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"SHUKEN Re"

INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

Stress-free!

 

今回訪れたのは、2人のお子さまの子育て真っ最中のAさまのお宅。

ピンポーンとチャイムを鳴らすと、ドアの向こうから「はーい!キャッキャッ」とかわいらしい声が。奥さまとともにお子さまたちが元気よく迎えてくれました♡

 

 

リビングにお邪魔してまっさきに目に入ったのは、窓際にずらりと並ぶアナログレコード。音楽好きな奥さまのコレクションが、専用のシェルフにすっきりとおさまっています。飾りすぎないシンプルなインテリアとも相まって、ゆるりとリラックスした雰囲気が伝わってきました。

 

 

シェルフは重さを支えるために金具を特注し、LPのサイズに合わせて造作したもの。年代もジャンルもさまざまな音源が選びやすく整理されています。上にはご愛用のプレーヤーも。ちなみにこの日に流れていたBGMは軽快なSKA。スタッフ一同の緊張感もほぐれ、なごやかな雰囲気のなかでお話をうかがうことができました♪

 

 

こちらのマンションはご主人が独身の頃に新築で購入された物件。ご結婚を機に奥さまが移り住み、その後2人のお子さまが誕生しました。「子どもたちが成長してきたら、さすがに手狭になってきて。そもそも4人家族で住む広さではないので、住み替えも検討しました」

 

お子さまの学区やご夫婦の通勤などを考えると、住むエリアは変えたくなかったというAさま。ところが近隣の不動産価格が高騰していて、とても手が出なかったのだそう。そこでリノベに本腰を入れはじめたところ…

 

「相談したリノベ会社からも引っ越しを勧められました(笑)。ここに4人家族は無理ですよ、って。やっぱり狭いんだな…と落ち込みながらも、前向きなプランを出してくれた会社もあって、最終的に2社で迷いました。結局、決め手になったのは担当者さんとの相性。『相談しながら決めましょう』と言ってくれたSHUKEN Reさんの印象がよかったんです」

 

リノベにあたってAさまが希望されたのは、収納スペースの改善。
リノベ前は部屋入口の開き戸と収納扉とが干渉して、「開き戸を開けたままだと収納扉が一部開かない」といった使いにくさや、収納には収まりきらない荷物が扉の前にも置いてあるなど、荷物を取り出すのも一苦労な状態だったとか。まず荷物をどける→扉を開ける→ものを取り出す→扉を閉める→荷物を元に戻す、という手順が必要だったのだそう。

 

「毎日それの繰り返しだから、ほんとうにストレスで。とにかく持ち物がしかるべきところに収まって、出し入れしやすくなることが最優先でした」。子育て中のファミリーにとって、増えていく荷物の収納は大きなテーマですよね。限られた面積の中でそのご要望を叶えるべく、Aさま宅では空間の“高さ”をフルに生かすことになりました。

 

 

工夫をギュッと詰め込んだ子ども部屋

 

 

まず拝見したのは、リビングに隣接する子ども部屋。こうした間取りでは間仕切り壁をなくして広いワンルームにするケースも多いのですが、Aさまはあえて壁を残し、室内窓をつけてほどよく仕切るプランを選びました。

 

 

アールのついたかわいい入り口から、お子さまたちの姿がちら見え。「フルオープンでも個室でもなく、なんとなく様子が分かるくらいの仕切り方が理想でした。おもちゃを散らかしていても気にならないですしね」

 

 

入り口にはドアではなくロールスクリーンを取りつけました。来客時など、必要なときにはサッと目隠しできます。

 

 

室内には造りつけの本棚とカウンターデスクが。壁面を目いっぱい使って必要な機能をコンパクトにまとめました。本棚にはお子さまの本とご夫妻の本が同居し、ファミリーライブラリーとして活用されています。デスク前の壁にはマグネットをつけられるボードを採用しました。

 

 

もう1つの壁面にはロフトベッドを造作。もともと天井が高めのお住まいでしたが、リノベでさらに20㎝ほど天井高を上げたことで、ゆとりのあるロフト空間ができました。下のスペースは収納としてもベッドとしても使える仕様になっています。

 

「今は長女が布団を敷いて寝ています。絵本を読んで寝かしつけている間に、自分が寝落ちしてしまうことも(笑)。そんなとき夜中に目が覚めると、じんわりと幸せを感じるんですよね」とご主人。おだやかなお人柄が伝わってくるような、ほっこりするエピソードです♡

 

 

たくさんのワードローブをすっきり収納

 

 

空間の高さを生かす工夫は、子ども部屋だけではありません。なんと寝室もこの通り。階段を上がった先はコンパクトな板張りの空間になっていて、マットレスと布団を敷いています。
さらに階段そのものも前面が引き出しになっているんです。

 

 

マットレスの下には大きな床下収納が3つ。かさばるキャリーケースや布団は床下にすっきり収納し、おひなさまや兜などの季節ものはWIC側から出し入れができるようにハンガーパイプの奥に収納扉を設けました。また、キッチンとの間には室内窓をつけて圧迫感を軽くしながら、壁の1面にアクセントとしてネイビーのクロスを張りました。窓からの自然光も気持ちいい空間です。

 

 

寝室の手前は圧巻(!)のファミリークロ―ゼット。両側に棚とポールをつけ、奥さまが長年集めてきたというお気に入りのワードローブから子供服までムダなくおさまっています。棚の上では「無印良品」の衣装ケースが大活躍♪サイズと素材が揃っているので、よりすっきりした印象になりました。

 

 

丈の長いアウターは、廊下の一角を凹ませたクロークに掛けています。ここに洗面台を配置する案もありましたが、衣類の収納を優先させました。向かい側には普段使いの帽子やバッグが。出かけるときにサッと手に取れます。

 

 

服だけでなく靴もたくさんお持ちというAさま。ほかにベビーカーや外遊びのおもちゃなどもあるため、シューズクローゼットは必須だったそう。ここでも天井までの空間を目いっぱい使い、しまいたいものを整然とおさめています。

 

 

生活スペースの収納もなるべくオープンに

 

ここまで見てきてお気づきでしょうか?Aさま宅の収納には“扉”がないんです。WICもシューズクローゼットも、すべてオープンスタイル。「ものを出し入れするたびに扉を開け閉めするのが手間だった」というご経験を生かして、必要なものにすぐ手が届くように工夫されました。

 

 

ダイニングの収納にも扉をつけず、オープンシェルフ+「無印良品」の引き出しという組み合わせに。こまごまとした生活用品をすぐに取り出せます。テーブル&チェアは「無印良品」で扱っている「イデー」の製品。シェルフ横の壁には伝言板としてマグネットボードを取りつけました。

 

 

2つ並んだかわいいペンダントも「イデー」。デザイン違いの組み合わせにAさまのセンスが感じられます☆

 

 

「キッチンはできるだけコンパクトにしたい」という奥さまのリクエストに沿って、以前は対面式だったキッチンを壁づけのI型に。スペースにムダがなく、ダイニングへのアクセスもスムーズになりました。

 

 

キッチンとリビングの間には袖壁+室内窓を。家事のスペースとくつろぎのスペースがやんわりと区切られ、アイアンの質感がインテリアのアクセントにもなっています。

 

 

キッチンはLIXILでナチュラルな木目調をセレクト。「最初はいちばん小さい1800サイズにする予定でしたが、ショールームで現物を見たら小さすぎて。さすがにこれでは作業しにくいと思って、2200サイズに変更しました」。設備や家具などのサイズ感は、写真や図面だけではイメージしにくいですよね。現物をチェックされて正解でした!

 

キッチンの奥はパントリースペース。ここでも寝室の床下を収納に生かし、壁の一部を掘り込んでワゴンを2台入れています。ストック食材や調味料などの収納に便利だそう。

 

 

コンロ回りの壁はヘリンボーン柄のタイル仕上げ。「ピンタレストで気に入ったタイルの画像を見せて、こういうのを使いたいとお願いしたら、似ているものを探してきてくださいました」。壁面のニッチのほか、室内窓の下にもオープンシェルフがあり、調理中に必要なものがすぐ手に取れるようになっています。

 

 

扉なし収納は洗面室にも。カウンター下をオープンにして、ステンレスバスケットなどを使って洗面用品をおさめています。四角い洗面ボウルは「カクダイ」、水栓は「グローエ」のもの。洗面台の奥の棚も、扉の開閉がいらず風通しもいいオープンスタイルにしました。

 

 

「カウンター前のタイルはSHUKEN Reの担当者さんから勧めていただきました」。よく見るとHの文字が連なっていて、シンプルながらも目を引くデザインです。

 

お邪魔した日はご入居から3ヶ月くらいの時期。これまでの住み心地をうかがうと「広さは変わっていないのに、暮らしやすさは格段によくなりました」という嬉しいお言葉が♡「いちばんの違いは、やっぱり持ち物がおさまるところにおさまったこと。取り出しやすくて戻しやすいから、部屋がラクに片づくようになりました。いまは家事・育児・仕事で手いっぱいなので、このストレスがなくなるだけでも全然違うんですよ」

 

「フルリノベを経験して、自分たちの生活に合わせてカスタマイズした家ってほんとうに住みやすいんだな、と実感しました。この快適さを知ってしまったら、将来もし住み替えたとしても、引っ越したままの状態では住めないかも(笑)」と、リノベの醍醐味も語ってくださったAさん。お2人のアイディアがすみずみまで生かされたお宅拝見、スタッフも大いに楽しませていただきました!

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター後藤由里子

撮影/カメラマン清永洋