公開日:2021-04-18 更新日:2024-07-04
おしゃれで明るい横長リビングのつくり方|東京・千葉の間取りリノベーション実例
マンションで多い横長リビングは、大きな窓に面した明るいお部屋をつくりやすい人気の間取りです。
さらにちょっと間取りに工夫すると、もっと開放的でおしゃれな横長リビングをつくることもできます♪
今回は、リノベーションでつくった理想的な横長リビングの間取りをたくさんご紹介します。
横長リビングのメリットやよくある失敗例とセットで対策も解説しますので、お部屋作りを考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
■ おしゃれな横長リビングはリノベでつくりましょう♪
いまのリビングが狭いと感じている方も、間取り変更リノベーションなら広くて明るいお部屋をつくれる可能性があります。
例えば上の図面のように隣接する和室をつなげれば、二つの窓に面する明るいリビングに変身します♪
このようなパターンなら、壁を撤去してフローリングを張り替えるだけで比較的工期・費用ともに負担は大きくありません。
アイデア次第で素敵な横長リビングをつくることができますので、ぜひ挑戦してみてください♪
■ 縦長リビングと横長リビングの違い
そもそも普段リビングの形を意識することはあまりないので、縦長・横長と言われてもピンとこないですよね。
まずは縦長・横長リビングの違いについて確認しておきましょう。
・縦長リビングの特徴
縦長リビングはマンションの奥行方向に伸びるレイアウトで、細長い形状になることが多いです。
奥行きが長くなるのでプライベートスペースをつくりやすく、壁が多いため家具を配置しやすいのが特徴です。
・横長リビングの特徴
横長リビングはマンションの間口方向に広がるレイアウトで、開放感のあるスペースに仕上げやすいのが特徴。
窓の面積が大きくなるため自然光を採り入れやすく、明るくひろびろした空間になります。
■ おしゃれな横長リビングリノベーション実例
リノベーションで間取り変更してつくった、明るくおしゃれな横長リビングをピックアップしました。
窓を活かした明るい雰囲気や大きな開放感、キッチンとの連携や動線にも注目してみましょう。
BEFORE
AFTER
和室を元々の横長リビングにつなげて、さらに解放感をアップしたレイアウト例です。
南向きの大きな掃き出し窓に面していて、明るく開放感のある空間になっています。
スケルトン仕様の高い天井高も、さらに広々とした印象を生み出しています。
梁の右側が拡張した部分で、かなり広さがアップしていますね。
ウォークスルークローゼットを通って寝室に抜ける動線もつくり、住まい全体の回遊性もアップしました。
BEFORE
AFTER
元は縦長リビングだったレイアウトを、和室とつなげて横長リビングに変更。
リビングの窓が二つになったことで、明るさと解放感が大幅にアップ♪
間口が広くなった分2つのソファを置く余裕が生まれ、家族みんなでのびのび過ごせるコミュニケーションリビングになりました。
BEFORE
AFTER
もともと住まいの中心にあったリビングを南側に移動し、開放感のある横長レイアウトに変更した事例です。
間口いっぱいの大きなリビングは、天井のダクトレール照明がおしゃれなアクセントに♪
窓のない寝室は室内窓を使い、リビングからの光と新鮮な空気が届くようにしています。
■ 横長リビングのメリット
・部屋が広く見えて明るい
大きな窓に面した横長リビングは、実際の床面積以上に広く見えるのが大きなメリットです。
窓から視線が抜けるため、お部屋のどこからでもお外が見えて大きな開放感を得られます。
南向きの掃き出し窓なら、一日中たっぷり自然光が入って明るいお部屋になるのも魅力です♪
子育てで日中過ごすことが多い方にとっては、かなりうれしいポイントですね。
・動線を短くしやすい
横長リビングは入り口が中心に来るので、お部屋のどこに行くときも短い動線を描くことができます。
縦長リビングだとどうしても入り口からソファが遠くなってしまいますが、横長リビングなら効率良く移動できます。
洗濯物を持ってバルコニーに出るときの家事動線も短くなるなど、移動効率が良いのは大きなメリットですね♪
・キッチンの生活感を隠しやすい
キッチンのレイアウトによっては、リビングやお客さんに生活感が見えないスッキリ空間をつくりやすいのも横長リビングのメリット。
上の写真のように少し奥まった対面レイアウトにすれば、リビングからキッチンが見えずしっかりゾーニングできます。
お客さんをリビングに招くときもキッチンが見えないので、来客時に慌てて片付けることもありません。
■ 横長リビングでよくある後悔と対策
メリットや魅力いっぱいの横長リビングですが、注意すべきデメリットもあります。
よくある後悔の声を例に挙げ、対策とセットで解説していきます。
・壁が少ないので家具を置きにくい
大きな窓に面している分壁が少ない横長リビングは、後で市販の収納ケースや本棚などを置くことが難しいです。
せっかくの窓をふさいでしまうのはもったいないですし、すき間が生まれるのでホコリも溜まりやすくなります。
【対策】⇒造作収納をたっぷりつくる
横長リビングの場合は特に、造り付けの収納をたっぷり用意して最低限の家具で済ませるようにするのがおすすめ。
例えば上の写真のような壁厚収納なら、隣のお部屋のスペースを少し削るだけでスマートに納めることができます。
ほかにも畳小上がりの床下収納や壁面収納など、いろいろな造作収納でリビングの収納力を確保してみましょう。
・窓の近くが暑い・寒い
熱伝導性の高いガラスは外気の影響を受けやすく、窓の近くに座っていると暑さや寒さを感じるケースも多いです。
窓の面積が大きい横長リビングは、お部屋全体の冷暖房効率に関わることもあり、光熱費も気になるところ。
【対策】⇒窓の断熱性能アップ
ここ数年多くの普及が進んでいるペアガラスは、窓の断熱性向上にとても効果的です。
最近は空気の代わりに断熱性の高いガスを封入したり、真空層で断熱したり、断熱性を向上したペアガラスも登場しています。
窓の近くに座ったときの快適性だけでなく、リビング全体の冷暖房効率向上にも効果的ですから、リノベと一緒に検討しましょう。
・窓のない部屋ができて暗い
大きな掃き出し窓をリビングに使ってしまうため、窓がないお部屋ができて後悔するのもよくあるパターンです。
両隣にもお部屋があり窓を増やせないマンションでは、結構多い後悔例といえるでしょう。
【対策】⇒室内窓で採光確保
横長リビングに面した窓のないお部屋ができてしまうときは、室内窓で光を届けてあげるのがおすすめ。
上の写真のような高窓なら自然光だけ入れて目線を遮り、プライバシーを確保することもできます。
開閉できる室内窓なら換気にもなりますので、結露やカビ防止にも効果的です。
・ほかの部屋が狭くなる
部屋数にもよりますが、広い横長リビングをつくろうとするとほかのお部屋はどうしても狭くなりがち。
自由に間取りを考えられる分、居室や寝室とリビングの床面積バランスは悩ましいポイントです。
【対策】⇒廊下のない間取りで床面積確保
広い横長リビングと余裕ある寝室の両立を目指すなら、廊下をなるべく短くして床面積を確保するのがおすすめです。
リビングを回廊のように使うことで、居室を削ることなく廊下の分拡張することができます。
リビングを中心とした動線で、家族が集まるコミュニケーションスペースになりやすいのも廊下のない間取りの特徴。
■ まとめ:ライフスタイルにピッタリの横長リビングで、理想の暮らしを♪
大きな窓による開放感が魅力の横長リビングは、おうち時間が増えている現代にピッタリな間取りです。
ご家族の人数やライフスタイルに合わせた理想の横長リビングで、素敵な生活を実現してみませんか?
私たちSHUKEN Reはお客様のライフスタイルに合わせたリノベーションプランで、理想の住まいづくりをお手伝いしています。
ほかにもたくさんのリビングリノベ事例を公開していますので、ぜひデザインや間取りの参考にチェックしてみてください。
東京世田谷区のショップと千葉浦安の本店では、お住まいの図面をもとに間取りのご相談も受け付けています。
オンライン相談会も実施していますので、なかなかお時間が取れない方も気軽にご相談してください。
お家づくりが大好きな私たちと一緒に、楽しく理想の住まいの話で盛り上がりましょう♪
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