公開日:2021-12-17 更新日:2024-12-18
リノベーション×インテリアは成功を左右する|事例から見てみよう
現在賃貸で暮らしている方も、所有しているお住まいで生活している方も「もっと素敵になる予定だったのに、何か思い描いていた空間と違う」と感じたことはないでしょうか。
住まいづくりの難しさは、頭の中で想像しているものを形にすることです。
そのため、想像と実際の完成度の誤差から、自分のイメージとは違う!という違和感が生じてしまうのです。
そのひとつの要因が、「インテリア」かも知れません。
例えば、「このアンティークな家具に合わせた雰囲気を住まい環境に」と目標になるものがあることで、方向性が明確になる場合も少なくありません。
今回は、後悔しないリノベーションをするために「インテリアとリノベーションの関係性」にクローズアップしてみましょう。
SHUKEN Reのワンストップリノベーションでお手伝いさせていただいたお客様の事例もたくさんご紹介します。
「こんなインテリアが素敵!」「こんなイメージにできあがるのかなぁ」など、これからの住まいづくりにぜひお役立てください。
コラムのポイント
・リノベーションが注目される今、その良さを更に伸ばす方法に、家具のセレクトがあります。リノベーションを成功させるポイントを知ることができます。
・内装をどう彩ればいいのかなど、おしゃれな雰囲気にする方法を施工事例からシミュレーションすることができます。
リノベーション後、思った感じと違う?と感じる訳とは
リノベーションは新築の一軒家などとは違い、今あるものを活かし「より素敵な住まいにする」方法です。
理想の住まいを手に入れられるリノベーションですが、完成後「あれ?なんか想像と違う?」と感じるようでは、リノベーションの成功とは言えません。
そういったリノベーションへの違和感を生むひとつの要因が、「家具やインテリア」と言われています。
ではなぜ、家具やインテリアによってそういった違和感が生まれてしまうのでしょうか。考えていきましょう。
リノベーションは空間を作るだけではないということ
リノベーションは中古の建物の良さを活かしつつ、自分たちのライフスタイルの合わせ住まいづくりをしていきます。
そのため一般的なプランニングの場合、「リビングはこのくらいの広さで・・・」「この動線では動きにくいから、このスペースをこっちに」など、空間自体を作り上げていきます。
理想の住まいにするために間取りや細かい部分にまでこだわりますが、建物の状況や自分たちの希望を盛り込むだけで、家具やインテリアを考えた空間づくりをすることは少ないことが多いのです。
そのためリノベーション後に家具やインテリアを入れた時、思い描いていた空間の印象が変化してしまう場合も少なくないのです。
例えばソファーひとつ、ダイニングテーブルひとつとっても、大きさや形。
色使いや質感など、ひとつひとつ違います。リノベーション後の空間を違和感なく、そしておしゃれな印象にするためには、リノベーションと一緒にインテリアのイメージを固めていくことも大切なのです。
リノベーションは、ただ空間を作るだけではなく「空間そのものをイメージし、作り上げていく」ことなのです。
インテリアに合わせたリノベーションもおすすめ
リノベーションに合わせたインテリアの選び方には、いろいろな方法があります。
○ 手持ちのアンティークの家具が生きるリノベーションをする。
○ ナチュラルやモダン、アンティーク、北欧風など、リノベーションイメージに合わせて家具やインテリアをセレクトする。
○ 購入したいインテリアや家具からリノベーションの方向性を決める。
○ インテリアの色味や質感をリノベーションに活かし、統一感を持たせる。
など、インテリアひとつでリノベーションの目的が変わる・決まることもあるのです。
SHUKEN Reのワンストップリノベーションならできる!リノベーションに合わせたインテリアセレクト
SHUKEN Reでは、「既製の家具や建具では気に入ったデザインやぴったりのサイズが見つからない」などのお悩みをスッキリ解消できる!オーダー製作も可能です。
千葉にある自社工場で家具職人が、あなただけのためにひとつひとつお作りしています。
オーダーは、リノベーションのデザインに合わせて、棚板一枚から建具や本棚・キッチン・食器棚など、イメージに合わせてご提案しています。
インテリアを合わせたリノベーションをご検討している方は、お気軽にご相談ください。
【関連コラム】:家具のオーダーメイドで失敗しないためのコツ
満足したリノベーションを実現した事例紹介
では実際にSHUKEN Reのワンストップリノベーションでお手伝いさせていただいたお客様の、リノベーションを見てみましょう。
インテリアにもこだわりつつ、快適性をアップさせたリノベーションがいっぱいです。
それぞれにこだわりのポイントも合わせてご紹介します。
spinning gather
「新婚時代に購入した食器棚とダイニングテーブル、椅子は捨てたくないよね」と25年間、家族の食卓を見守り続ける愛用の家具を基調に、空間をイメージしました。
使い勝手のいい棚を造作したキッチンなど、インテリアを活かしつつ、暮らしやすさもリノベーションで実現しています。
扉を開けた瞬間、視界に飛び込むホールに漂う異国情緒。
シノワズリーのようで、モロッコ風でもあり、それでいて和箪笥が違和感なく馴染んでいます。
聞けば、この箪笥はR夫人の実家にあった思い出の仙台箪笥なのだそう。
「実家の父が子どもの頃に私がこの箪笥を気に入っていたのを覚えていて『家を建てるなら』と送ってくれたんです。
最初はこの家の雰囲気と合わないかなと思っていた」そうですが、驚くほど、見事にマッチしています。
GALLERY APARTMENT
空間の特長を最大限に活かし、寝室をグルリと取り囲むようにリビングダイニングとバスルーム&トイレが配置されています。
まるで回廊のような造りになっていて、お家の中が回遊するリビングギャラリーの様に仕上がっています。
自分たちの作品をインテリアとして活かす工夫が、あちらこちらに散りばめられています。
寝室とリビングをつなぐ大小の室内窓や印象的なこのドアは、ご夫婦が元から所有していたアンティーク品。
思い入れのあるインテリアが生きるよう、質感にもこだわれる部分はリノベーションの醍醐味です。
Trace of Lights
実はこちらの中心にあるソファー。施主様が「舞い上がって、衝動買い」してしまったという一品。
リノベーションでソファーの良さを最大限に活きる!雰囲気にしっくりとくるような空間に仕上がっています。昼はサンルームからの陽射しを満喫し、夜は寛ぎながらバータイムを楽しむ。ここは、Kさんにとって「いちばん落ち着ける場所」であり、「いちばんお気に入りの場所」になっています。
リノベーション前は光の届きにくかった玄関も、内窓付きのキッチンにリノベーションすることで、キッチンの背面にある外窓とキッチンの内窓が一直線に。
玄関にまで自然光がやわらかく射しこむ空間へ変化しました。
そしておしゃれ感をアップさせてくれる!細めでスタイリッシュなアイアンの窓枠を採用。
細めな窓枠にすることで、空間にシャープさを演出してくれています。
このように自分たちの暮らしやすい場所で中古物件を購入し、リノベーションで自分らしい暮らし方を取り入れる方が増えています。
インテリア×リノベーションは、様々な可能性を秘めているのです。
【関連コラム】:おしゃれな内装計画|インテリアと調和したリノベ住宅のつくり方
まとめ:インテリア力をアップさせる!リノベーションを叶えよう
リノベーションでは、はじめにスタイルや方向性を決めてから、そのイメージに沿って内装や建具などの素材と色を選んで行く方法が一般的です。
そのためスタイル・雰囲気・インテリアなど、全てを考えていくことはとても大変です。
インテリア力をアップさせるリノベーションを成功させる秘訣は、「どこかに統一感を持たせること」です。
完成した部屋のスタイルとインテリアがちぐはぐになってしまうと、空間に統一感がなくなってしまいます。
「まだ具体的にイメージがわかない…」という方も、ご安心ください。
SHUKEN Reのワンストップリノベーションでは、お客様の小さな声に耳を傾け、言葉に表現できない思いをくみ取り、形にするお手伝いをしています。
どんな些細なことでもいいのです。
あなたの頭の中にある思いを、声にしてみましょう。
それがリノベーションの第一歩です。ぜひお気軽にご相談ください。