公開日:2022-02-13 更新日:2024-12-18
広いワンルームへのリノベーションが人気 |メリット・デメリットや会社選びについて解説
皆さんは「ワンルーム=狭い」というイメージを持っていませんか?しかし、最近ミニマル生活の流行と合わせて、広い物件でも敢えてワンルームにリノベーションする方が増えています。
そこで、今回は最近流行の広いワンルームの魅力について紹介します。
メリット・デメリットも解説しますので、是非シンプルライフを目指す方は参考にしてください。
〈コラムのポイント〉
・ワンルームなら、スペースを無駄なくフル活用でき、施工費や材料費も削減できる。
・室内窓付き間仕切り壁を設置するなどの“セミ”ワンルームもおすすめ。
目次
「ワンルーム=狭い」ではない!広いワンルームがトレンド
一般的なマンションの間取りは2DK~3LDKが多いですが、これら中規模の中古マンションを購入し、敢えて広々としたワンルームへリノベーションする方が増えています。
特に、都心部に住む単身者やDINKsからの注目が高く、交通アクセスや周辺環境などの立地条件を優先して、少々手狭な物件でも間取りをシンプルにして暮らす方も少なくありません。
また、近年のミニマルライフ流行も後押しし、出来るだけ部屋数を減らしてフレキシブルな使い方ができる空間の魅力が浸透しつつあります。
広いワンルームのメリット・デメリットは?
では、具体的にワンルームの魅力とはどのような点でしょうか?メリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
メリット
メリットは主に下の6点です。
- 家族構成や生活スタイルの変化に合わせてフレキシブルな使い方ができる
- 部屋の広範囲に日光を取り入れやすい
- 間仕切りが少ないため、施工費や材料費が削減できる
- 家事動線が直線的になり無駄がない
- 開放感がある
- 廊下などが必要ないため、空間を無駄なく生活空間にできる
まず、将来的に家族構成やライフスタイルが変化する可能性のある場合、無駄な部屋割りをせずにワンルームにしておくことでフレキシブルに使い方を変えられます。
また、プラン次第では間仕切り壁を後付けすることも可能です。
そして、間口が狭く奥行きのある一般的な形状のマンションにおいても、間仕切り壁が日光を遮ることなく、広範囲にまで陽の光を取り入れられるのも大きなメリットです。
また、間仕切り壁を極力減らすということは、その分の材料費や施工費を削減でき、その分家具に予算をかけたり、立地の良い物件を購入することもできます。
ワンルームには廊下などの居室空間以外のスペースが必要ないため、空間を無駄なく生活空間として使える他、狭い物件でも開放感を得られます。
このように、ワンルームにすることで、利便性を優先した都心部の小規模マンションでも、ゆとりある生活が送れるのです。
デメリット
では、デメリットはどのような点でしょうか?
・光熱費(空調)がかかる
・レイアウトによっては生活感が出やすい
・複数人で住む場合は生活音が気になる
まず、ワンルームの最も大きな懸念点は、空調のための光熱費がかかるという点です。
必要なスペースだけ温度調整ができる従来の間取りとは異なり、部屋全体を空調しなくてはいけないため、エアコンなども大型の機種をつけなくてはいけなかったり、適温にするまでに時間がかかったりします。ただし、日中不在にすることが多い人には影響が少ないでしょう。
プランニングの際に十分考慮しなくてはいけないのが、「収納量」です。住む人の持ち物に合わせた計画が重要で、多すぎても少なすぎてもいけません。
収納スペースが少なすぎると、片付かず雑然とした部屋になってしまいますし、多すぎるとデッドスペースになってしまいます。
設計段階である程度物の量を把握して、どれくらいの収納スペースが必要かどうかじっくり検討してください。
ワンルームで生活リズムが異なる人が複数人住むと、間違いなく音の問題が起こります。ですから、昼夜真逆の生活をする人と住む場合には、ワンルームは適していません。
逆に、就寝時間や起床時間のリズムが合う人と暮らす場合には、ワンルームはおすすめです。
広いワンルームはゾーニング&レイアウトが決め手
暮らしやすいワンルーム住宅を作る際に、最も重要なのが綿密なゾーニングやインテリアのレイアウトです。検討する際に必要な情報は、次の3つです。
・必要な収納量
・住む人数
・趣味スペースなどオプション空間の必要性
これらのポイントと開口部(窓)の位置を踏まえて、十分に平面計画をしなくてはいけません。
つい、デザイン性や設備機器の使い勝手に注目しがちですが、3つのポイントを履き違えてしまうと、いざ住んでみて後悔することになるかもしれません。
計画段階では未確定な要素がある場合には、出来るだけシンプルなレイアウトに仕上げて、将来的にパーテーションや家具で空間を仕切れるようにしておくことをおすすめします。
“セミ”ワンルームもおすすめ
ワンルームに抵抗がある方におすすめなのが、“セミ”ワンルームです。
室内窓の設置された間仕切り壁や、大きな引き戸で空間を仕切ると、ワンルームの持つ開放感や柔軟性を持ちつつ、個室を確保することができます。
ただし、一度設置した間仕切り壁や引き戸を撤去する際には、まとまった費用と工期、付帯工事が必要となるため、セミワンルームにする場合もじっくり検討してください。
物件探し・リノベーションの会社はどうやって選ぶ?
従来の2DKや3LDKの中古マンションをワンルームにするためには、フルリノベーションが必要になります。
後悔のない中古物件の購入や大規模なリノベーションを実現するためには、その物件を十分と理解し知識の豊富な不動産会社・施工会社に任せなくてはいけません。
ただし、いくら知識や経験が豊富な不動産仲介業者や設計事務所、施工会社に相談しても、それぞれの思惑が異なってなかなかスムーズに計画が進まないことも…。
そこでおすすめなのが、「ワンストップ」サービスです。
私たちSHUKEN Reでは、物件探し、設計デザイン、施工までをワンストップでお手伝いさせていただいております。ですから、各部門間での情報交換がスムーズで、お客様の時間を無駄にしません。
チーム一丸となってお客様の理想の住まいづくりをサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
東京でゆったりしたワンルームリノベーションを始めるなら…
従来のワンルームマンションは、狭くてスペースに限りがあり「仕方なく」プランニングされた物件が多かったですが、広い部屋に取り入れると、新たな魅力が生み出されます。
施工費や材料費が削減されるため、その分立地条件や内装にこだわれたり、デッドスペースがなくなって専有部をフル活用できることが魅力です。
また、将来的に暮らし方が変わった場合にも、パーテーションや家具の配置によってフレキシブルに空間の“表情”を変えられるのもポイント。ぜひ、シンプルで柔軟性のあるお部屋に興味がある方は、ワンルームの間取りも検討してみてください。
私たちSHUKEN Reでは、物件選びから間取りプランのご提案までワンストップでお手伝いさせていただきます。
スピーディに中古住宅を居心地良い住まいにフルリノベーションしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
また、相談会や見学会など様々なイベント、リノベーションに関するWEBでの無料相談を随時実施しております。
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