公開日:2021-12-13 更新日:2024-12-18
インテリア&リノベでおうち時間を楽しめる家にする方法
住宅を彩るものは、外壁や内装、インテリアなど様々なものがあります。
特に今は、以前であれば家族が過ごせれば良かった住まい環境に、「楽しみ」や「快適性」をプラスする「新しい価値観」も重要視されてきています。
ワンポイントを変更するリフォームとは違い、リノベーションでは「全体の雰囲気を変化させる」こともできるのです。
今回は、おうち時間を楽しめるリノベーションにクローズアップしてみましょう。
インテリアを活かすリノベーションから、趣味や家族で楽しめる空間を創造するリノベーションなど、可能性は無限大に広がります。
施工実例などからリノベーションのアイデアを、たくさんご紹介します。これからのプランニングに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント ・おうち時間の長くなる今、自分のお家が1番好き!と思えるリノベーションの魅力を知ることができます。
・SHUKEN Reでお手伝いさせていただいたお客様の実例から、「こんなアイデアを取り入れたい」など自分たちの住まいをシミュレーションすることができます。
変化する住宅の価値観とは
以前は、快適性よりも職場から近い場所に住居を構える。
新築の住まい購入は、将来の夢!など、暮らしの充実よりも「利便性やステータス」が重要視されてきた部分が大きくありました。
近年の感染症の蔓延などから「新しい暮らし方」「新しい働き方」などが導入され、住宅への価値観や住宅に求められることも変化しつつあります。
では今の住まい選びでは、どのようなことに注目が集まっているのでしょうか。
現在では、テレワークなどの新しい働き方も普通となりつつあり「仕事とプライベートの充実=快適性」を選択する方が増えてきています。
SHUKEN Reでお手伝いさせていただいたお客様にも、オリジナリティのあるリノベーションを実現されています。
まずは実例をご紹介します。
○ 利便性を高めつつ、自分たちらしい暮らしを手に入れたい。
GALLERY APARTMENT
共に芸術畑で育ったご夫婦は、ご結婚後に都心の文京エリアに住み、この地域が気に入って近隣に家を持ちたい!と思い、SHUKEN Reにご相談くださいました。
こんな家に住みたいという明確なビジョンがあるご夫婦にご紹介したのは、地下鉄駅のほぼ真上という絶好の環境にあるマンションの高層階でした。
空間の特長を最大限に活かし、寝室をグルリと取り囲むようにリビングダイニングとバスルーム&トイレが配置されています。
まるで回廊のような造りになっていて、お家の中が回遊するリビングギャラリーの様に仕上がっています。
寝室とリビングをつなぐ大小の室内窓や印象的なこのドアは、ご夫婦が元から所有していたアンティーク品。
こういった思い入れのインテリアを活かせる部分は、リノベーションの醍醐味です。
○ 自然豊かな環境で、自分たちが望む空間を取り入れた住まいにしたい。
ヴィンテージ&グリーン
電車のアクセスが良く、公園が目の前の静かな環境や外観などが気に入り、リノベーションを前提として中古マンションを購入。
「玄関からガラス扉越しに見る我が家が好き」とおっしゃっている施主様のお気に入りの玄関ホールは、ガラス扉を造作し、冷暖房効率を高めつつ、明るく開放的な空間になるよう工夫が施されています。
住まいの環境だけではなく、室内でも自然が楽しめるようお住まい後にグリーンコーディネートもご提案しました。
もともとグリーンがお好きなK様のテイストに合わせた植栽選びで、お住まいがさらに素敵になりました。
キッチン?LD?玄関?子ども部屋と回遊できる間取りをリノベーションにより実現。
おうち時間が長くても、家族がストレスフリーで過ごせる空間が創造されています。
○ おうち時間を快適に過ごせる住まいが欲しい。
LOFT LIVING
こちらのお住まいのリノベーションテーマは、ゾーニング。
10年お住まいになったご自宅の間取りの欠点を踏まえて、将来を見据えた可変型のある住まいへのリノベーションがスタートしました。
お子さんが小さいうちはほとんどリビングで過ごすことから、部屋数を無駄に増やさず、リビングを開放的に大きく取るということ。
そしてお子さんが成長した時、個室を作るために広くとったリビングをあらかじめ様々な機能を持たせる”オープンスペース”的につくりました。
リビングにあるロフトは、お子さんが小さいうちは上のロフトがお子さんの居場所となり、下段はご主人の書斎となっています。
マンションの限られたスペースを効率的に使うためには、目的にあったサイジングが重要!ということで、ロフトをはじめ沢山の造作アイテムを取り入れています。
○ 賃貸では難しいペットと過ごす住まいが欲しい。
キャットウォーク・BRAVO!
当初は新築を検討していましたが、好みのデザインや間取りが見つからず、ワンストップでの中古物件購入+リノベーションをご決断。
素材の色や質感にもこだわり、細部に至るまで納得いただけるデザインを追求しました。
LDは2つの居室を仕切る壁を抜き、明るく開放的に。床に無垢材、壁はレンガを張り、新設した書斎の壁は漆喰を塗りました。
書斎の壁面に、キャットウォークを兼ねた本棚を造作しています。
趣味室の床材は、アンティーク加工を施したオークの無垢材。
使い込んだような味わいを表現するなど、細部まで妥協なく素材の色や質感を考え、素材の持ち味が調和する空間を作り上げました。
S様からは「家で過ごす時間が長くなりました。空間に合う小物を揃える楽しみもでき、毎日が今まで以上に充実しています」とのご感想をいただきました。
このように自分たちの暮らしやすい場所で中古物件を購入し、リノベーションで自分らしい暮らし方を取り入れる方が増えています。
価値観の変化×リノベーションは、「住まいづくりに自由な発想」への可能性を広げています。
自分好みのおうち時間を楽しめる空間づくり
新しい住まいの購入を考えた時、希望のエリアにはたくさんの中古物件が眠っています。
しかしそのまま購入したのでは、ありふれた間取り、ありふれた設備と「自分らしさ」という部分では、物足りなさを感じます。
上の施工実例でご紹介したように、どのような住まいにしたいのかという「目的」によって、リノベーションの可能性は無限大に広がります。
ここではおうち時間を楽しめるアイデアをご紹介していきましょう。
内と外を緩やかにつなげる!開放的な空間づくり
室内にいる時間が長くなると、気分が鬱々としがちになります。自宅にいながらでも、外の空気を感じてリフレッシュできる空間づくりが大切です。
リノベーションの大きな魅力は、間取りを自由に創造できる自由度の高さです。
ベランダやテラスなどへの隔たりを緩やかにすることにより、開放的な雰囲気を作り出すだけではなく、新たな使い方も見つかります。
見晴らしのいいロケーションを臨む個性的なリビングルーム。
リビングに面して、ちょっと広めなバルコニーがあるため、直接太陽の光を浴びたり、ベランダで休息をとったり。
第2のリビングとしても活用できます。
今は自宅に居ながらキャンプ気分を味わえる、ベランピングも人気があります。
移動のしやすさは、こういった新しい楽しみ方をサポートしてくれるでしょう。
広いリビングを活用する!多目的に使える空間に
リビングは、長い時間、家族と過ごす生活の中心となるスペースです。
以前の住宅では、「居間」「キッチン」などのように各空間を仕切る間取りが一般的でした。
現在ではマンションだけではなく一戸建て住宅でも、「ダイニングとリビングを一体化するスタイル」が主流になりつつあります。
広くなることで、開放感も高まり、それぞれの空間につながりを持たせることで多様化できるスペースとしても注目されています。
お仕事柄、膨大な資料のストックと壁を埋め尽くさんばかりの書籍が多くあったS様。
しっかりと収納でき、いつでも取り出せるよう、リビングに巨大な本棚を設置しました。
大きな窓からは明るい光が入り込むため、大きな本棚があっても、圧迫感を感じさせないなど、アイデアが施されています。
これだけ本棚の収納量があれば、家族の多い方の住まいでも、おうち時間も楽しく過ごせそうですね。
広いリビングの一角には、ワークスペースが設けられています。
「リビングで勉強するのがいまの流行り」らしく、将来はHちゃんの勉強机として活用することを前提に、壁面にはEさんのアイデアでマグネット塗装にし、メモを直貼りできるようにアイデアが取り込まれています。
こういったちょっとしたアイデアで、楽しく勉強できそうです。
インテリアにこだわっておうち時間を楽しむ
一見、無機質に感じそうな鋸カットのフローリングにブロック壁。
ステンレスキッチンに躯体塗装、そしてオリジナルのアイアン塗装の黒いドア。
こう並べるとかなり個性的なデザインを連想されると思いますが、意外にもとても落ち着く空間に仕上がっています。
自分好みのインテリアに囲まれた空間は、気分からおうち時間を楽しくさせてくれます。
ハウズライフでは、お持ちのインテリア素材の活用はもちろん、既製の家具や建具では気に入ったデザインやぴったりのサイズが見つからないとき、オーダー製作で住まいを彩ることも可能です。
千葉にある自社工場で家具職人があなただけのために丁寧にお造りします。
間取りからではなく、インテリアからリノベーション計画を検討することも、新たな可能性を広げてくれます。
まとめ:迷っている方は、ぜひ1度ご相談ください
今ではリノベーションというフレーズも、珍しくなくなりました。
ですが、「リノベーションって、どのような感じなのだろう?」と思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
リノベーションでの家づくりは、普通の家づくりとそう違いはありません。
自分たちの思いを声にし、それを形にしていきます。
まだ具体的にイメージがわかない…という方も、ご安心ください。
SHUKEN Reのワンストップリノベーションでは、お客様の小さな声に耳を傾け、言葉に表現できない思いをくみ取り、形にするお手伝いをしています。
ぜひお気軽にご相談ください。