SHUKEN Re 住まいのリノベーション

SHUKEN Re 住まいのリノベーション

2022.04.19

【撮影blog】WORK & LIFE

 

「よいしょ、よいしょ」という声が聞こえてきそうなかわいい姿を見せてくれたのは、2歳のお子様。この日訪ねたのは、ご夫妻とお子様の3人で暮らすM様ファミリーのお宅です。窓に面したベンチが気持ちよさそうですね!

 

 

ベンチが造り付けられていたのはこちらのリビングです。設計関係のお仕事をされていたこともあるご主人。窓辺になにか遊び心のあるものがほしいと、ササッと描いたスケッチをもとに、プランナーが壁一面のベンチを提案してくれたのだとか。

 

リビングは客間にも使える仕様に

 

リビングはご両親などが泊まりに来たときの客室としても使えるように、隣接するダイニングとの間に欄間のような白い木枠を設置。ここにロールスクリーンが仕込まれているので、実は間仕切りもできるのです。テレビを壁掛けにしたのも、来客時に布団を2組敷けるスペースを確保するためだとか。

 

 

座る以外にも、ベンチはご夫妻ともに好きなアートを飾る場やおもちゃ置き場として活躍しています。「子どもが成長しておもちゃがなくなったら、ここに植物を並べたいですね」と話してくれたのは奥様。

 

 

くるっと振り向くと、ダイニング&キッチンが登場。壁のアートは奥様が好きなモネの「睡蓮」の一部で、キャンバス地にプリントされたものなんだそう。

 

内装はアートが映える白を基調に

 

「リノベではアートや植物が映える家にしたいという希望がありました。でも、今後好みが変わるかもしれないので、そういう変化も柔軟に受け止めてくれる白ベースの内装がいいなと思いました」と奥様。まさにその希望が実現されていますね!

 

 

視界をさえぎる高い建物がないため、LDKはとても開放的。物件を探していたときに、この抜け感と日当たりのよさが決め手になったそう。そもそも物件購入&リノベを決意されたのには、どんなきっかけがあったのでしょう?

 

「子どもが生まれて以前の賃貸マンションが手狭になったのがいちばんですが、僕が在宅勤務をすることが増えて、書斎が欲しい!という思いも大きなきっかけになりました」。

 

なるほど! 今、同じように考えている人が多いかもしれませんね。M様夫妻の場合、当初は都心寄りの物件を探していましたが、「広さ・マンションのグレード・リノベ費を加味した価格」を加味して、当初の予定より郊外の立地の物件を購入。それでも、以前と同じ鉄道会社の沿線なので、ときどきある出社日も問題なし。奥様には子育てによさそうな環境も魅力的に映ったとか。

 

 

物件を探しているときには、予算内で購入できる新築マンションも見つけたそう。でも「量産的なデザインが好みではなくて……。それなら築浅の中古物件を買って、自分たちの好きな空間に変えたいと考えました」。

 

念願だった広いLDKを実現

 

「広々としたLDK」もM様夫妻がリノベで実現したかったこと。「以前の住まいはLDKが狭くて、リビングとダイニングを分けることができず、食事はこたつのようなテーブルでとっていたんです。ふたりとも地方出身で広い一軒家で育ったこともあり、LDKは20畳以上の空間が希望でした」。

 

 

ダイニングの壁際には、白いキャビネットがずらり。「カウンター収納を造作で設けたいと思っていたのですが、予算オーバーで……。代わりにイケアで既製のキャビネットを購入して、大工さんに天板を設置してもらって造作風に仕上げてもらったんです」。

 

これはコスト調整のグッドアイディアですね! 「イケアの家具は基本的に組み立て式なので、4つ組み立てるのが大変でした(笑)」とのことですが、リノベのいい思い出になったのではないでしょうか!?

 

在宅勤務にぴったりの書斎が完成!

 

そうそう、リノベのきっかけにもなった「書斎」がどのように実現されたのかも、気になります。

 

 

リビングのテレビの横の白いドアがご主人の書斎の出入り口です。リビングでお子様が遊んでいても、ドアのおかげで音を気にせず仕事ができるとか。

 

 

ドアを開けると……こんなにカッコいいスペースが隠れていました! ご主人いわく「週の半分くらいはここにこもっています」とのことですが、こんなスペースなら毎日でもこもりたくなってしまいます!

 

L字のカウンターデスクや天井まである本棚は、ご主人のスケッチをベースに設計。「広さは約2畳です。少しきゅうくつかもしれないと思っていたのですが、窓もあって快適に仕事ができています」。

 

本棚のある壁面の奥は、寝室に隣接するウォークインクローゼット。奥様はそちらの面積をしっかり確保したく(わかります!)、プランニング中は書斎とウォークインクローゼットの“面積の取り合い”が起きたとか。ご主人が少し譲って現在の広さになったそうです。

 

リノベのきっかけにもなった書斎。快適とおっしゃっていただける仕上がりになって、本当によかった~。それでは次はLDKに戻って、キッチンを見せていただきましょう。

 

キッチンとダイニングの境界部分には、モールテックスの腰壁を設けたいというご希望があったM様夫妻。「色をモールテックスらしいグレーにするかどうか悩みましたが、SHUKEN Reさんの経堂のオフィスのエントランスに使われていたベージュ系のモールテックスの色が夫婦で気に入り、採用したんです」と奥様。

 

ご主人も「グレーにすると男っぽくなりすぎるかもという心配があったので、この色にしてよかったです」。ちなみにM様宅のリノベは、書斎以外はほぼ奥様主導だったとか。奥様が悩んでいると、「僕だったらこんな感じがいいかな」とご主人がアドバイス。おふたりの間で「こういうのがいいよね」という共通認識があり、意見の相違はまったくと言っていいほどなかったとか♡。

 

 

システムキッチンは「リクシル」の製品をチョイス。当初は別のメーカーの製品を検討しましたが、サイズが合わず、ランクと価格帯が近いものをプランナーにアドバイスしてもらって決めたそう。

 

天井は他と同様に白にする予定でしたが、「味気ないような気がして」とベージュに。LDとは少し違った雰囲気が加わり、とても素敵なアクセントになりましたね!

 

 

キッチンにわずかにできたスペースは、小さなパントリー兼ゴミ箱置き場として活用。ダイニング側から見えないのがいいですよね。

 

 

キッチンからアクセスしやすい通路側は、床から天井まであるたっぷりの収納スペースを設けました。

 

 

扉を開けると、思わずスタッフから歓声が! 掃除機、資源ゴミ用のゴミ箱、消耗品のストックなどがきれいに収められていました~。内部にコンセントもあるので、コードレス掃除機の充電もここでできます。

 

寝室は床材にこだわって

 

お次は個室と水回りを見せていただきましょう。ご夫妻の共通のご友人には建築家や美術系のかたが多く、そんなご友人たちからも「デザイン」に関して影響を受けたというおふたり。LDK以外のスペースにもこだわりがいっぱいです。

 

 

寝室は、奥様がひとめ惚れしたヘリンボーンのフロアタイルが素敵な空間。この床材をベースに寝室のイメージをふくらませたとか。「ところが、コロナの影響で欠品になってしまったんです。わがままを言ってギリギリで間に合わせてもらいました」。

 

 

ベージュのクロスも床材との相性を考えてチョイス。寝室とLDの窓まわりは、断熱性能の高い「ニチベイ」のハニカム構造のブラインドを採用しています。

 

目隠し用のカーテンが下がったコーナーは……

 

 

開口部を「おうち」の形にしたウォークインクローゼットです! 奥様の希望で実現したものですが、「プランナーさんに相談したら、リビングのベンチと同じ木材で枠をつける提案をしてくれたのがうれしかったです」。

 

見た目のバランスのほか、出入りするときに頭をぶつけないようにと、“三角の角度”にはかなり悩んだとか。

 

 

そして、こちらがクローゼットの内部です。三方をフル活用して衣類などをたっぷり収められるつくりに。床は寝室と同じヘリンボーンのフロアタイル、壁はストライプのクロス、天井はくすんだグリーンのクロスと、収納スペースでもこだわりに手抜きはありません!

 

 

玄関を入って左手の個室は将来の子ども部屋。現在2歳のお子様が中高生になっても違和感のない部屋を意識して、アクセントクロスの色や床材を選んだそうです。

 

「マンション特有の柱や梁で全体にボコボコした印象の部屋なので、シンプルにしたほうがいいかなと思ったのですが、天井だけ木目調にしたりして結局はデザイン要素を入れてしまいました」と笑うご主人。いえいえ、とてもいいバランスに仕上がっています!

 

 

「玄関は、広さ的にリノベでなにかするのがむずかしかったので、何かアクセントが欲しいと思っていたんです」と奥様。「イケア」で存在感のある鏡を見つけて、即決!だったとか。

 

 

シューズボックスは既存のものを生かし、光沢のある鏡面仕上げだった扉をシートを貼って塗装風の白にチェンジ。まだ使えるものは、M様宅のように上手に活用できると環境にも予算にもやさしいですよね。

 

 

洗面台は、インスタグラムで見つけた画像の色合いを参考に、ホテルライクにまとめました。掃除がラクなように天板はメラミン素材を選んで、水栓は根元部分に汚れがたまりにくい壁出しタイプにしたのも奥様のこだわりです。

 

 

床は、プランナーにからおすすめされたビニル織物床材「ボロン」を採用。温泉やスパなどで使われる素材で、速乾性があり、お風呂上がりの足元がとても快適だとか。

 

「トイレは、本当はタンクレスにしたかったのですが、構造上、採用がむずかしいことがわかり、内装でおしゃれにしようと気持ちを切り替えました」

 

ヘリンボーンの床と濃いグレーのクロスの組み合わせがとってもおしゃれ♪ 既存の吊り戸棚は扉にシートを貼ってリフレッシュしています。

 

「デザイン」が依頼先選びの決め手に

 

設計関係のお仕事をされていたこともあるご主人。でも、ご自身で図面を引くことは考えず、住宅設計のノウハウがしっかりある会社に依頼したいと考えたそう。

 

「SHUKEN Reさんに依頼する決め手になったのは、“デザイン”ですね。webサイトの施工事例などを見て、夫婦ともにデザインがいいと感じたのと、事例の数が豊富で安心できたことが決め手になりました」

 

 

半年ほど暮らしみた感想をうかがうと、「住み心地はめちゃめちゃいいです」とご主人(ありがとうございます!)。通勤時間がなくなり、仕事に集中できる書斎もできたことから、平日にご家族3人で夕食を食べられるようになったとか。リノベがワークライフバランスを整えることにもつながったようで、スタッフも感無量です。

 

 

ちなみに、いちばんのお気に入りは、ご主人はやはり書斎。「すごく落ち着きますし、ここに座ると仕事モードになるように、書斎では遊ばないよういしています(笑)」。奥様は「私はキッチンかな。子どもの様子が見られるし、視界がすごく開けているので。夜もきれいなんですよ」。

 

 

以前の賃貸の住まいは50㎡ほどだったため、お子さんが新居でのびのび遊んでいる姿を見ると「リノベしてよかった~」と思うとか。

 

「デザイン」へのこだわりもたっぷり反映しながら、毎日の暮らしも充実。M様宅には理想的なリノベのカタチがありました♪

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター志賀朝子

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