Smart & Simple
エリア | 東京都 |
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物件種別 | マンション |
築年数 | 46年 |
広さ | 64.5㎡ |
施工期間 | 2か月 |
物件費用 | 非公開 |
リノベ費用 | 870万円 |
家族構成 | ご夫婦+猫ちゃん |
Smart & Simple
出会いはRENOVATION BOOK CAFE
ご結婚後9年住んだ賃貸物件がスペース的に手狭ということもあり、中古物件を購入してのリノベーションを決意されたSさまご夫妻。リノベを勉強するつもりでフラッと立ち寄った恵比寿・howzlife1FのRENOVATION BOOK CAFEでそのテイストを気に入ってくださったご夫妻は、物件を購入してすぐにhowzlifeにご相談。ご相談当初はインダストリアルに傾倒し黒とモルタルを強めに使う予定だったのが、じっくり相談しているうちに考えが徐々に変化。そして行き着いたのが「理想のキッチンを実現しつつ、飽きのこないナチュラルテイスト」でした。
飽きのこないシンプルデザインにインダストリアルのポイント使い
壁や天井は一面のみを残して白一色に統一したリビングダイニング。打ちっぱなしの天井も、インダストリアルであればそのまま活かすところですが、そこもあえて白に塗装することで飽きのこない清潔感を追求。全面床暖房を採用したフロアもオーク調の化粧材でナチュラル感を加味させています。バルコニー側を全面リビングダイニングとした間取りで眩しいほどの採光を実現している点もポイント。以前は区切られていた区画ですが、全面リビングとすることで南東を向いた高層階のバルコニーからは、たっぷりの朝日が望めます。そして壁の一面を淡いグレーで仕上げたことでナチュラルな空間にアクセントを添えています。寝室もリビングと同様、白い空間の一面だけトーンを変える手法で、フロアをブルーに。おしゃれで、それでいて落ち着いた空間に仕上がりました。
また、インダストリアル味を少しだけ効かせたブラックのドアや、リビングまで一直線に繋がる動線、自転車が収納できるほどのスペースを確保したモルタルのエントランスなど、シンプルだけどディテールには凝って、なおかつ使いやすい工夫を施しました。
リノベのツボ1。「二人で使える、理想のキッチン」
まず、奥様が「絶対に欲しい」と希望されていたのがパントリー。趣味が陶芸とのことで食器類がたっぷり収納できるスペースは必須だったそうです。こちら、物件のスペース的にかなり厳しかったのですが、動線をシンプルにすることによって十分な容量のパントリーを確保できました。手を伸ばせば届くところに食器があり、なおかつしっかり目隠しもされているこのパントリーの造りは奥様の熱意から生まれました!
L字型のステンレスキッチンもとってもこだわったポイント。悩んだ末にスペースを食ってしまうアイランド型ではなくL型としましたが、結果的にこちらの方が良かったとのこと!天板&シンクは使いやすいサイズと配置を考えてツールボックスにオーダーした一品。たっぷりスペースを取った奥行き75cmの天板に、L字の端に位置するように設えたシンクはとても使い勝手が考えられたもの。キッチンに立つと左手にシンク、そして右手側に手を伸ばせばコンロという配置も絶妙! キッチン内側のスペースも大人2人がストレスなく動き回れる空間を確保しています。また、Sさまのこだわりでキッチンカウンター腰壁はモルタルで造作。ウッドのフローリング・ステンレスカウンター・壁床のタイルをつなげる素材はモルタルにしたい!という思いがあったそう。そのあたりのSさまのセンスやバランス感覚がhowzlifeの提案とマッチしてこういうキッチンが完成しました。
リノベのツボ2。「さりげないDIY」
コストコントロールのためDIYアイテムが多数。容量たっぷりのパントリーの中の棚はご自身で取り付け。キッチン背面の壁に設置した棚もご夫婦がDIYで取り付けたものでワイングラスホルダーももちろんDIY!このような積み重ねが「予算内」に収めるポイントに。
こちらのLIMIA取材記事もぜひご覧ください!
「夫婦で料理できるキッチンが実現!“飽きないシンプルさ”にこだわったリノベ物件レポート」
◉パートナーDATA
デザイン howzlife
実施設計・施工 SHUKEN Re