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"SHUKEN Re"

INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

Perfect

この日訪ねたのは、広々としたLDKが開放感たっぷりのMさま邸。専用庭に面した窓からさんさんと光が差しこむ空間をグリーンが彩り、イキイキとした雰囲気が感じられますね。

 

ご夫妻2人で暮らす住まいを「より伸びやかな空間にしたい」と希望され、4LDKだった間取りを1LDKにフルリノベーションしたMさま邸。「実は今回のリノベーションが3回目なんです」と奥さま。

 

新築で入居したマンションは、築約20年に。これまでの2回は規模の小さな改修だったので、間取りや設備を大きく変えたいと、念願のフルリノベーションに踏み切ったそうです。

 

 

3回目のリノベーションでは、家づくりの専門家を紹介してもらえるSUVACOに相談しました。「推薦してもらった5社から2社に絞って、プレゼンをお願いしました。その2社のうち1社がSHUKEN Reさんだったんです」と話す奥さま。「現状を見ていただいた後のプレゼンが素晴らしくて、SHUKEN Reさんなら私たちのやりたいことを叶えてくれそう! と感じて、依頼することを決めました」

 

SHUKEN Reのプランナー・重野成美さんが提案したリノベ案は、4LDKの間取りを1LDKに変更するという思い切ったものでした。Mさま夫妻は当初、2LDKか1LDKかで悩んだそうです。「でも重野さんのプランは、LDKにフリースペースを設けたり、玄関ホールと一体化したワークスペースをつくるなどワクワクする要素がたくさんあり、空間をフレキシブルに使えそうだったので、1LDKがいいなと思いました」

 

 

リビングの一角に設けられたフリースペースは、2面から自然光が入り、まるでサンルームのよう。リビングダイニングの床はブラックチェリーのフローリングですが、このコーナーは、グレーのタイルに張り分けています。観葉植物好きの奥さまは「床がタイルなので、植物への水やりなどを気兼ねなく行えます」と言います。

 

個性的なフォルムが人気のマレンコのソファは、リノベにあたって新たに購入したもの。奥さまはこのソファが大のお気に入りだそう。「グリーンに囲まれながら、ゆったりくつろぐのが最高です」

 

ちなみにこのスペースは、リノベ前は1部屋として区切られていました。今回のリノベでも、将来必要になったときには、床材の切り替えの位置で壁をつくることができるようになっているそうです。

 

 

マレンコのソファと同じく、リノベにあたって新たに迎えた家具が、ダイニングにあるサイドボードです。リノベ前からお持ちだったアクメファニチャーのダイニングテーブルとイスにぴったりのサイドボードは、北欧のビンテージだそうです。

 

「プレゼン資料にこんな感じのサイドボードが描かれていて、とっても素敵だったんです」と奥さま。そのイメージを実現したいと、リノベのスタート時から探して見つけた家具が、空間の質を豊かにしています。

 

 

ウッドデッキに面したリビングは、もともとお持ちだったIKEAのソファが主役の空間。このソファは簡単にダブルベッドに変えることができるタイプで、お客様の多いMさま邸で大活躍しています。

 

ご主人は「普段もベッド仕様にして、広々と使っています。このソファでくつろぎながらテレビを見るとのんびりできるんです」と話します。

 

 

65インチのテレビは、リビングに壁かけにすることで空間をすっきりとさせました。重野さんは「リビングを広くとるために動線や空間のバランスを重視し、壁掛けを提案しました」と話します。

 

 

ご夫妻の「LDKの壁は白が基調なので、一面を木にしたい」という希望を叶えるために、ソファ背面の壁にラワン板を張り、立体感を出すために目地を造作。フローリングや家具と同系色のブラウンが空間を引き締めます。

 

プライベートゾーンへの引戸もこの壁面に設けました。天井までのハイドアにすることで、壁面になじんでいます。

 

回遊する動線で家事もしやすく

 

 

ブラックで統一したキッチンは、リノベ前から大きく変更した部分です。もともとはサンルームに面していたカウンターを、90度移動。カウンターをリビング側に向け、ダイニングテーブルを並べてレイアウトしています。

 

 

キッチンカウンターは身長の高い夫妻に合わせて高さ90センチにして、自動水栓や食洗機など最新の設備を採用しました。コンロは人気のトリプルワイドIHコンロ(パナソニック)を選んだそうです。

 

奥さまは「これまでのキッチンと比べると、劇的に使いやすくなりました」と笑顔で話します。リノベ後はご主人が積極的にお料理をするようになったそうで、リノベ効果は絶大ですね! 「料理しやすいので、リモートワークのランチに麺類を作ったりと楽しんでいます」(ご主人)。

 

 

キッチンの奥の引戸は、今回のリノベで新たに設けたものです。「キッチンと玄関ホールを行き来できる動線を提案していただき、家中をぐるりと回遊できるようになりました。玄関ホールにはワークスペースやトイレを設けているので、ストレスなく行き来できるのがいいですね」

 

 

今回のリノベで、在宅ワークが増えたご主人のワークスペースをつくることを希望していたMさま。玄関ホールを広げて、もともと1部屋だった部分を玄関とひと続きの空間とし、ワークスペースを新たに設けました。

 

玄関土間から湧くスペースまで黒いカウンターをつなげ、PCを置くデスク部分にアールをつけることで、スペースを最大限に活用。ご主人は「居心地がいいので、仕事だけでなくゲームも楽しんでいます」と笑います。2人とも在宅ワークのときは、ご主人はここで、奥さまはダイニングでお仕事をするそうです。

 

 

広々とした玄関土間には、ご主人の自転車を置いているほか、将来ワンちゃんを迎えるときにカートを置けるよう配慮してあるそうです。プランナーの重野さんは「もとの部屋の窓やエアコンを活かすことで、居心地よく充実したスペースになりました」と話します。

 

 

玄関ホールには、オープンシューズクローゼットやコートハンガーを設置。出かける前に身支度を確認できる大きな鏡もある、明るい空間になりました。

 

 

玄関ホールからリビングに通じる扉は、庭へまっすぐ視線が通じるように透明なガラスをチョイス。玄関に光をとりこむとともに、視線の抜けが広がりを感じさせてくれます。

 

 

今回のリノベでMさま夫妻が叶えたかったことのひとつが、パブリックゾーンとプライベートゾーンを分けることでした。それを実現するために、寝室とクローゼット、水まわりを1カ所にまとめ、リビングの奥に配しました。

 

リビングの引戸を開けると、正面にクローゼット、右手に寝室、左手に洗面と浴室というレイアウトになっています。「リノベ前は洗面・浴室のほかに2部屋ありました。1部屋をなくして水回りとクローゼットをゆったりと配しました」(重野さん)。

 

 

コの字型のクローゼットは壁の3面を収納に使えるため、大容量の衣服や寝具を収納できます。「収納がたっぷりあるので、片付けのストレスを感じなくなりました」

 

 

寝室は、庭に面した腰高窓がある明るい空間で、ふだんはここにお布団を敷いて寝ているそうです。窓の下の棚は、迷った末に最終段階で造作を決めたそうですが、「就寝時に時計を置いたり、とても便利に使っています。つくって成功でした」とのこと。

 

 

寝室から洗面室までの動線上に、洗面カウンターを設けました。洗面ボウル以外はすべて造作で、カウンターにはモノを置けるように広くしました。カウンター下にスツールがしまえるなど細部にまで配慮された設計のおかげで、とても使い勝手がいいそうです。

 

 

シックな壁面が印象的なバスルームは、サンワカンパニーのシステムバスを採用。身長の高いご夫妻に合わせて、大きなバスタブを選んだそうです。ご主人は「お風呂が広くなって快適になったので、毎日浴槽につかるようになりました」と笑顔で話します。

 

 

玄関ホールにあるトイレは、洗面台まわりに貼ったタイルが奥さまのお気に入りだそう。「このタイルは重野さんが提案してくださったもので、目にするたびにテンションが上がります」

 

毎日の生活が格段に快適に

 

 

フルリノベーションにより空間にゆとりが生まれ、さらに設備を一新したことで暮らしやすくなったMさま邸。奥さまは「掃除がしやすい家になりました」と話します。「引戸を開けておけば、ルンバが隅々まで掃除してくれます。リノベで心地よい住まいになったので、きれいな状態をキープしやすいのはいいですね」

 

 

Mさま夫妻がリノベしてよかったことのひとつとして、照明があるそうです。「ダウンライトや間接照明を取り入れたので、部屋が広く感じます。リノベ前は天井の梁がイヤだったんですが、間接照明を入れたことで素敵になってビックリしました」

 

 

フルリノベーションにより、大満足の住まいを実現したMさま夫妻。「室内はパーフェクトになったので、今後は庭の手入れをしたい」と話すご夫妻の姿に、生まれ変わった住まいで心地よい日々を送っていることが伝わってきました。

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ピークス 上野

撮影/カメラマン清永洋