公開日:2020-04-25 更新日:2024-07-04
【事例特集】おしゃれなリビングの間取りアイデア
ごく一般的な間取りのマンションを、思い描く理想の住まいに作り変えるリノベーション。
中でもマイホームの主役であるリビングは、デザイン・間取りにこだわるとグッと全体の魅力がアップします。
そこで今回は、実際のリノベーション事例をもとにおしゃれなリビングづくりのアイデアをご紹介します。
目次
■ 中古マンションの間取り変更は可能?
リノベーションに取り組むにあたってまず気になるのは、中古で購入するマンションが間取り変更可能かどうかという点です。
結論としては、間取り変更可能なマンションと、不可能なマンションどちらも存在します。
マンションの間仕切り壁は構造を支えるコンクリートの場合と、木材や石こうボードによる構造の場合があります。
建物全体を支えるコンクリート壁の場合は、撤去・移動などが不可能なため間取り変更は基本的にできません。また、コンクリート壁ではない場合も、マンションの規約などで間取り変更できないケースがあります。
こうした構造上・規約の問題は一般の方には判定が難しく、適当な物件選びをしてしまうと間取り変更できず後悔につながる可能性も。
なるべく早い段階でご相談いただき、一緒にリノベーションに適した物件探しをすると失敗がありません。
SHUKEN Reは住まいのプロとして中古マンション探しのアドバイスや、物件探しからリノベーションにまで一貫してお手伝いする「ワンストップリノベ」にも対応しています。理想のリビングをつくれる物件を探すことも可能ですので、お気軽にご相談ください。
■ おしゃれなリビングリノベーション施工事例集
実際のリビングリノベーション事例を写真とともにチェックしていきましょう。さまざまなライフスタイルに合わせた間取りの工夫に注目してみてください。
【事例1】和室をつなげて大きなリビングに
BEFORE
AFTER
もともと和室だったお部屋をリビングとしてつなげ、家族全員がくつろげる大きな空間にしたリノベーション事例です。
お子さんが思い切り遊べるハンモックやおもちゃをしまえる棚など、リビングで楽しく過ごせる工夫を盛り込んでいます。
キッチンの正面に遊びのスペースがあるため、食事の支度をしている時もお子さんとコミュニケーションも取りやすいです。
テレビとソファを配置したくつろぎスペースは、天井に癒しのウッドデザインを施してゾーニング。間仕切りをつくらず解放感のある空間としながらも、それぞれのスペースが持つ役割を主張しています。
一つなぎのLDKはシンプルなデザインになりがちですが、それぞれのエリアのカラーや素材を変えると空間に変化を持たせることができます。
【事例2】リビング間仕切りで使い勝手に合わせる
BEFORE
AFTER
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
広々したLDKの一角に子供部屋を設け、リビングでくつろぐ家族とコミュニケーションが取りやすい間取りです。
お子さんの就寝後は間仕切りを閉じてリビングで映画を見るなど、シーンに合わせて使い分けできる点も良いですね。
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
壁掛け設置のテレビ面を手前にオフセットすることで収納スペースを作り、表から生活感が見えない工夫も。
モルタル仕上げのテレビ壁面は空間のアクセントとして、おしゃれな印象づくりにも一役買っています。
【事例3】スケルトン天井でリビングの開放感アップ♪
AFTER
和室をリビングにつなげて拡張し、ボード天井も撤去して天井高をアップしてさらに解放感を与えています。
お部屋全体のテイストに合わせ、あらわになったダクトもホワイトにしているのも存在感を感じさせないテクニックです。
カラーをそろえたレンガ調のアクセントウォールは、解放感を維持しつつおしゃれなイメージを演出しています。
振り返ったキッチン・ダイニング側はネイビーカラーでまとめることで、キッチン自体の存在感を抑えて空間に溶け込ませています。
キッチンカウンターでの軽食やワークスペースでの仕事など、様々な使い勝手ダイニング側に集約。
リビング側はくつろぐだけの空間にすることで、一部屋の中でメリハリをつけた使い分けが可能です。
【事例4】廊下のない効率的な間取り
元の4LDKから一部屋減らしてリビングを拡張し、廊下も減らすことで動線効率が良く開放感のある間取りに♪
廊下をなくすことで数畳リビングを広げられるケースもあるので、積極的に検討してみたいアイデアです。
■ リビング中心のライフスタイルによるメリット
・家族のコミュニケーションが生まれる
大きくて快適なリビング中心の生活は、自然と家族が集まりコミュニケーションが生まれるのが魅力です♪
育ち盛りのお子さんはパパママと一緒に楽しい時間を過ごせますし、思春期になっても程よい距離間をキープできます。
・居室より広いため解放感がある
一人用の居室よりはるかに広いリビングが持つ開放感は、長い時間を過ごす場所としてピッタリ♪
狭い方が落ち着くケースもありますが、やはり広い場所でのびのび過ごせるのは幸せなことですよね。
・寝室はコンパクトにできる
広いリビング中心のライフスタイルなら、寝室や子供部屋は寝るだけのコンパクトな部屋でOK♪
特に面積に限りがあるマンションでは一人一部屋の確保は大変なことですが、寝るだけの小さなお部屋なら難しくありません。
部屋数が足りないときは、リビングで過ごすライフスタイルを採り入れてみるとうまくいくかもしれません。
■ リビングづくりの後悔を防ぐポイント
どんな間取りにも注意すべきポイントはありますが、大きなリビングづくりも同様です。
住み始めてから後悔につながりやすいポイントを知っておき、事前に対策して失敗を防ぎましょう。
・来客を想定する
お子さんの友達や仕事関係の方など、来客が多い場合はリビングに通す際の配慮をしておくと後悔しづらくなります。キッチンやダイニングなど生活の場が見えてしまうリビングは、急な来客があると慌てて片付けることになりかねません。
完全に仕切ってしまうと閉塞感が出てしまいますから、対面キッチンや造作カウンターなどで緩やかにキッチンの視線を遮ると良いでしょう。シンクやコンロなどあまり見てほしくない箇所の前に収納を設けると、目隠しにもなって無駄がありません。
リビングの一角に、来客時だけ間仕切りできるスペースを設けておくのもおすすめのアイデアです。普段は開放して広く使い、お客さんが来た時だけ来客スペースとして活用できます。
・照明にこだわる
お部屋の印象や使い勝手を大きく左右する照明器具のチョイスにも注意しましょう。リビングでの過ごし方や好みのテイストに合わせて、器具の種類や配置にこだわると後悔を防げます。
例えばリビングで読書をする際、自分の背後に光源があると影ができてしまい読みづらくなってしまいます。読書をするゾーンではスポット的な照明器具は避け、なるべく広がりのある照明器具を選ぶと良いでしょう。
明るさが不足しても目を悪くしてしまう場合がありますので、照明の系統をいくつかに分けて読書中は明るさを追加するなどの工夫も有効です。
食後や就寝前の時間をゆったりと過ごしたいときは、光源が直接目に入らない間接照明を用いるとリラックスしやすくなります。
埋め込み式のダウンライトやスポットライトなどを選んで壁面をやさしく照らすと、ホテルのようなおしゃれな空間に。
照明器具の交換や移動が容易なダクトレールを設置しておくと、気分に合わせて照明を調節できて便利なためおすすめです。
照明は間取りや内装のデザインより後回しになりがちですが、リビングでの過ごし方に合わせてしっかりプランニングしましょう。ご家族のライフスタイルに合わせた照明プランニングもお任せください。
■ まとめ:リノベーションで素敵なリビング生活を
今からリノベーションに取り組むのであれば、将来を見越して過ごしやすく広いリビングをつくってみませんか?
家族が集まり思い思いの過ごし方ができるリビングは、毎日の生活に彩りを与えてくれるでしょう。
理想のリビング空間をつくるためには、たくさんのリノベーション事例から良いアイデアを採り入れるのが一番確実。
SHUKEN Reは東京・千葉エリアを中心とした多数のリノベーション実績をもとに、ライフスタイルに合わせたピッタリのプランをご提案します。
ここでご紹介した以外にもたくさんのリノベーション事例がありますので、ぜひご覧ください。
リフォーム・リノベーションに関するご相談はどんなことも大歓迎です♪
これから購入する物件のリノベ、ご自宅のリノベなど、お気軽にご相談ください。