建蔽率(けんぺいりつ)とは
建蔽率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことです。例えば、100㎡の敷地に、建築面積50㎡の家を建てるとすると、建蔽率は50%になります。用途地域によって、建蔽率の上限が定められています。
建蔽率が低い家は、その分、庭や駐車場などの空地を広く確保できるというメリットがあります。日当たりや風通しが良く、開放的な住まいになるでしょう。
一方で、建築面積が小さくなるため、部屋数を確保したり、収納スペースを広く取ったりするのが難しいというデメリットもあります。
リノベーションやリフォームを検討する際には、用途地域で定められた建蔽率を確認しておくことが重要です。建蔽率を超えて増築することはできません。建蔽率の上限いっぱいまで建築している場合は、増築するのではなく、減築して間取りを変更したり、2階建てにするなど、別の方法を検討する必要があるでしょう。
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