土間とは

土間

土間とは?玄関や勝手口の使い勝手を高める床仕上げ

土間とは、玄関や勝手口、屋内外のつなぎ目などに設けられる、コンクリートやモルタルなどで仕上げた床面の低いスペースを指します。屋外と屋内の中間領域として、靴のまま作業できる実用性の高さが特徴です。

 

土間は「おしゃれ空間」としても注目

昔ながらの土間は実用重視の空間でしたが、現在では「土間のあるおしゃれな家」として、ウォークイン型のシューズクロークにしたり、カフェ風のデザインや無垢材とのコントラストを活かした内装が人気。

マンション・戸建てでも玄関から続く広めの土間スペースに、自転車やアウトドア用品を収納したり、観葉植物を飾るなど、趣味と実用を兼ねた空間づくりも注目されています。

 

土間の5つのメリット

・靴のまま出入りできて便利

 ベビーカーや自転車、アウトドア用品の出し入れがスムーズになります。

・ガーデニング・DIYの作業スペースに最適

 汚れても気にならないため、植物の植え替えや修理作業などに活躍します。

・収納力アップ

 棚やフックを設置すれば、玄関周りがすっきり片付きます。

・耐久性・耐水性に優れた床材が選べる

 コンクリート・タイル・モルタルなど、水や汚れに強い素材でお手入れが簡単です。

・空間にゆとりと個性をプラス

 リビングに土間をつなげれば、開放的でおしゃれな間取りに仕上がります。

 

土間のデメリットと注意点

  • 冬場の冷え対策が必要

    土間は断熱性が低いため、冬は足元が冷えやすくなります。断熱材を入れたり、床暖房を併用するなどの工夫が求められます。

 

  • 段差によるバリアフリー性への配慮

    フラットな空間に比べて段差が生まれることがあるため、高齢者や小さな子どもがいる家庭では注意が必要です。

 

土間のある家を実現するリノベーションのポイント

土間を取り入れたリノベーションを成功させるには、用途やライフスタイルに合わせて、設計段階から素材・広さ・仕上げを検討することが重要です。

 

用途に合わせた土間設計の例

  • 自転車を収納するなら

    土間スペースを広めに取り、壁にラックやスタンドを設置すると便利です。

  • ガーデニングを楽しみたいなら

    水や土に強いタイル仕上げや、排水計画を考慮した設計がおすすめです。

  • ペットの足洗いやアウトドアギアの手入れに

    水栓付きの土間にすれば、散歩後の足洗いや泥汚れの洗浄にも役立ちます。

 

リノベーション・リフォームで「土間のある暮らし」

おしゃれで実用的な「土間」は、玄関だけでなくリビングや土間収納としても使える万能スペース。ライフスタイルに合わせた土間のあるリノベーションは、暮らしに新しい価値を与えてくれます。

まずはご自身の生活動線や趣味に合わせて、どんな土間が最適かを考えてみましょう。設計の工夫次第で、冷えや段差などの課題もクリアできる住まいづくりが可能です。

SHUKEN Reではマンション・戸建てのリノベーションやリフォームで、土間をおしゃれで機能的なスペースとして最大眼に生かす「土間動線リノベ」が得意です。

用途やライフスタイルに合わせて、素材や広さ、仕上げなどを検討することが大切です。

例えば、自転車を収納する場合は、土間の幅を広めに確保したり、水はねが気になる場合は、タイルやモルタルなど、水に強い素材を選ぶと良いでしょう。

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