公開日:2021-11-26 更新日:2024-12-18
ワンストップリノベーションって?メリットを紹介します
以前は住まいの購入を検討する際、「新築こそがステータス」という考え方が主流でした。
現在では住宅への価値観も変化し、新築だけにとらわれず「暮らしやすさや快適性を住まいへ」と考える方も多くなってきています。
新築であれば、購入できないエリアでの住まいづくりや、費用を抑えつつ自分好みの住まいづくりができること。
これが中古物件購入×リノベーションの醍醐味です。
そこで今回は、リノベーションの中でも「ワンストップリノベーション」についてクローズアップしてみましょう。
他のリノベーションとはどのような違いがあるのか。
そしてどんな魅力があるのかなど、知っておきたい情報を集めました。
これからのプランニングに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント ・自分たちに合うリノベーションの方法など、リノベーションの基礎知識を知ることができます。これからの家づくりを想像し、どんな方法がいいのかイメージしてみましょう。
・後悔のないリノベーションにするためには、パートナー選びがとても重要です。どのような違いがあるのか。自分たちに合うパートナーの選び方が分かります。
ワンストップリノベーションって何?
今の住まいから心機一転。新しい住まいを検討した場合、「新築を購入する」「中古物件を購入する」のふたつに分かれることがほとんどです。
中古物件のメリットは、購入に対する費用が新築に比べ抑えられることや、住みたいエリアでの住宅購入の可能性も新築より高くなります。
今は住まいの価値観も、「生活できる住まい」から「自分たちに合った住まい」「おうち時間の楽しめる住まい」などに変化してきています。
その価値観に対応できる方法のひとつが「中古物件購入×リノベーション」です。
ワンストップリノベーションとは?
リノベーションとは、自分たちが選び購入した物件を「家族構成にぴったりな間取り」や「好みのデザイン」。
そしてそこで暮らすみんなが、心地よさを感じる空間を作り出す方法です。
間取りなどを自由にアレンジすることができ、自分たちのオンリーワンの空間を創造することができます。
リノベーションを進めていく場合、主に下のふたつのケースに分けることができます。
ひとつめは、物件探し、リノベーション、住まいの工事を「それぞれ別の会社に依頼する」ケースです。
この場合、それぞれの項目のパートナー選びから、3社に依頼しやりとりを行うなど、負担がとても大きくなります。
特に現在は共働きのご家庭も多いため、時間の調整も簡単ではありません。
そういった負担が面倒になり、住居の購入を断念してしまう方も少なくないのです。
そしてもうひとつの方法が、物件探し、リノベーション、住まいの工事を「ひとつの会社に依頼する」=「ワンストップ型リノベーション」になります。
ワンストップ型であれば、住まいの希望やこだわり、住まいに対する要望などをひとつの窓口でまとめられます。
そのため要望の誤差が生まれにくく、やりとりなどの時間も短縮することができます。
またひとつの窓口で行うため、住宅購入の資金計画からアフターサービスまで、「ずっと変わらないサービス」を受けられることは、とても大きなメリットとなります。
ひとつの会社で一貫してサポートしてくれるので、中古物件×リノベーションをスムーズに進めることができるのです。
SHUKEN Reのリノベーションは?
SHUKEN Reのリノベーションは、「中古を買ってリノベ」を実現する!ワンストップスタイルです。
こんな家に住みたい!という理想を実現させるために、物件探し・資金計画・リノベーション設計施工までをSHUKEN Reがワンストップでお手伝いします。
どんな住まいができる?などの「無料相談 [物件探し&資金相談]」や「リノベーション・プランニング」、「物件の施工」や「住み始めてからのメンテナンス」まで、お客様に寄り添ったサービスをご提供しています。
キャットウォーク・BRAVO!
LDは2つの居室を仕切る壁を抜き明るく開放的に。
床に無垢材、壁はレンガを張り、新設した書斎の壁は漆喰を塗りました。
書斎の壁面に、キャットウォークを兼ねた本棚を造作。
Trace of Lights
家族でゆったりと過ごせる空間の確保や、家事や子育てがしやすい間取りといった要望を叶えつつ、デザインも一新したいというご希望から、リノベーションがスタート。
無機質&月日が過ぎてこなれる家へ生まれ変わりました。
ビター&ナチュラル
上でご紹介した施工実例も、物件探しから住まいづくりまで「ワンストップリノベーション」で行っています。
ワンストップならではの利点を活かし、希望のリノベーションが可能かどうかを確認。
そして、物件価格とリノベーションの見積もりが同時に確認できるなど、「スムーズに賢く、物件探しとリノベーションプランニング」を進行することができます。
「リノベーションって、自分たちに合うのかな?」など感じている方は、ぜひ1度SHUKEN Reへ相談してみませんか?
【関連コラム】:リノベーション物件のデメリットは?後悔しない住まいのつくり方
ワンストップリノベーションのメリット・デメリット
家づくりも例外ではなく、魅力的となるメリットがある反面、どうしても目を背けたくなるデメリットが少なからずあります。
今回注目しているワンストップリノベーションも同様です。
デメリットと聞くと一般的に「悪いこと」と捉えがちです。
しかしデメリットは悪いことではなく、知ることで「未然に改善できる」「マイナス点を削減できる」チャンスとも言えます。
ここではワンストップリノベーションの魅力とデメリットをご紹介します。
ワンストップリノベーションのメリット
窓口が1つ
何といっても最大のメリットは、「全ての窓口がひとつ」という部分でしょう。
住宅を購入するためには、いろいろな場所とのやりとりや協力体制のあり・なしにより、負担は大きく変化します。
窓口をひとつに集中させることにより、何か不測の事態が起こった場合にも対応がしやすく、また責任の所在もはっきりさせやすいのです。
予算のバランスが取りやすい
新築よりも予算が抑えられるとはいえ、住宅購入には大きな金額が動きます。
そのため、購入する中古物件とリノベーションにかかる費用のバランスをうまく取ることは、とても大切なのです。
そして新しい住まいを求める最終目的は、「住宅の購入」ではありません。
購入した後、安定して生活を送ることを視野に入れなければ、家族みんなの笑顔にはつながらないのです。
○ 日々の生活費 ○ 子どもの教育費 ○ 日々の楽しみのための費用 ○ 万が一のための貯金 ○ 住宅の維持費 ○ 将来のための老後資金
など、考えていかなければいけないことはたくさんあるのです。
ワンストップリノベーションの場合、トータルでサポートしやすい環境がそろっているため、「住宅購入に対する不安を軽くしてくれる」などもメリットとしてあげられるでしょう。
ワンストップリノベーションのデメリット
別々で依頼するより、費用がかかる可能性も
同じように見える会社であっても、ひとつひとつ得意とする分野を持ち合わせている場合もあります。
例えば、情報力やネットワーク環境が優れている会社では、他よりも中古物件をより早く、そして費用を抑えて購入できるケースも考えられます。
しかし各会社に依頼することで、諸経費などの費用が各々で発生する可能性があることは、頭の中に入れておきましょう。
つながりが深くなることで、断りづらい・変更しづらい可能性も
相談から、検討、プランニング、施工など一括で行えるため、別々に依頼するよりも関係性も親密になりやすいこと。
それがワンストップリノベーションの特長です。
しかし親密になりやすいからこそ、言いだしづらくなるケースも考えられます。
デメリットを回避するためには、自分たちのリノベーション目的を明確に持つことが大切です。
小さなこととは思わず、担当者にしっかりと思いを伝え、一緒に目標に向かうことが、後悔のないリノベーションにつながっています。
【関連コラム】:【リノベのポイント】失敗しない家づくりのコツ
自分たちの思いを形に|施工実例を紹介
ひとことでリノベーションと言っても、ひとつひとつに思いが込められ、それぞれの形があります。
SHUKEN Reが手がけた「ワンストップリノベーションプラン」をご紹介します。
Fn Design
人生2度目のリノベーションとなるS様ご夫妻。
「利便性が良い土地の賃貸物件だと賃料も高額になりがち。
それならば、資産性を担保できる物件を購入した方が良いなと思いました。
手間は掛かりますが、自分の好きな家に暮らせますしね」とリノベーションの醍醐味を満喫されています。
今回のリノベーションでイメージしていたのは、「光がたくさん入って過ごしやすく、家族の顔が見える家」
その言葉通り、ヘリンボーンの床とルーバーの扉が印象的な玄関を抜け、リビングの扉を開けると、部屋の一辺全部を占める広いバルコニーに面した大きな窓から、たくさんの光が差しこみます。
寝室と一体化している回遊型のウォークインクローゼットは、おふたりの「廊下を作ると部屋のスペースが制限されてしまうので、寝室を区切らず部屋の一部のようにしたい」との希望に対してご提案しました。
コンパクトかつ使いやすさが施されています。
ODEN GOTEN
リノベイメージは「古民家・レトロ」。リノベーションと聞くとマンションを想像しがちですが、そうではありません。
こちらは“眺望良好の高台に立地した一戸建て”の古民家を自分たちらしくワンストップリノベーションしました。
「料理をする時に子どもの様子が見渡せること」が要望であったキッチンは、利便性のアイデアもいっぱい取り込まれています。
古き良きものを活かしつつ、自分たちらしさをリノベーションで実現したお住まいとなっています。
まとめ:リノベーションが成功する秘訣とは
リノベーションにはいろいろなスタイルがあります。
家づくりの難しさは、自分たちの気持ちを言葉にし、形にすること。
そして住まいづくりにこれが成功という道がないことです。
リノベーションを成功させる秘訣は、自分たちの思いをしっかりと聞いてくれる。
そして一緒に形にしてくれる「パートナー選び」と言っても過言ではないでしょう。
自分たちの小さな声にも耳を傾けてくれるパートナーと一緒に、ひとつひとつ話し合いながら、リノベーション計画を進めていきましょう。