矩計図(かなばかりず)とは

矩計図(かなばかりず)

矩計図は、建物を上から見たときの部屋の配置や広さ、壁や窓、ドアなどの建具の位置や寸法を正確に記した図面です。平面図と似ていますが、より詳細に寸法が記載されている点が特徴です。リノベーションやリフォームにおいて、矩計図は正確な工事範囲の把握、見積り作成、施工指示に役立ちます。

 

具体的には、既存の壁や窓の位置、寸法を把握することで、新しい間取りやインテリアの配置を検討する際に役立ちます。また、建具のサイズや位置がわかるため、家具の配置計画も立てやすくなります。さらに、コンセントやスイッチ、照明の位置も確認できるため、電気配線の計画にも役立ちます。

 

しかし、矩計図は専門性が高く、図面の見方や解釈には知識が必要です。

 

そのため、リノベーションやリフォームの際は、設計者や施工業者に相談しながら、図面の内容を理解することが重要です。正確な矩計図に基づいて計画を進めることで、イメージ通りの空間を実現することができます。

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