北欧モダンなリノベーションのコツ|おしゃれなリビング・キッチンのインテリア実例
北欧モダンは、北欧風のあたたかみのあるテイストに、都会的でモダンなテイストが合わさった人気のインテリアスタイルです。
今回は、リノベーションで北欧モダンな家を作りたい方へおすすめの、北欧モダンを取り入れたリビングやキッチンなどの内装・インテリア実例をたくさんご紹介します。
実例と合わせて、北欧モダンインテリアをおしゃれにまとめるエッセンスを分かりやすく解説しますので、家づくりの参考にしてくださいね♪
・北欧モダンのインテリアテイストの特徴とコーディネートのコツが分かります。
・リノベーションのプラン・デザイン検討に役立つ、北欧モダンテイストのリビング・キッチン・ダイニングのリノベーション実例が見られます。
Contents
北欧モダンスタイルとは
北欧モダンスタイルとは、北欧風のナチュラルな要素にモダンな要素をミックスするインテリアデザインのことです。
北欧風インテリアの特徴である
- 明るい色×木のぬくもり
- スポット照明や間接照明
- 特徴的な色柄のファブリック製品
- インテリアグリーン
などのナチュラルなインテリアをベースとして、
黒・グレーなどの濃い目の無彩色や、ガラス・コンクリート・タイルなど、クールで都会的なモダンインテリアの要素をミックスしながら、インテリアデザインをまとめていきます。
北欧風とモダンをどれくらいの比率でミックスするのかは、好みの問題でもあり正解はありません。
自分が好きで落ち着く、最もしっくりくるコーディネートで仕上げることを目指しましょう。
北欧モダンのインテリアコーディネートのコツ
次に、北欧モダンなインテリアをおしゃれにまとめるためのコツを紹介していきます。
何を組み合わせたら良いか迷っている方や、いまいちインテリアにまとまりが出ないとお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
①【基本】北欧風のナチュラルな要素にモダンな要素をミックスする
北欧風インテリアにモダン要素をミックスする際は、
- ① ホワイト、ブラック(モノトーン)要素
- ② ガラス、タイル、金属(光沢)要素
- ③ シンプルで直線的な要素
この2点のモダンインテリアの要素を意識してミックスするとおしゃれにまとまります。
①のモノトーン要素は、木やグリーン(ナチュラル)の中にミックスすることで空間が引き締まり都会的で洗練された印象が増します。
モノトーンの部分を、②のガラスやタイル、ステンレスなど、光沢のあるクールな印象の素材にすると、さらに効果的です。
また、柔らかさを感じる北欧のインテリアや家具の中に、③のシンプルで直線的な要素を入れるのもおすすめ。
上の写真のLDKインテリアコーディネートは、ナチュラルなフローリングや北欧風のソファと、ステンレスやモルタルのモダンな素材を組み合わせた北欧モダンインテリアの実例です。
壁・天井・照明などをホワイトで統一していることや、ハイサイドライトの直線的なラインもモダンに仕上がる重要ポイントです。
②グレーをうまく使う
事例を見る:Case20「howzlife NEXT STYLE」
先ほどお話ししたモダンな要素の1つ「モノトーン」の中でも、インテリア上級者の方は「グレー」を上手に取り入れています。
北欧風の要素をモダンテイストに寄せるのもおすすめです。
例えば、北欧柄のアクセントクロスやファブリックも、グレーがかったブルーなど、あえて少し彩度を落とした色選びをすると北欧モダンテイストになりますよ。
③ダークブラウンのアクセントカラー
北欧モダンで、グレーとともに注目したいのが「ダークブラウン」のアクセント使いです。
ダークブラウンの濃い目の色は、空間に落ち着きや高級感を与えてくれます。
特に、フローリングやダイニングセット、ソファなどの、面積の大きな木目の色味をダークブラウンにすると、空間が引き締まってモダンな印象が強くなります。
この他にも、キッチン、ラグ、カーテン、チェスト、照明などにダークブラウンをアクセントとして取り入れてみましょう。
④家具類は脚付きで高さを抑え目に
北欧家具といえば、曲げ木で繊細な曲線、下に向かって脚が細くなるテーパードレッグのチェアやソファ、テーブルが有名ですよね。
木のぬくもりを感じるデザイン性の高い家具は普遍的・シンプルで合理的なおしゃれさがあり、年齢や性別を問わず、誰もが使いやすく、好みやすいデザインでもあります。
北欧家具は、ソファやチェストなども脚付きのものが多く、床が見えることで空間が広くスッキリと見えます。脚付きはお掃除がしやすいのもメリットですね。
また、天井まである壁面収納などは少なめにして、家具全体の高さを抑えるのもポイント。北欧のゆったりとしたライフスタイルをインテリアでも演出できますよ。
北欧モダンのおしゃれなリノベーション実例
リノベ専門の不動産howzlifeと、リノベーション工事を手がけるSHUKEN Reがお手伝いした、北欧モダンなインテリアでまとめたリノベーション実例をご紹介します。
リビング、キッチン、ダイニングなど、場所別にコーディネート実例をピックアップしましたので、家づくりの参考にしてくださいね。
①リビング
事例を見る:Case20「howzlife NEXT STYLE」
白木のダイニングセットが印象的な北欧スタイルのLDKは、壁と天井もホワイトで統一してより洗練された印象に。
大きな額縁のような木枠でつくったベンチは、ダイニングチェアとしても、ディスプレイ棚としても使えます。
濃い目のブラウンのヘリンボーンフロアと壁一面のグレーのアクセントクロスが主役の北欧モダンなLDK。
ヘリンボーンフロアは北欧風のお部屋にもよく使われます。ダイニングセットの色味も床と合わせて、モダンでありつつも、どこか懐かしさも感じるあたたかみのあるお部屋になりました。
こちらも、ナチュラルなフローリングとグレーのアクセントクロスをベースにした北欧モダンインテリアのリビングです。
脚付きの家具で統一しているので床面が多く見えて広々と感じられます。
②キッチン
キッチンに北欧モダンテイストを取り入れるなら、キッチンカウンターやキャビネットにグレーを選択してみてはいかがでしょうか。
ステンレスキッチンや、モールテックスのような防水性の高いモルタルキッチンもおすすめです。木目との相性もよく、まさに北欧モダンにぴったりなキッチンですよ。
事例を見る:Case25「Life with My Home」
こちらの北欧風キッチンは、ステンレスの天板と木目のキャビネット扉を組み合わせています。
壁面にホワイトのタイルを採用したのもポイント。金属やタイルの光沢感がモダンな印象を強めてくれます。
③ダイニング
事例を見る:Case12「ホワイト クラシカル&リラックス」
北欧風スタイルのテーパードレッグ(下に向かって細くなるデザイン)テーブルとチェアは、それだけで一気に北欧風のダイニングになる主役級の家具です。
モノトーンやダークブラウン、グレーを要所に使った北欧モダンのセオリー通りのインテリアデザインで、飽きのこない、落ち着けるダイニングに仕上がりました。
水色とホワイト、ブラック、白木で統一された北欧テイストのダイニングキッチンです。
ナチュラルだけどどこか高級感のある内装に感じるのは、ダイニング奥のタイル風壁のおかげ。
アクセントウォールは周囲との色の違いだけでなく、異なる素材感でもポイントを作れるのでぜひ真似してみてくださいね。
まとめ
今回は、北欧モダンなお部屋のインテリアづくりのコツを、リノベーション実例を交えてご紹介しました。
リノベーションは、単にデザインや間取りを変えることではなく、暮らしやすさを向上させて今よりももっと幸せになるためのプロジェクトです。
好きなテイストにとことんこだわった家に住みたい、今までの賃貸ではできなかった暮らしがしたい…そんな場合には、中古住宅を自分仕様にリノベーションして住むという選択肢があります。
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