公開日:2021-12-25 更新日:2024-12-11
リノベーションで戸建て住宅をおしゃれに│東京都などの事例をご紹介
リノベーション住宅の魅力は、何といっても古い物を利用した味わい深さですよね。家主さんの思いがこもった個性あるおしゃれな雰囲気が印象的です。
シンプルでスマートなものや、素材感が映えるヴィンテージ感、日本の良き時代を思い出す古民家風など、他の住宅建築ではあまり見かけないテイストが、時間を経過した年代物の建物とマッチします。
こちらの記事ではそんなリノベーション住宅のおしゃれな事例を、自由度が高い戸建て住宅に絞ってお伝えしていきます。間取り別にご紹介するので、これからおしゃれなリノベーション住宅をお考えの方は、ぜひお役立てください。
リノベーションの戸建て住宅│おしゃれな事例をご紹介
先述したように戸建て住宅のリノベーションは自由度が高く、建物の強度など構造上の問題がなければ、基本的に施工NGな部分はありません。
一方マンションのリノベーションは、購入後であっても利用規約に沿ってリノベーションする必要があるので、何かと制限がかかりがちになってしまいます。そんな自由度の高い戸建てリノベーションだから叶った、おしゃれな事例をどうぞご覧下さい。
おしゃれなリビングダイニング
まずはおしゃれなリビングダイニングのリノベーション事例を見ていきましょう。家族が自然と集まる、快適な場所にしたいですよね。
【事例①】アイアン照明がアクセントのヴィンテージな家
二間続きだった和室の壁をなくして、解放感溢れるリビングダイニングに仕上がっています。お子さんの様子を伺いながらキッチンに立てる、オープンキッチンに変更され、キッチン作業もはかどりそうです。キッチンカウンターの壁には、工事の足場で使われる「足場板」が利用され、素材から出るぬくもりが感じられますね。
ダイニング横の和室だったとは思えないリビングは、アイアン照明や、サッシの色が全体の色を引き締め、ヴィンテージならでの味わい深さを感じます。リビングとダイニングの間に配置された低めのソファが、解放感はそのままに空間を程よく仕切っていますね。
【事例②】小上がりのある古民家風リビング
Ⅱ型キッチンから見たリビングダイニングには、背の高い家具などがなく広々とした空間が広がります。リビング奥につくられた小上がりスペースは、小さなお子さんのお世話や、お昼寝などにも重宝する人気の間取りです。さらに腰かけるのにちょうどいい高さにして、小上がりの段差を大型の収納スペースにすることができました。
リビングダイニングをリノベーションするときのポイント
リビングダイニングは家族が集まるスペースなので、どの様な空間にしたいのか意見をまとめていきましょう。
・リビングでは落ち着きたいので、照明が明る過ぎない方がいい
・ダイニングで勉強がしたいから、照明は明るくしてほしい
・朝はできるだけ時間効率を上げたいので、食事はカウンターで摂ってほしい
・ダイニングとリビングを一体化したて、広いスペースを確保したい
・帰ってきたときに自然と顔が見れる動線にしたい
希望を叶えるには、どの様なリノベーションが必要なのか、施工会社に相談してみましょう。あれもこれもと全てを叶えると予算オーバーになるので、希望に優先順位をつけておくことが大切です。さらに部屋の寒さ・暑さ対策もして、快適な部屋に整えていきましょう。
おしゃれなキッチン
次にキッチンのリノベーション事例です。収納スペースの整え方や、取り入れたキッチンスタイルの特徴なども見ていきましょう。
【事例①】緑のタイルが素敵なⅡ型キッチン
Ⅱ型スタイルにリノベーションされたキッチンは、作業台も広々としていて、数人でキッチンに立っても窮屈感がありません。
壁に貼られたグリーンのタイルが、家の雰囲気をより一層高めていますね。
キッチンカウンター奥には冷蔵庫と収納棚が配置され、生活感を適度に隠しています。
【事例②】パントリーを取り入れた収納力の高いキッチン
キッチンの奥にはたっぷり収納できるパントリーがつくられていて、キッチン周りがスッキリとした印象です。キッチン上の戸袋は既存の物をそのまま利用しているので、時代を超えた味わい深さがあります。収納スペースとして利用しなくても、その存在がインテリアのメインになっていますね。
キッチンをリノベーションするときのポイント
キッチンをリノベーションするポイントは、キッチンのスタイル選びです。家族とコミニュケーションが取りやすい対面式にするのか、作業スペースを広げるためにL型にするのか、回遊しやすいアイランド型にするのか、キッチン作業を同時にする人数や家族構成でも最適なキッチンスタイルが変わってきます。どの型が自分たち家族に最適なのか、それぞれの特徴なども理解しておきましょう。
さらにキッチン周りにはお料理に使う道具や、買い置きしておきたい調味料、日常で使わない食器や容器など、必要なものが溢れています。全てをキッチン内に収納するのがベストなので、収納スペースの確保が十分か確認しておきましょう。
おしゃれな洗面
洗面スペースもおしゃれにリノベーションしていきましょう。
【事例①】左官材で整えたレトロモダンな洗面台
洗面カウンターや壁も左官材に統一することで、昔ながらの暖かさが感じられる洗面台になっています。まん丸のブラケットライトや、シンプルな鏡の枠、横一列に並んだタイルがレトロモダンな印象ですね。
【事例②】アイアンフェンスがおしゃれな洗面スペース
漆喰で塗られた壁、流木があしらわれた鏡、窓枠にはまったアイアンフェンスと、こだわりがつまった洗面スペースです。リノベーションで広げた空間を、真ん中に残された柱がしっかりと支えます。水道の蛇口や、タオルがけ、そっと置かれたホーローのカップまで、おしゃれさがあふれていますね。
洗面周りをリノベーションするときのポイント
洗面台のリノベーションは、ユニットタイプかカンタータイプにわかれますが、特に一戸建て住宅ではカンタータイプが人気です。洗面ボールはシンプルな物から、焼き物などさまざまで、見ているだけで目移りしてしまいます。カウンターや壁などは、左官材で塗ったり、タイルを並べたりと水回りに強い材料を利用しましょう。
また洗面台はおしゃれなだけでなく、用途に合った利便性も必要なので、特に女性の意見を取り入れることをおすすめします。
おしゃれな玄関
玄関の事例を見てみると、収納スペースを広く確保しているケースが多いようです。素敵にリノベーションされた玄関を見ていきましょう。
【事例①】鉄扉が印象的な土間収納
玄関横には奥行きのある土間収納をつくり、お子さんの遊び道具などもたくさん収納できるよう整えました。
土間収納と玄関の間にあるガラスの鉄扉は、雰囲気にこだわった造作品です。
【事例②】オープンスタイルの玄関収納
玄関収納は、あえて扉を付けないことで、ショップのディスプレーのようなおしゃれさがあります。扉を開けるワンアクションがないことや、靴だけでなくアウターなどを収納できるのも嬉しですね。
玄関に入って左側の扉は、洗面脱衣室に繋がっています。外遊びでドロンコになったお子さんを、すぐにお風呂へ連れて行けるのも嬉しい間取りです。
玄関をリノベーションするときのポイント
一戸建て中古住宅の玄関は比較的広さもあるので、収納スペースを見直すリノベーションが人気です。土間収納(玄関クローゼット)を作って、収納力を上げると生活のしやすさが変わりますよ。
アウターや工具、庭のお掃除道具など、室内で使わない物、出かける時に必要になるものなどを収納できる様整えておくと便利です。小さなお子さんのいるご家庭であれば、お砂場セット・ベビーカー・三輪車なども置けるスペースを作れると嬉しいですね。
まとめ│戸建て住宅をおしゃれにリノベーションしよう
?戸建て住宅リノベーションの事例を、間取り別にご紹介しました。どのお宅もおしゃれな仕上がりで味わい深く、家主さんのこだわりが感じられますよね。ぜひ今回のおしゃれな事例を、これからのリノベーション計画にお役立てください。
私たちhowzlifeは、中古物件探しからリノベーションまで一貫してお役に立ちます。予算立てやローンの組み方などのご相談もお受けしているので、お気軽にお問い合わせください。