欄間（ランマ）とは、天井と鴨居の間にある開口部のことです。 元々は採光や通風を確保するために設けられました。欄間の種類には、光を取り入れる明かり取り欄間、風を通すための風通し欄間、装飾を施した彫刻欄間などがあります。

部屋に開放感を与えたり、装飾としての役割も果たします。 欄間があることで、天井が高く感じられるというメリットがあります。 反対に、欄間があると家具の配置が制限されたり、プライバシーが確保しづらいというデメリットもあります。

リノベーションでは、欄間を撤去して壁や収納スペースにしたり、ガラスブロックや格子を入れてデザイン性を高めることがあります。 欄間のデザインや素材によって、和室を和風モダンな雰囲気にしたり、洋室との調和を図ったりすることも可能です。住宅のデザインや間取り、採光、通風、プライバシー、予算などを考慮して決めることが大切です。