公開日:2023-03-06 更新日:2024-07-08
ホームサウナ導入のよくある後悔例と対策!費用・温度・電気代などチェックポイントを解説
この記事では、ホームサウナの導入を検討している方に向けて、よくある後悔例と対策をセットで紹介します。
ホームサウナ導入にあたって、メリット・デメリット、導入費用やランニングコストなど、考えなければならないことはたくさんあります。
しかし一つずつ順番にチェックし対策していけば、ホームサウナ導入による後悔を防ぐのは難しくありません。
本記事を参考にしていただき、理想のサウナ環境づくりを目指してください♪
・メンテナンス手間やランニングコストなど、ホームサウナ導入後のことも確認しましょう。
■ホームサウナで家サ活したい!けどデメリットも気になる・・・
最近は、ホームサウナを導入して理想のととのい環境をつくる方を、SNSやYouTubeで見かけることが増えてきました。
しかし日本の住宅事情ではホームサウナの実現はハードルが高く、導入後のデメリットなども気になるところです。
実際1900年代の第2次サウナブームでは、一戸建てを中心にホームサウナを導入する事例も見られました。
しかし当時のホームサウナはメリットよりデメリットの方が大きかったのか、2000年代にはそのような住宅はほとんど無くなり、ブームには至りませんでした。
自由な入り方ができるホームサウナは、施設にはないさまざまなメリットや魅力を持っています。
しかし良いところだけ見て導入してしまうと、実際に使ってみてデメリットに気づき、後悔する可能性もあります。
ホームサウナ導入でよくある後悔例を一つずつ確認し、しっかり対策して理想のととのい環境を手に入れましょう♪
■ホームサウナでよくある後悔例と対策6つ
ホームサウナを実際に導入する前に、次のポイントをチェックして対策しましょう。
①ホームサウナのデメリットで後悔!
前述したようにホームサウナにはメリット・デメリット両方あるため、知らずに導入すると後悔する可能性があります。
まずはフラットな目線で、ホームサウナのメリット・デメリット両方をしっかり把握しましょう。
※ホームサウナのメリット
- 好きな時に入れて混雑しない
- スマホや音楽も楽しめる
- 入浴料がかからない
- サウナを出てすぐ就寝できる
- セルフロウリュできる
自分だけのホームサウナは店舗のように土日やピークタイムの混雑が無く、スマホやタブレットで映画や音楽も自由に楽しめるのが魅力♪
毎回の入浴料と移動時間がかからず、サウナを出た気持ち良い状態でそのまま就寝できるのも大きなメリットです。
ロウリュ対応のサウナストーブを選べば、周りの人に気を遣わずセルフロウリュできるのもうれしいポイントですね。
※ホームサウナのデメリット
- 初期費用がかかる
- 設置スペースの確保が難しい
- 水風呂の工夫が必要
- 準備に時間がかかる
- メンテナンスが必要
ある程度の初期費用がかかるのは、ホームサウナ導入の大きなデメリットです。
また一戸建て・マンションどちらの場合も、設置スペースの確保が高いハードルになるでしょう。
スイッチを入れてから室内が温まるまで時間がかかり、水温が上がる夏場の水風呂の工夫などが必要になるのも注意すべきポイント。
内装の木材やストーブなど、消耗品のメンテナンス手間と費用がかかることも把握しておくべきでしょう。
ホームサウナのメリット・デメリットはこちらのコラムでも掘り下げています。
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②サウナの種類と温度で後悔!
ホームサウナの種類によって室内温度や体の温まり方が違いますので、知らずに選ぶと後悔する可能性が高いです。
ホームサウナで採用されることが多いのは、主に次の4種類です。
※ホームサウナの主な種類と室内温度の目安
- ドライサウナ:80~100℃
- 遠赤外線サウナ:60~70℃
- スチームサウナ:40~60℃
- ミストサウナ:40~50℃
一般的な店舗で楽しめる高温サウナはドライサウナが多く、よく確認せずほかの種類を選ぶと温度が低くて後悔する可能性があります。
ドライサウナより室内温度が低いほかのサウナも、事前に入り方を知り納得して選べば問題ありません。
色々な店舗を訪れてみて、ご自身に合うサウナを探してみるのもおすすめです。
③設置方法・費用で後悔!
ホームサウナの設置方法は大きく分けると3種類あり、それぞれメリット・デメリットと費用相場が変わってきます。
ご自宅の状況やサウナスタイルにマッチする方法を選ばないと、せっかくお金を掛けてホームサウナを導入しても後悔する可能性があります。
※ホームサウナの設置方法と費用相場
- 据え置き型:30万円~
- 埋め込み型:80万円~
- 屋外設置型:100万円~
出典:神戸メディケア
ボックスタイプの据え置き型サウナは、大規模な工事が不要で比較的リーズナブルな製品が多いです。
一方圧迫感を覚える方も多く、しばらく使ったら飽きてしまい後悔するケースも。
広い庭がある一戸建てにホームサウナをつくるなら、屋外設置型のサウナ小屋やバレルサウナも一つの選択肢になります。
ただし雨風にさらされるため、塗装などのメンテナンス手間がかけられないと後悔する可能性も。
埋め込み型は部屋の間取りに合わせて設置でき、リフォーム・リノベーションで理想の環境をつくることも可能です。
ただしある程度の費用がかかり、簡単に撤去できないためしっかりレイアウトを考えないと後悔する可能性があります。
費用・クオリティのバランスを考え、ご自身のサウナライフに合った選択肢を選びましょう。
④水風呂が不便で後悔!
ホームサウナでは水風呂の確保と動線が課題になることが多く、後悔する可能性も高いので要注意。
水温が低い冬場は浴槽に水を張るだけで十分ですが、地域によっては夏場に水温が20℃を超えるためそのままだとととのうのが難しくなります。
チラーと呼ばれる冷却装置を使うなど、夏場でもしっかり冷やせる工夫を事前に調べておきましょう。
またサウナから水風呂までの距離が遠いと、途中で汗が垂れたり、家族からクレームが出たりするかもしれません。
設置スペースだけでなく、サウナ⇒水風呂⇒ととのいスペースも含めた動線を考えてみてください。
⑤電気代とメンテナス費用で後悔!
毎月の電気代や消耗品のメンテナンス費用など、ランニングコストもホームサウナ導入で気を付けるべきポイントです。
電気式サウナストーブの電気代は1時間あたり100円前後の製品が多いので、1か月毎日入ると3,000円程度です。
入浴料に比べれば当然安いですが、いきなり電気代が上がるとびっくりするので事前に把握しておきましょう。
またサウナストーブや内装木材の耐用年数、故障したときの部品交換費用などもあらかじめ知っておくと後悔を防ぎやすいです。
⑥ホームサウナに飽きて後悔!
ホームサウナに飽きてしまい、使わなくなるのもよくある後悔パターンです。
自宅サウナも申し分ないですが、慣れてくるとやはり広いサウナ、広いお風呂、水風呂、外気浴が欲しくなります(笑)
出典:サウナのある暮らし~自宅サウナを設置した感想と気付いた点~(メリット、デメリット)
ホームサウナは自分だけのととのい方ができるのが魅力ですが、店舗の大きなサウナの開放感はまた別物。
特に0.5~1畳前後のコンパクトなホームサウナだと、圧迫感を覚えてあまり使わなくなってしまうケースが多いようです。
オークションサイトなどでは、使わなくなってしまった中古のホームサウナが出品されていることも珍しくありません。
ホームサウナは据え置き型でも数十万円はする高価な製品ですから、使わなくなってしまうと大きな後悔を覚える可能性が・・・。
どのようなホームサウナを導入する場合でも、なるべくショールームで実物の広さや使い勝手などをチェックしましょう。
実際にホームサウナの中に座ったときの視界や雰囲気は、体験してみないと分かりません。
実物を確認せず導入してしまうと、自宅に設置してみてから大きな後悔を感じる可能性があります。
またショールームなら設定温度や使用上の注意点、メンテナスなども質問できるので、後悔を防ぎやすくなります。
■ホームサウナの後悔はリノベーションで対策!
ここまでご紹介してきた後悔パターンを防ぐには、リノベーションでホームサウナをつくるのも一つの方法です。
設置スペースや圧迫感などホームサウナの課題も、リノベーションなら解決できる可能性が高いです。
また水風呂やととのいスペースへの動線など、こだわりを反映できるのもリノベーションの魅力♪
ある程度の初期費用はかかりますが、理想のホームサウナ環境をつくりあげるメリットは小さくないはずです。
私たちSHUKEN Reはこだわりのサウナユーザーの方に向けて、リノベーションでつくるプライベートホームサウナ「SAUNAGE(サウナージュ)」を開発しました。
サウナトータルプロデューサー笹野美紀恵氏を監修に迎え、従来のホームサウナとは一線を画すデザイン性、サウナを愛する方にもしっかり応えられる機能性を盛り込みました。
さらにリノベーション専門店であるSHUKEN Reが、設置スペース・ととのい動線なども含めてトータルコーディネートをお手伝い可能です。
大きなガラス面は室内の圧迫感を軽減し、ラグジュアリーなデザインでお部屋のアクセントとしても機能します。
曲線が特徴的なベンチ形状は、人間工学に基づき長時間のサウナでもリラックスしやすい設計となっています。
40~110℃までの温度設定、オプションのボタン式ロウリュなど、機能面にもしっかりこだわりました。
青山ショールームでは、実際の広さや質感を確かめていただけます。また使い方や価格、ご自宅への設置方法などどんなギモンもお気軽にご相談ください。
- 東京都港区北青山2-10-17 SOHO北青山104
- TEL:03-5860-5715
- 営業時間:9:00~18:00 定休日:水・木・祝日
- ※完全予約制
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