トイレのリノベーション計画│おしゃれな床や壁にするポイントとは?
リノベーションをすると生活が快適で便利に、そしておしゃれで理想の空間に仕上げることができます。
今回はそんなリノベーション計画の中から、トイレについて詳しくお伝えしていきます。
- トイレは用を足す場なので、機能性を上げたい
- 音漏れやニオイ漏れへの対策方法がしりたい
- 狭いスペースをおしゃれにするには?
それぞれのポイントをまとめてご紹介するので、リノベーション計画にぜひお役立てください。
・トイレをおしゃれな空間に仕上げる5つのポイントをご覧下さい。
Contents
トイレのリノベーション│快適に利用するためのポイント
快適なトイレにするポイントをご紹介します。
家族の利用方法や生活スタイル、好みなどに合わせて利用しやすいトイレにしていきましょう。
トイレの位置
トイレの位置は適切か確認しましょう。
トイレの位置によっては、家族が集まるリビングに音が漏れやすくなるので、気兼ねなくトイレを利用することができません。
またトイレの入り口が見える位置にあるのも、人によっては出入りがしにくいかもしれません。
トイレを玄関付近に設置するなど、 廊下を挟むと他の部屋とも距離が確保でき効果的です。
リビングとの間をドアで仕切ることができれば、音漏れや出入りを見られる心配がありません。
トイレの位置を移動するには、排水管をただ伸ばすだけでなく、勾配をつくる必要があります。
距離や勾配によっては希望の位置まで、トイレを移動させることが難しいかもしれません。
中古物件を購入する際は、リノベーションを依頼する業者を通して、トイレの移動が可能か確認しましょう。
トイレの種類
トイレには大きく分けて、タンクありとタンクなしがあります。
タンクありのトイレは、タンク部分で手を洗うことができるので、手洗い場をつくる必要がありません。
タンク分のスペースを使いますが、縦長のスペースであれば負担にはならないでしょう。
またタンクなしのトイレはコンパクトでおしゃれな印象です。
さらにトイレには脱臭機能や自動お掃除機能など、生活が便利になる機能がさまざま搭載されています。
ただし、停電時には水を流すことができなくなることや、タンクありと比較すると価格が高いことがデメリットになります。
生活スタイルに合わせたトイレ選びをして、利用しやすく整えましょう。
トイレのドア
トイレのドアには引き戸と開き戸があります。
開き戸は気密性が高いので、音漏れやニオイ漏れがしにくい反面、扉の向こうを気にしながら開閉する必要があります。
引き戸は扉のすぐ前に居ながら開け閉めができるので車椅子の方でも利用しやすいことから、介護を見据えたリノベーションにも最適です。
扉が閉まりきる前に動きが遅くなる機能が付いているので、手をはさむ心配がありません。
扉をスライドさせるスペースが必要なので、トイレの位置によっては設置が難しいケースもあります。
トイレの広さ
トイレの広さは、一般的に幅80㎝程度でつくられます。
コンパクトな空間の方が落ち着く場合は問題ありませんが、開放感がほしい、将来車椅子でも利用したい、子どものお世話をするスペースが欲しいなどの希望がある場合は、100㎝~1200㎝程度に見直していきましょう。
トイレのリノベーション│おしゃれにするポイント
次にトイレをおしゃれにするポイントをご紹介します。
毎日利用するトイレをおしゃれに仕上げて、お気に入りの空間にしていきましょう。
照明にこだわる
トイレの照明はダウンライトが使われることが多くあります。
スッキリした印象に仕上がりますが、ペンダントライトやブラケットライトもおすすめです。
おしゃれな照明器具が豊富にあるので、インテリアのアクセントになるでしょう。
床にタイルを貼る
トイレの床はお手入れがしやすいことから、クッションフロアを利用することがほとんどです。
柄や色も豊富に揃っているので、おしゃれな空間に仕上げることができますが、高級感を演出するとなると不向きと言えるでしょう。
そこでおすすめしたいのが「タイル」です。
クッションフロアと同様に耐久性があり、デザインも豊富。重厚感があるのでリッチでおしゃれな印象になります。
その反面、脚触りが冷たく寒いデメリットがあるので、スリッパやマットの使用は必須になるでしょう。
壁にアクセントクロスを貼る
トイレの壁をアクセントクロスでデザインすると、おしゃれな空間に仕上がります。
天井や壁の1面、また壁を上下にわけてクロスを変える「腰壁」もオススメです。
狭い壁なのでインパクトのある色や柄を利用しやすいので、遊び心をもって楽しむことができます。
全面の壁をリビングなどと一変すると、個室としてのメリハリを感じることも可能です。
また壁紙には消臭効果や汚れ防止効果など、機能性が備わったタイプもあるので、必要に応じて取り入れていきましょう。
手洗い場をデザインする
トイレ内に手洗い場を設ける場合は、トイレのイメージに合わせたおしゃれな手洗い場にしていきましょう。
洗面ボウルやカウンター、蛇口などを選んで造作すると、おしゃれでオリジナルな手洗い場になります。
トイレが狭い場合は、トイレの外に洗面スペースを設けることも可能です。
玄関付近にトイレがある場合は、家に帰ってからすぐに手を洗う動線を整えることができるでしょう。
ニッチで飾り棚をつくる
トイレ内は殺風景になりがちですが、ニッチをつくることでおしゃれにデザインすることができます。
ニッチとは壁の厚みを利用してる作られる「へこみ」部分のことで、奥行き13㎝程度のサイズも可能です。
横幅は柱と柱の間がどのくらい空いているかによって決まるので、計画時に確認しておきましょう。
ニッチを飾り棚にして観葉植物や小物を飾ったり、ニッチ部分だけモザイクタイルを貼ったりすると、トイレ内が華やかになります。
また扉付きの棚にすることも可能なので、トイレットペーパーや掃除道具の収納スペースとしても有効です。
まとめ
トイレは毎日利用する大切なスペースなので、快適に利用しやすい実用性と、おしゃれなデザイン性を兼ね揃えたリノベーションをしていきましょう。
中古住宅を購入する際は、トイレの位置を移動する必要があるのか、また移動は可能なのか確認してください。
希望の間取りに整えることで、トイレの利用がしやすく生活動線が快適に整います。
さらにトイレ内の機能性やデザイン性を計画して、理想の空間に仕上げていきましょう。
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