収納をインテリアに|おしゃれな造作家具を手に入れるリノベーション
綺麗な部屋をキープするためには、収納スペースの存在は欠かせません。とはいえ、いかにも収納!というような家具はなるべく置きたくないですよね。そこで、家具のような収納スペースとしておすすめしたいのが『造作家具』です。リノベーションのタイミングで、インテリアのような収納スペースとなる造作家具をつくっておけば、よりおしゃれな暮らしを実現できるはずです。
今回は、リノベーションのタイミングで取り入れておきたい造作家具とおしゃれな収納のつくり方について、まとめてご紹介します。
コラムのポイント
・おしゃれな家は、基本的にスッキリと片付いています。それは家主の性格にもよりますが、おしゃれな暮らしをしている多くの人は散らからないよう間取りを工夫し、片付けが苦にならないよう収納スペースを上手く取り入れています。
・造作家具をつくり、インテリアのような収納をつくることで、よりおしゃれな暮らしを実現することができます。リノベーションのタイミングで取り入れてみようかな…という方は、どんな収納がいいのかイメージを描き、リノベーション会社に相談してみましょう。
Contents
散らからない部屋で始めるおしゃれな暮らし
『おしゃれな家』と聞いて思い浮かべるのはどんな家ですか?多くの人は、デザイン性の高いおしゃれな空間だけでなく、いらない物が散らかっていないスッキリとした空間を思い浮かべたのではないでしょうか。おしゃれな家は、基本的にスッキリと片付いています。それは家主の性格にもよりますが、おしゃれな暮らしをしている多くの人は散らからないよう間取りを工夫し、片付けが苦にならないよう収納スペースを上手く取り入れているのです。
使う場所や収納する物によって、どんな収納がフィットするのかは異なります。シンデレラフィットする収納を使うことができるのが理想ですが、自分たちの暮らしに合わせてフィットする収納を探し当てるのはなかなか難しいもの。空間に合っていない収納を選んでしまっては、おしゃれな空間が台無しになってしまいます。
そこで取り入れたいのが、それぞれの家に合わせてオーダーメイドでつくられた『造作家具』です。
造作家具と普通の家具の違い
造作家具とは、インターネットやインテリアショップで購入する家具とは異なり、家に合わせて自由なサイズで製作された家具のことです。好きなサイズ、好きなデザインでつくるまさにオーダーメイド家具です。
リノベーションのタイミングで造作家具をつくって置けば、部屋の雰囲気や素材、色やデザインにぴったりの家具が手に入ります。追加で購入した家具のサイズが合わなかった…素材がチグハグになってしまった…という失敗もありません。
手間暇かけてつくられるため時間と費用はかかりますが、つくったことを後悔しないような満足のいく家具が手に入るはずです。
収納をインテリアにするアイディア
造作家具なら、まるでインテリアのような収納をつくることができます。
壁面本棚
図書館にあるような、床から天井までの壁一面につくられた本棚を壁面本棚といいます。本や雑誌の収納はもちろんのこと、普段使っている化粧品や子どものおもちゃなど、様々なものを収納することができます。
あらかじめつくられているため、部屋の雰囲気を損なうことはありませんし、大容量のスペースなので多少荷物が増えても安心です。引き出しやカゴなどを上手く組み合わせれば、見た目を気にすることなく片付けることができます。もちろん、大切な本や雑誌、図鑑や漫画などをたっぷり並べることもできます。『見せる収納』と『隠す収納』のバランスを取りながら収納すれば、よりおしゃれにすることができるでしょう。
また、造り付けになっている壁面収納は、地震に強いのも魅力です。壁に固定されているため、転倒する心配がありません。
収納付きダイニングテーブル
家族が集まるダイニング。そのダイニングに置くダイニングテーブルも、収納スペースにすることができます。
ダイニングテーブルのサイド部分にシェルフがついているものや、引き出しがついているものなど近年多くの収納付きダイニングテーブルが増えています。しかし、売られている収納付きダイニングテーブルは不要な引き出しがついていたり、いまいちおしゃれに見えなかったりとなかなか手が出ないことも。そんな時、造作家具でつくる収納付きダイニングテーブルなら、部屋の雰囲気を壊すことなくおしゃれなインテリアとして使うことができます。
ハサミやボールペン、ガムテープといったよく使うものだけでなく、机で行う仕事のパソコンやノートなども収納できるようにしておけばとても便利です。
カウンター収納
キッチンカウンターのした部分を収納スペースとして活用する、カウンター収納。既製品で探そうとすると、奥行きや高さなどぴったりなものはなかなか見つからないですよね。
造作家具でつくって終えば、スペースを有効に活用し、かつおしゃれなインテリアとして収納を使うことができます。趣味で集めている食器を飾ったり、調味料を収納したり、幅広い用途があります。あまりごちゃごちゃと物を置きたくないという方にとっても、カウンター収納なら使い勝手の良い家具として使用することができます。
造作棚
部屋に合わせてつくられた棚は、奥行きや高さを自由に決めることができます。キャビネットのような大きな収納ではなく、時には収納として、時には飾り棚として、様々な使い方ができるのが魅力です。収納するものに合わせてサイズを決めることができるので、収納したいものが入らなかった、サイズが合わなかった、ということもありません。
リノベーションのタイミングで造作棚をつくることで、家全体のバランスを見ながら設計してもらうことができます。設置に適した場所のアドバイスをもらうことで、より納得できる棚をつくることができるでしょう。
造作家具づくりは収納の基本をおさえてから
家が片付かない原因の多くは、次の2つの理由が挙げられます。
① 収納に対して物が多すぎる
収納スペースに対して物が多すぎる場合、その収納スペースから物がはみ出してしまいます。せっかくリノベーションをしておしゃれな家に変えるなら、このタイミングで持ち物を見直しておきましょう。新しい暮らしに必要な物だけを持っていくようにすれば、おしゃれな造作家具に収まりきらない…ということもありません。
② 物の定位置管理ができていない
物を収納する場所である『住所』が決まっていることが、部屋を片付けるためにはとても重要です。造作家具をつくっておけば、あらかじめ物の住所を決めることができます。物の住所が決まっていれば、その場所に使った物を戻すだけなのでいつも家を綺麗にキープすることができます。
造作家具でインテリアのような収納をつくっておけば、大人だけでなく子どもにとっても片付けしやすい、住みやすい家に仕上がります。
インテリアのような収納をつくるなら…
造作家具をつくり、インテリアのような収納をつくることで、よりおしゃれな暮らしを実現することができます。リノベーションのタイミングで取り入れてみようかな…という方は、どんな収納がいいのかイメージを描き、リノベーション会社に相談してみましょう。きっと、イメージをもとに納得のいくデザインを提案してもらえるはずです。
まだぼんやりとしたイメージしかない…という方も、ご安心ください。お気軽に資料請求していただき、資料を眺めながらご家族で話し合い、イメージを固めていっていただければ嬉しいです。また、恵比寿のショップやWEBでの無料相談も随時実施しております。そちらにもお気軽にご参加ください。