構造用合板とは
構造用合板とは、住宅の耐震性や強度を確保するために、壁や床、屋根などに使用される建築材料です。薄い単板を繊維方向が直交するように複数枚重ねて接着することで、一枚の板として高い強度を実現しています。面で支えるという特徴から、地震や台風などの外力に強く、住宅の倒壊や変形を防ぐ効果があります。
メリットとしては、耐震性・強度に優れている点に加え、断熱性や遮音性の向上、施工性の良さ、コストパフォーマンスの高さなどが挙げられます。
一方、湿気に弱いため、適切な施工や換気対策が必要です。リノベーションやリフォームでは、既存の壁や床を解体した際に、構造用合板の劣化状況を確認することが重要です。
劣化が激しい場合は、新しい構造用合板に交換することで、住宅の耐震性を向上させることができます。間取り変更などを行う場合にも、構造用合板を適切に配置することで、強度を保ちながら、安全な空間を作ることができます。
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