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"SHUKEN Re"

INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

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今回お伺いしたのは千葉県のAさまのマンション。立地条件が気に入って新築で購入され、それから28年、単身でお住まいになっています。

 

リノベのきっかけはお仕事をリタイアされたことでした。「それまでは海外に赴くことも多い忙しい生活で、家にいる時間は少なかったんです。でもリタイア後は毎日家にいますから、もっと快適に、便利に暮らしたいと思ったの。リノベをするとなると持ち物の整理や引っ越しもしなければならないから、早くしないと勢いがなくなっちゃう!という気持ちもありましたね」

 

 

リノベ会社は4社で比較されたというAさま。その中でもっとも生活が変わりそう!と感じたのが、私たちのご提案したプランだったのだそう。「特に収納動線が魅力的で、こうなったらいいだろうな、と想像するだけでワクワクできるプランでした。

 

 

あと、実はSHUKEN Reの浦安店の前を何度か通りがかったことがあったんです。今回はじめてリノベ会社だと知ってご縁を感じましたし、地元に根づいているということも伺い、そんなところも信頼できると感じました」

 

 

なんと、弊社のショップを以前から知っていてくださったんですね!たしかに、よく何の会社?カフェ?美容室?と言われることが多いんです。私たちとしても貴重なご縁をいただいてうれしい限りです♡

 

 

「工事中も他社との違いを実感しました。施工スタッフのみなさんがいい雰囲気だったこともありますが、驚いたのは3ヶ月間の工事期間中に、廊下やエレベーター内の養生シートを交換してくれたこと。ほかの住人のかたがリフォームされるときは、養生シートは傷んできても最後まで貼りっぱなしです。それを途中で貼り替えてくれただけでも、丁寧なお仕事ぶりがわかってうれしくなりました」

 

 

近くに仮住まいをされていたAさまは、こまめに差し入れを持って現場に足を運んでくださいました。そんなところに気づかれていたとは私たちもびっくりです!

 

 

ストレスなく使えるクローゼットを

 

 

お話にあった通り、Aさまがリノベで最優先したのは収納動線。リノベ前は3つの個室にそれぞれクローゼットがあり、ものをしまうためにあちこちに移動しなければなりませんでした。

 

 

そこでAさまが採用したのは、北側の個室をまるごとWICにするプラン。L型の壁に沿って棚とポールを取りつけ、引き出し収納とハンガー収納を効率よく行えるようにしました。丈の長いものから短いものまで、たくさんのワードローブがきれいに並んでいますね♪姿見を設置したのでこの中で着替えもできます。

 

 

クローゼット内にはお手持ちの和箪笥をはじめ、奥にはスーツケースや季節外の寝具などもすっきりと納まっていました。コンセントを多めに設置してあるので、スティック掃除機の充電からアイロンがけまでここでできるのだそう。

 

 

「ここに来るだけで何でも片づくから、ムダな動きがなくてほんとうに便利!持っている服が全部まとまっていて、一目で見渡せるのもいいですね。似たような服の重複買いがなくなるし、これはもう着ないかなと処分しやすくなります」

 

 

Aさま宅にはワードローブの収納がもう1つ。実は玄関にもクロークスペースがあるんです。

 

 

土間を広めにとって壁の一部を凹ませ、靴棚とポールを設置しました。「出掛けるときにコートなどのアウターをサッと羽織れます。靴も一目で見渡せるから選びやすいんですよ」。床のモザイクタイルも素敵なコーナーを演出。どことなく南欧風のあたたかみが感じられます。

 

 

クローゼットが1か所にまとまったことで、寝室はベッドだけ置いてシンプルに。チェリー材のベッドとベッドサイドチェストはインテリアショップ「家具蔵」のもので、リビングのソファやカウンターデスク、ダイニングテーブルなどもお揃いです。

 

気分の上がるカラーを差し色に

 

「リノベするからにはワクワクできる住まいにしたかった」というAさま。特に素材や設備の色選びにその思いを生かしました。

 

 

LIXILのキッチンの扉は、さわやかさと落ちつきを兼ね備えた淡いブルー。「きれいな色が好きで、無難すぎるのは好きじゃないんです。だからよくあるブラウン系の扉ではなく、大好きなカラーを選びました」

 

 

Ⅱ型のレイアウトはプランナーからのご提案。もともとはバルコニー側を向いた対面式でしたが、ダイニングテーブルと一直線になったことで、配膳や片づけがしやすくなったそうです。

 

 

リノベ前はカーペットだったLDの床は、明るいナチュラルカラーのフローリングに変更しました。床暖房も採り入れたので寒い時期も快適です。

 

 

リビングのコーナーに採り入れたアクセントクロスも、くすみ系のやさしいニュアンスカラー。このエリアはもともと和室でしたが、カーペットを敷いてダイニングテーブルを置いていたのだそう。そこで和室を撤去してリビングとつなげ、くつろぎのスペースを広いワンルームにしました。

 

 

アクセントクロスの前にはご愛用のカウンターデスクを置いて、ワークスペースとして活用されています。デスクもスツールも「家具蔵」のもの。「チェリー材の深い色合いと質感が好き。長く使っていると愛着がわくところもいいですね」

 

 

アクセントクロスはトイレにも。ドアを開けるとビビッドなグリーンが目に飛び込んできました。この色使いにはスタッフ一同もびっくり!「小さなスペースだから思い切って冒険してみたの(笑)」とAさまの遊び心があふれています☆

 

 

LIXILのユニットバスは、一転して落ちついたカラーリング。

温泉のようなイメージで、ゆったりくつろげる空間を目指したといいます。

 

 

浴室の雰囲気に合わせて、「パナソニック」の洗面台もシックなデザインをセレクト。「洗面ボウルに水を溜めて洗顔したいので、深さのあるタイプを選びました」と、ご自身の生活習慣に合わせて使い勝手も重視されたそうです。

 

好きなものに囲まれた暮らしを満喫

 

 

新居でお使いの家具や食器、あちこちに飾られた雑貨などは、すべて思い入れのあるものばかりというAさま。「家具蔵」で揃えたテーブル&チェアや、「岩谷堂箪笥」の水屋箪笥からは、無垢材×和のデザインの魅力が伝わってきます。

 

 

「でも、和風だけが好きなわけではないんですよ」と開けてくださった水屋箪笥の中には、ウェッジウッドのカップ&ソーサーがずらり!お仕事で海外に行くたびに1客ずつ集めてきたものだそうで、洋のテーブルウェア好きにとっては垂涎のコレクションです。

 

ほかにもヨーロッパや南米、乗り継ぎで滞在したアンカレッジなど、世界各地で出会ったというインテリアがあちこちに。「お友達には統一感がないわねと言われることもあるけど(笑)、自分の好きなものだけに囲まれた生活はやっぱり快適。リノベですっきりした空間を手に入れたので、思い出の詰まった大切なものたちも引き立つようになりました」

 

 

「リノベしてよかったと思うのは、収納はここ、くつろぐのはここ、食事はここ、というように、スペースごとの使い方が集約されたこと。自然と生活にメリハリがつくし、それぞれの場所にしっかりと面積を割いたので、狭さを感じることもなくなりました」

 

リタイア後も趣味のゴルフに打ち込むなど、まさに「悠々自適」という言葉がぴったりな暮らしを楽しまれているAさま。将来こんなセカンドライフを送れたら…と憧れてしまう先輩のお住まいでした。

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター後藤由里子

撮影/カメラマン清永洋