公開日:2022-02-20 更新日:2024-12-18
家の住み替えで快適な暮らし|賢く住み替えるポイント
いままで、住宅は一度購入したら終の棲家として住み続けるのが一般的でした。しかし、生活スタイルや家族構成の変化で、自由に家を住み替えるケースが増えています。
ここでは、家の住み替えをする際のポイントや注意点を紹介していきます。現在お住いの家より良い条件の物件に住みたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
〈コラムのポイント〉
・住み替えには売り先行と買い先行がある
・タイミングや依頼先に注意
ライフスタイルが変化
従来までは、独身のうちは賃貸住宅に住み、結婚したら戸建てを購入して老後までずっと住み続けるという「住宅すごろく」が一般的でした。
しかし、最近ではライフスタイルが変化したことにより、住宅のパターンも多様化しています。生涯結婚しない人も増え、夫婦二人だけ、友人同士、ペットと一緒の暮らしなど、暮らし方はさまざまですよね。
それに伴い、同じ家にずっと住み続けるのではなく、ライフスタイルの変化に合わせて家を住み替えるというニーズが注目されています。その時々に合った住まいを選べるので、無駄がなく理想の条件に近い物件で暮らせますよ。
家の住み替えをするポイント
家の住み替えをする際には、いくつかの注意点を守りましょう。慣れていないと住み替えは難しそう…というイメージがある方も多いですが、基本を守って行えば誰でも簡単に行えますよ。
金銭や権利のやり取りが発生するため慎重に行うのが基本ですが、ぜひ気軽に相談してみるのをおすすめします。
売り先行か買い先行かを検討する
家の住み替えには、今住んでいる住宅を売却することと、新しい家の購入の両方が必要ですね。
まず、売り先行とは物件を先に売却してしまい、後から新居を購入する方法です。家を売ったお金をそのまま新居の購入に充てられるので、しっかりした資金計画を立てられるでしょう。
売る時期を急ぐ必要がないため、早く売るために無理な値下げを行う必要もありません。そのため、希望の条件で購入してくれる人をきちんと吟味できるのもメリットです。
ただし新居が都合よく見つからなければ、仮住まいが必要になってしまうのがデメリットでしょう。タイミングが合わないと引っ越しを余分にすることになり、手間もお金も掛かってしまいますね。
広さや部屋数をチェック
家を買い替えるメリットとしては、必要最低限の広さの住宅に移れることが挙げられるでしょう。ライフスタイルの変化に合わせて家族構成も変わりますが、必要に応じた広さや部屋数を選べますね。
たとえば子供が生まれてすぐの時期だと、個室は必要ありません。そのため、寝室とLDKのみの1LDKでも十分生活できます。子供が大きくなれば3LDKなどの部屋数が多い物件に移り住み、その後巣立って夫婦だけに戻ったら、再び1LDKに買い替えすればよいのです。
しかし、立地や築年数などが条件に合っていても、部屋数が希望通りでない物件もあるでしょう。そんなときは、リノベーションで解決する方法もおすすめですよ。
壁を撤去して自由な間取りに計画できるため、家族構成に合わせた理想の住まいに変えられます。リノベーションに対応可能かどうかは物件によるので、ぜひ気軽に相談してみましょう。
駅からの距離にこだわらない
とくにマンションなどの物件は、駅からの距離がもっとも重要と言われることも多いです。たしかに、駅から近いと通勤や通学に便利で資産価値も高そうですよね。
しかし、最近では駅からの立地がさほど重要ではないケースも増えてきています。テレワークやリモートワークの広まりにより、そもそも通勤が必要でなくなったという人も多いですね。通学に関してもリモート授業が徐々に普及しつつあり、今後さらに拡大していくでしょう。
駅から離れると、静かで公園や緑の多い地域も多いです。これからの住まいは、通勤や通学の条件に縛られ過ぎずに選んだほうが住み心地が良くなるかもしれませんね。
住み替えの注意点
ここでは、住み替えの初心者に多い注意点についてまとめました。住み替えるのが初めてだと何から始めていいのか分からないと迷ってしまう方も多いですが、基本を守れば意外と簡単です。ポイントを守って、賢く住まいを住み替えましょう。
タイミングを逃さない
基本的に家の住み替えはいつでも好きなタイミングでできますが、一般的には人生の節目となる時期に購入するケースが多いです。たとえば、子どもが生まれる時期、定年や老後に差し掛かる前、家が老朽化してきた頃などがよく見られますね。タイミングを逃さず、思い立った時に検討してみましょう。
逆に、家を売却するタイミングは築年数が浅い方が有利とされています。戸建ての場合は、築20年までが売却の目安です。それ以上になってしまうと、土地の価値は残りますが建物の価値はほぼなくなってしまいます。
一方でマンションの場合は、築30年頃までは売却可能でしょう。しかしこちらも築20年を超えると、最初の価格の半分程度の価値になってしまいます。できれば早めに売却するのがおすすめですね。
依頼先選びが大切
住宅は毎日生活するものなので、安心して選びたいですよね。また、購入や売却には大きな金額が動くため信頼できる業者に依頼したいものです。家の住み替えの際には、依頼先の業者選びがもっとも大切と言ってもいいでしょう。
もし住み替えで中古マンションをリノベーションすることを検討しているなら、物件探しからリノベーションまで一括して行ってくれる「ワンストップリノベーション」がおすすめです。
もちろん物件の購入とリノベーションを別々の業者で行う方法もありますが、それぞれに手数料がかかるほか、物件についての情報共有もされないためサービスの質が低くなる可能性も高いです。
その点ワンストップリノベーションであれば、希望に合わせた物件探しから、好きなインテリアへのリノベーションまで一連の流れができています。最初から同じ担当者と長く付き合えるので、安心感も違いますね。
まとめ
家の住み替えは人生の節目で行うことが多いですが、最近ではより良い住環境にしたいと思ったタイミングで気軽に行えるようになっています。基本的なポイントを守って、ぜひ理想の住まいを作ってみましょう。
SHUKEN Reのワンストップリノベーションは、中古物件探しからリノベーションまで一貫してお役に立ちます。予算立てやローンの組み方などのご相談もお受けしているので、お気軽にお問い合わせください。