、住みにくい家になってしまいます。
今回は住みやすい理想の間取りをつくる方法として、「中古+間取りリノベーション」にスポットを当ててみたいと思います。
結婚や出産などを機に長く暮らすためのマイホームを探している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
■ 住みやすい間取りはリノベがおすすめな理由
・「住みやすい間取り」は一人ひとり違う
一口に住みやすい間取りといっても、家族の人数やライフスタイルによって理想の形はさまざま。
廊下や壁の少ないオープン間取りが良いケースもあれば、プライベートスペースがしっかり確保できる個室が多い方が良いケースもあります。
分譲マンションは多くの人に合わせた「平均的な間取り」なので、全員にピッタリフィットするのは難しいです。
その点リノベーションは一人ひとりに合わせたオーダーメイドなので、細かい部分までカスタマイズして住みやすい間取りを目指すことができるのが特徴です。
新築マンションの間取りがしっくりこない方は、リノベーションで細かく作り込んだ方が理想のマイホームに仕上がるかもしれません。
・コストの制限が少ない
リーズナブルな中古リノベは予算面の制限が少ないため、住みやすさを優先した間取りづくりをしやすいのも特徴です。
新築マンションの場合、「住みやすそうだけど予算が…」という理由であきらめなければいけない物件も少なくありません。
もちろんリノベーションだからといって好きなだけ予算をつぎ込めるとは限りませんが、新築より間取り選択肢が多いのは大きなメリットといえるでしょう。
■ 住みやすい間取りを実現したリノベ実例
実際のリノベーション実例の中から、こだわりいっぱいの住みやすい間取りをピックアップしてご紹介します。
寝室とリビングの間に設置したウォークスルークローゼットは、ショートカットになり移動効率がアップ。
移動しながら身支度を整えられる、とても便利な収納アイデアです。
キッチンの左右両方をオープンにし、ダイニングテーブルとリビングのソファどちらにも最短ルートで行くことができます。
狭さを感じることが多い洗面所も、壁厚を活かした収納棚でスッキリ整理整頓。
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
寝室を少し削って広げた玄関は、カスタマイズできる可動棚収納でおしゃれなショップ風に。
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
リビングへの途中に洗面を設け、帰宅後すぐに手洗いうがいで健康をキープできるようにしました。
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
お料理がはかどる二列型キッチンは、ダイニングテーブルとカウンターをシーンに応じて使い分けられます。
配膳効率が良く、家事負担の軽減と時短にもつながりますね♪
寝室の回りに必要な間取りをぐるりと配置した、廊下のないマンション間取りです。
キッチンを中心にL型配置したLDKは、玄関から直接リビングが見えずしっかりくつろげるようになっています。
縦長のリビングは大きな窓に面しているため、圧迫感のない開放的なお部屋に♪
寝室の形を活かし、プライベートタイムや在宅ワークにも使えるデスクスペースも確保しました。
■ 住みやすいマンション間取りの考え方
・効率的な家事動線
炊事・洗濯・掃除など毎日の生活に大きく影響する家事効率は、住みやすさに直結する要素です。
効率良く家事をこなすためには、それぞれの作業時に通る「家事動線」をしっかり考える必要があります。
家事動線が短くスムーズな間取りだと、余計な移動がなくなり一つの作業にかかる時間を短縮できます。
それぞれの家事動線の長さやルート選択、ドアの開閉回数など、細かくシミュレーションして効率良くまとめてみましょう。
・収納量
使いやすい収納をしっかり確保した間取りは、余計なモノが散らかりにくくスムーズに移動することができます。
モノがなく床面が広く開いていると、掃除機をかけるときもわざわざ片付けをする必要がなくとてもスムーズ。
引っ越してから市販の収納キャビネットを置くのではなく、造作収納をつくるとお部屋の凹凸を減らせるので、家具配置もしやすくなります。
今持っている洋服や荷物の量をリストアップして、十分な収納量を確保しましょう。
・来客時のプライベートスペース
友人や家族を家に招くことが多いご家庭では、来客時の目線や動線にも配慮しましょう。
例えばパートナーと友人がリビングでおしゃべりしているときは、服装や過ごし方に気を使ってしまいますよね。
同じリビング内でも距離を調整したり、視線をさえぎったりすることで、程よいプライベート感のあるスペースを確保できます。
お子さんの友人や仕事上のお客さんなど、来客が多い場合は応接スペースとプライベートスペースのゾーニングを意識してみましょう。
・ライフスタイルの変化への対応
階段のないマンションの間取りは老後まで長く暮らしやすいイメージですが、変化するライフスタイルにも対応できるようにしておくとさらにgoodです。
例えば子供部屋とリビングが隣にあれば、お子さんが巣立ったら壁を撤去するだけで広いリビングに変更できます。
子供部屋⇒書斎⇒家事室など、ライフスタイルの変化に合わせて多目的に使えるお部屋にしておくのも良いですね。
いま暮らしやすくつくるのはもちろんですが、将来のこともちょっと考えてみてください。
■ おしゃれ&便利なマンションの人気間取り
・シューズクローク
日本のマンションでは採用例が少ないシューズクロークですが、ちょっとしたスペースでも便利になる人気の間取りです。
玄関に靴が散らかるのを防げるので、いつお客さんが来てもスッキリした状態でお迎えできます。
コートや雨具、アウトドア用品やお子さんのおもちゃなど、靴以外のモノも収納できる便利な間取りです。
・ウォークインクローゼット
最近は新築マンションでも採用例が多いウォークインクローゼットですが、使い勝手に合わせてカスタムすればさらに住みやすくなりますよ♪
最近は各寝室の間にファミリークローゼットとして設置し、それぞれの部屋につながるショートカットにするアイデアもあります。
扉を2つつけてウォークスルーレイアウトにすれば、ショートカットになり回遊性がアップするのもメリット。
・アイランドキッチン
左右どちらからでもぐるりと一周できるアイランドキッチンは、動線効率の良い人気のレイアウト。
広いスペースが必要になる点は少しハードル高めですが、クリアできるならぜひ検討したい便利な間取りの一つです。
複数人作業しやすいため、友達を呼んでホームパーティーをする方、家族みんなでお料理やお菓子作りを楽しむ方には特におすすめ♪
・キッチンパントリー
パントリーも分譲マンションでは採用例が少ないですが、お料理効率がグッとアップするのでとってもオススメです♪
常温食材・調味料・大きなお鍋やミキサーなどさまざまなアイテムを収納できるので、キャビネットがスッキリしてスムーズにお料理をこなせます。
キッチンが散らからず、オープンレイアウトでも生活感が見えにくい点もパントリーのメリット♪
・キッチンから洗面へのショートカット
忙しい朝の時間に活躍するのが、お料理と洗濯をシームレスに切り替えられるキッチン⇔洗面のショートカット。
お鍋の様子を見ながら洗濯機を回したり、お子さんの歯みがきを手伝ったり、複数作業を同時進行できると効率的です♪
洗濯機からバルコニーへのショートカットにもなれば、洗濯物を干すときの時短にもつながります。
・廊下のない間取り
新築マンションで一般的な「玄関⇒廊下⇒リビング」の間取りから、廊下を省略してしまうのも一つの手です。
リビングから直接各部屋に行けるのでドア開閉の手間が減り、スムーズな動線を描くことができます。
すべての方にマッチするわけではありませんが、ライフスタイルによっては暮らしやすい間取りをつくれるかもしれません。
■ まとめ:間取りリノベでストレスなく住みやすいマイホームを♪
ドアの開閉や移動の効率一つひとつは、毎日の積み重ねで大きな不満につながる可能性があります。
もし今のお住まいに満足していないなら、間取りリノベーションで住みやすいマイホームに作り替えてみませんか?
使いやすく効率的な間取りは、ご家族皆さんの生活を素敵にサポートしてくれますよ♪
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