公開日:2022-02-27 更新日:2024-12-18
リノベーションならこんな間取りにもできる|おすすめアイデアを一挙紹介
リフォームは主に、失われた機能を改善する「マイナスからゼロへ」の住まい改革です。一方リノベーションは、ただ表面的な内装を変えるだけとは違い「マイナスから新たな価値観を生み出す」+αの住まい改革になります。
そのためどのような要素をリノベーションに加えるのかにより、住まいは大きく変化します。今回はリノベーションするなら取り入れてみたい!間取りやアイデアを施工事例を含めてご紹介します。
リノベーションをする前に知っておきたい!プランニングに取り入れてみたい!そんな情報をたくさん集めました。ぜひ参考にして、「やって良かった」そんなリノベーションになるためにお役立てください。
建物の良さを実感できる!リノベーションの醍醐味
リノベーションは、今ある建物を活かし、その可能性を高められる部分が醍醐味のひとつ。古くなった機能を新しくというだけではなく、間取り変更による自由度の高い住まいづくりが可能です。
中古物件購入×リフォームの場合、主に古くなった設備を新しくする施工が一般的なため、間取りにライフスタイルを合わせなければいけません。一方リノベーションでは、間取りを大きく変更することもできるため家族のライフスタイルに合わせて生活しやすい住まいを作ることができます。
こちらのお住まいでは、キッチンの向きを変化させスペース全体を窓側にスライドしています。リビングから入る光も、キッチンまでしっかりと届くようになりました。
またバスルームやトイレなどの水まわりの配置を見直すことで、新たなスペースが生まれました。広々とした洗面室やキッチンからも近いダイニングスペースは、家事負担を軽減してくれます。
こちらのお住まいでは、光の入りづらい奥側にあったキッチンを大移動しました。キッチンからふと目を上げると、大きな窓から景色が広がります。
元キッチンがあったスペースには、上はロフトの個室スペース。下はファミリークローゼットなど、新たな付加価値をリノベーションにより叶えました。
完成した新築を購入する場合は間取りが選べないため「住まいに生活を合わせる」ことになりますが、リノベーションは「生活に住まいを合わせる」ことが可能です。
今の住まいに対する悩み解決はもちろん、あこがれているライフスタイルを叶えることも夢ではありません。中古物件購入×リノベーションで、理想のマイホームを手に入れましょう。
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リノベーションで人気の間取りアイデア
リノベーションでは、今ある建物を活かし暮らしやすい環境を整えることができます。自由なプラン作りができるリノベーションだからこそ採用できる!間取りアイデアをピックアップしてご紹介します。
憧れの広々としたリビング!LDKスタイルが大人気
今までの住まいは、「居間」「キッチン」など空間を分けて使うことが主流でした。今は、自然と家族が集まりたくなる!そんなゆったり広々リビングが人気です。
- LDKと使い方を分けず、自由な間取り設計ができること。
- 各スペースの配置や動線を考え、お互いの良さを活かす間取りが多いこと。
- 各ご家庭のお子様の人数も少なくなり、必要となる部屋数が少なくなった。
などの要素も「広いリビング(LDK)の人気に拍車をかけているのかも知れません。またシンプルな広々リビングは、快適性をアップさせてくれるだけではなくお掃除などもしやすくなり、家事負担を軽減してくれます。
家族やお友達と楽しく過ごせるキッチン空間
今はご家族で一緒にお料理を楽しむ・・・。そんなご家庭も多くなったのでは。広々としたキッチンや対面にカウンターを設けることで、会話をしながら家事ができる!コミュニケーション空間にも早変わりします。また冷蔵庫や収納など生活感が見えないように工夫することで、おしゃれなキッチン空間へ。
生活感を感じさせない住まいにするパントリー
キッチンをワンランクアップさせるアイテムが、パントリーです。キッチンで使う器具や常温保存の食材などが保管するパントリースペースは、キッチン空間をスッキリと保ってくれます。 また見える部分はおしゃれな食器などを配置することで、キッチンインテリアとしても大活躍します。アイデアと工夫により、パントリーはいろいろな使い方ができるのです。
ファミリークローゼットで、各空間に余裕が生まれる
ファミリークローゼットとは、ご家族の衣類などをまとめて片付けられる広い収納スペースのことです。似た空間にWIC(ウォークインクローゼット)がありますが、寝室などに隣接させる収納ではなく「家族がいつでも自由に出入りできる」スペースなのです。
間取りと動線によっては、廊下やリビングなどの共有部からアクセスすることも可能です。各部屋の収納にしまわなくてもよくなることで、家事効率アップにもつながります。
このようにいろいろなアイデアを間取りに取り入れることで、新たな活用法や価値観も生まれてきます。これが常識ではなく、リノベーションで住まいの可能性を広げてみましょう。
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間取りに合わせて取り入れたいアイデア
リノベーションでは、間取りにアイデアをくわえることで、たくさんの魅力を増やすことができます。しかし全ての間取りアイデアをくわえたら、いい住まいになるという訳でもありません。ここでは素敵な間取りを快適にするポイントをご紹介します。
家族同士がぶつからない動線を確保する
いくらアイデアたっぷりの間取りになっても、各スペースに移動する動線が良くなければ効果は半減します。特に時間帯によっては、トイレや洗面室。キッチンやリビングダイニングをご家族が行き来する回数も増えます。間取りアイデアを活用するためには、「生活動線」「家事動線」がとても重要なのです。
日頃の行動パターンやシチュエーション別に動き方をイメージすることで、各間取りの配置や動線の基盤となる通路の作り方も変化していきます。動線をしっかりと検討した住まいは、家事にかかる負担も大きく軽減してくれます。
水まわりを集めることで、家事をサポートできる住まいに
特に家事は日常いつもあって、家族が笑顔で健康に過ごすためには必要不可欠なモノです。そして近年は共働きのご家庭も多く、いくつもの家事を同時にこなすことも珍しくはありません。そのためリノベーションで間取りを検討する際には、家事負担を軽減できるアイデアを取り入れていきましょう。
特に、キッチンや洗面室が近くにあることで移動距離も少なくなり、身体にかかる負担も軽減してくれます。
〈関連コラム〉 子育てとおしゃれな家の両立を叶える間取りの考え方とポイントとは
まとめ:できないと諦める前に、まずは相談をしてみましょう
中古物件を購入して、リノベーションをする。
リノベーションはたくさんの可能性を秘めていますが、全ての理想を実現することは難しいかもしれません。また購入する物件が、一軒家なのか。それともマンションなのかによっても、リノベーションできる部分は大きく変化します。特にマンションの場合は、一般的には専有部分はリノベーションができますが、共用部分は手をくわえることができません。
諦めてしまえば、マイホームの実現は夢となってしまいます。しかし一歩、勇気を持って踏み出すことで可能性は「ゼロから無限大」に広がります。
例えばもしその希望が不可能であった場合でも、信頼できるパートナーとタッグを組むことで「新しい提案や思いつかなかったアイデア」が生まれることも珍しくはありません。こんな暮らしがしてみたい!こんな間取りにしたい!など、ぜひ住まいのプロに相談してみてみませんか。
SHUKEN Reのワンストップリノベーションでは、リノベーションに関するWEBでの無料相談を随時実施しております。「リノベーションって、自分たちに合うの?」「マイホームを持ちたいけど、何から始めたらいいんだろう・・・」など、あなたの思いを1度言葉にしてみませんか。ぜひお気軽にご相談ください。