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INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

Not just for me

この記事の見所ポイント

  • 理想の間取りを求めて新築マンション購入からリノベにシフト
  • ひとり暮らしでも大勢の来客を迎えられる間取り
  • ブルーとグリーンを軸に、素材や色を緩やかにつなげた空間設計
  • 毎日の服選びが楽しくなるウォークインクローゼット
  • 大胆なアクセントクロスを上手に使って生活に彩りを!

 

ひとり暮らしのSさまは、当初新築マンションの購入を検討されていましたが、ファミリー向けの間取りが多く、ひとり暮らしに合った物件がなかなか見つかりませんでした。

「物件探しに苦慮している中で、理想の間取りを作るリノベーションに行き着きました」とSさま。

 

SHUKEN Reの施工事例をご覧になったことがきっかけでお問い合わせをいただいたのですが、弊社を選んでくださった理由が他にもあったそうです。

「仕事柄、さまざまな会社とお仕事をするのですが、社員さんの雰囲気と会社の雰囲気って大体似ているんですよね。SHUKEN Reの担当者はいい意味でとてもフラットに接してくださったので、いい会社なんだろうなと思ってお願いすることにしました」

なんでもお気軽にご相談いただきたい、という弊社の雰囲気を感じていただけて良かったです!

 

 

 

カラーや素材をリンクさせた統一感のある空間

 

全体の統一感、特に色の方向性を意識した空間となりました。

「既存の家具と雰囲気を統一したかったこともあって、おおよその色味の方向性は決めていましたね」

 

 

ブルーのリビングドアを開けると、優しいトーンで統一されたリビング・ダイニングが広がります。リビングドアからブルーをベースカラーに、空間が単調にならないよう程よく暖色を加えています。

 

 

Sさまが素敵な陶器を集めていらっしゃることを聞き、キッチンカウンターには弊社から提案した飾り棚を設けました。

「打ち合わせで集めているものの話をしていたのですが、それを飾りたいとか考えていなかったし、依頼もしていませんでした。でも、話した内容を汲んでプランを提案してくれて。以前は箱に入ったままだった陶器を、こうして見られるようになって良かったです」

 

 

 

天井から吊るされたトルコランプや、キッチンの壁に貼られたランタン型のモザイクタイルからSさまのセンスと遊び心を感じさせます。

「遊びに来た友人たちから、トルコランプとタイルの形をリンクさせているのかと聞かれたんです。偶然でしたが言われてみればって(笑)」

タイルを壁全面に貼らなかったのもこだわりのポイント。「ランタンの先端を切っちゃうのは勿体ないので、形が残るようお願いしました」こうした細かなこだわりが素敵な空間を生むのですね!

 

カウンターにはゲストと食事をする際に使うホットプレート用のコンセントがあります。

「エクステンションの机を使って5人ぐらいが座れるようにしています。賃貸の時から人が来ることが多かったので、その辺りも意識しました」

 

 

お料理をするためキッチンスペースは広め。特にワークトップが広くなったメリットが大きいそうです。

「キッチン道具を外に置けるようになったので、出し入れする手間がなくなりました。それでも余裕があるので調理する時は本当に楽ですね」

来客時には、手伝ってくれるゲストと同時に作業ができるように通路を広く取っています。奥のスライドドアは洗面室へと繋がっており、回遊できるようにしました。

 

 

リビング・ダイニングに面した和室は来客用で、ご親戚やご友人が泊まる際の寝室になります。

「当初は和室の必要性はそれほど高くなかったのですが、レイアウトを提案してもらう中で、アクセントになっていいなと思いお願いしました」

スライドドアにすることで、独立した部屋としての機能を持たせつつ、普段はリビング・ダイニングの一部として圧迫感を出さない工夫がされています。

 

 

格子はSさまからのご提案でした。「格子を採用している事例が可愛かったのと、リビング・ダイニングにあるエアコンの風を和室にも取り込みたくて」元々、この場所に独立した部屋があったため、室外機から和室に伸びる配管を隠す梁が、リビング・ダイニングから和室にかけて張り出していました。格子によって和室にエアコンを設置する必要がなくなったため、配管用の梁もなくなり、天井まわりがすっきりしました。

 

 

キッチン脇にあるスライドドアは、トイレや浴室がある洗面室に繋がっています。Sさまがこだわったのが造作の洗面台。

「化粧道具を一時的に置いたりするワークスペースを作るために洗面ボウルを右に寄せました。すごく使いやすくて気に入っています」

 

 

一つひとつ表情が違うところが可愛くて選んだというタイルも素敵。洗面室は、照明やランドリーパイプ、真鍮のタオル掛けなどで色の共通点を作って統一感を持たせています。

 

 

キッチンと洗面台のタイルのカラートーンもリンクさせることで、キッチンとの繋がりを視覚的にも演出しています。

「朝、コーヒーを飲みながらお化粧したり身支度する時とか、ここが繋がっていると本当に便利なんですよ」という話に女性スタッフも強く共感!

 

 

扉を開けて思わず「すごーい!」と言ってしまうのがトイレ。とても華やかで元気が出ます!

「ヨーロッパでリフォームをやっている人の作品集からインスパイアして。ずっといる場所じゃないので、このくらい派手にしてもいいかなと思い選びました」

 

 

テンションが上がる可愛くて使いやすいWIC

 

Sさまが絶対に欲しいとご所望されていたのが、ウォークインクローゼットとワークスペースです。新築マンションの購入を検討されていた際にネックになったのが、このふたつでした。

 

 

玄関から入って左側に、アールの入り口がかわいいウォークインクローゼットがあります。Sさまのお母さまは元々ファッションデザイナーで、今でもSさまに服を制作して送ってくださるのだとか。そのためお持ちの衣類は多め。

「私自身も服が大好きなこともあり、尋常じゃない量があるんです。大量の服を収納できることに加えて、畳まなくてもいいように掛けて整理できる場所が欲しくて」

 

 

外から見える2面のクロスはトイレで使われているクロスの色違いを採用しています。このクロスの葉の色に合わせて入り口の縁はグリーン。ドアは当初から設けるつもりはなかったそうです。

「実家にもウォークインクローゼットがあるのですが、開けっぱなしなんですよ。それを考えると閉める必要性がないなって。出入りも楽ですし、空気の循環にもなります」

壁にかけられた楕円の鏡も入り口のアールとリンクしていて、とても印象的です!

 

 

ひと目でどこに何があるかが分かるウォークインクローゼットを設けたのは、出し入れのしやすさという機能性だけでなく、審美的な面も大きかったそうです。

「ジャンル×色で揃えて収納できるようになりました。その日の気分で着たい色に合わせたいと思ったら、着たい色のゾーンから選んでコーディネートできるようにしたくて。今は服が選びやすくてテンションが上がります。毎日出入りする部屋なので、気分が上がる空間にしたかったんです」

 

 

廊下を挟んで寝室とワークスペースがあります。

隣接するワークスペースを広くするため、寝室はベッドが入る最低限の広さに。アクセントにグリーンベースの花柄のクロスを採用しています。

 

 

廊下から寝室を挟んで設けたのがワークスペース。趣味でレジンやアイロンビーズを使ったハンドメイド作品を作ることもあるため、仕事だけではなく趣味を楽しむ場所としても使えるような空間になっています。

造作デスクは部屋の手前から奥まで設けて、パソコンを置いたままでも作品作りを楽しめる十分な作業スペースを確保しました。デスクの高さに合わせた出窓部分も作業スペースとして使えるようになっています。この高さもこだわりのひとつ。

「実家で使っていた家具が全てヨーロッパから持ってきたもので、日本の家具より高さがあるんです。なので、高さがある方が馴染みがあって使いやすいんですが、日本ではなかなか売っていなくて。今回、造作デスクを作ることにしたので、高さを自分好みにしてもらいました」

 

 

WICから玄関への“おでかけ動線”

 

最後に玄関を拝見しましょう!

 

 

見た目の開放感と通気性を考慮し、シューズシェルフを採用。玄関扉のシートはSさまのDIYで、リノベ後に他の部屋のアクセントクロスに合わせて選ばれたそうです。家の中に入る時に華やかな気分にさせてくれます!

 

 

玄関扉から玄関框までのストロークを長く取ったことで、ゲストが大人数で訪れても、玄関まわりでゆとりを持って迎えられます。

 

 

 

室内に自転車を置きたいというご要望で土間を設けました。さらに服が大好きなSさまならではのポイントも!

「大量にあるコートをかけられるようにしてもらいました。衣替えをしなくてもいいように春物も冬物もここに掛けています。玄関にあれば、靴を選んだ後に上着を選べるのと、玄関からちょっと出て体感温度を確かめてから上に羽織るものを決められるので便利です」。

奥には帽子を置くスペースもあり、ウォークインクローゼットからの服装選びの動線が完璧です!

 

 

リビングドアを挟んで手前がグリーン、奥がブルーと全体のカラートーンを切り替えています。

 

 

 

“しまう” “飾る” 場所が生活を豊かにする

 

 

Sさまのご自宅の壁には、これまで飾るところがなくてしまっていたポストカードや、お母様によるフランス刺繍の作品などが飾られています。

 

 

 

 

収納スペースを確保したことで、お気に入りのアイテムを飾る空間ができたというSさま。お母さまもご自身の作品を飾る場所ができたと喜んでいただいているそうです。

「ふとした時に好きなものが目に入る空間にいると暮らしの気分が上がりますね。自宅での仕事もやる気が出ますし、リノベーションをしてよかったです」とおっしゃっていただき、私たちも嬉しいです!

Sさまご自身の理想をテーマにしたリノベーションは、訪れるお母さまやご友人たちも笑顔にする場所にしたいという想いも込められた温かな空間を生み出しました。

 

取材にご協力いただき、ありがとうございました!

 

 

取材・文/ライター淺見良太

撮影/カメラマン清永洋