公開日:2022-11-26 更新日:2024-07-04
リノベーション見学会・イベントでわかること!5つのメリット&チェックポイント
最近はマイホームに中古住宅のリノベーションを選ぶ方が増えてきましたが、実際に工事したお部屋を見る機会はなかなかないですよね。
そこでおすすめなのが、実際にリノベーションしたマンションや一戸建ての完成見学会などのイベントです。
今回はリノベーション見学会などのイベントに参加すべき理由とメリット、見るべきポイントなどを詳しく解説します。
・リノベーション見学会やイベントに参加すると、施主の生の声や他の参加者の意見も含め、たくさんの知識やテクニックを吸収することができます。
・見学会に参加する前にチェックすべきポイントを押さえておくとより効果的です。
■リノベーション見学会・イベントとは?
実際にリノベーションした中古マンションや一戸建てのお部屋を公開するのがリノベーション見学会です。
ショールームやモデルハウスと違い、実際に暮らす本物のお住まいでリノベーションのビフォーアフターを見られるのが見学会の魅力♪
リノベーション見学会は開催するタイミング別に、次の3つのパターンがあります。
・リノベーション着工前見学会
着工前の中古住宅で開催され、移動できる柱や壁の種類、築年数による建物の状態などを学べる見学会です。
工事できる範囲や劣化しやすいポイントなど、中古住宅の内見に役立つ情報を得られるでしょう。
一方実際の仕上がりやかかった費用など、プラン作りに役立つ情報はあまり得られないかもしれません。
・スケルトン見学会
解体後に開催されるスケルトン見学会では、マンションや一戸建ての構造を生で見ることができます。
普段天井裏や床下に隠れているダクトや配線なども見られるので、見積もりの工事費用などが分かりやすくなるかもしれません。
ただしスケルトン状態ではリノベーションのプラン作りに役立つ情報は少なめなので、優先度は低めで良いでしょう。
・リノベーション完成見学会
リノベーションが終わった完成状態の見学会は、得られる経験値が一番多いので積極的に参加したいメインパターンです。
広さや動線、収納や設備など、図面や写真だけでは分からないことをチェックできるのが完成見学会のメリット♪
オーナーさんがこれから実際に暮らすお部屋を見せてもらえることが多いので、本やネットでは得られない情報もたくさん知ることができます。
・リノベセミナー&イベント
資金計画や中古マンション選びなど、リノベーションの基礎知識を勉強できるセミナーなどのイベントもプラン作りに役立ちます。
開催するリノベ会社のプランナーだけでなく外部の専門家を呼ぶセミナーもあり、本やネットで得られない貴重な情報を吸収できることも♪
最近は自宅から参加できるオンラインセミナーも増えているので、気軽に参加しやすくなっています。
■リノベーション見学会・イベントで何がわかる?メリットは?
メリット①:リノベーションでできることが分かる
実際にリノベーションされたマンションや一戸建てを見ることで、リノベで何ができるのか分かるのが見学会の大きなメリットです。
ビフォーアフター写真や図面と実際のお部屋を見ることで、どこがどのように変わったのか実体験として吸収できるのです。
間取り変更や水回りの移動などリノベーションでできることが分かると、実際にプランを考えるときの選択肢がグッと広がります。
文章や写真だけだと分かりにくい、リフォームとリノベーションの違いも体感的に理解しやすくなります。
メリット②:仕上がりの雰囲気を体感できる
写真や映像では伝わりにくい、実際の仕上がり雰囲気を生で体感できるのもリノベーション見学会の特徴です。
例えばスケルトン天井のお部屋は、実際にその場に立つことで質感や天井高アップによる開放感などを知ることができます。
壁紙・塗装・モルタルなど、内装材の違いによる雰囲気の差なども実物を見ることで体感できます。
実際の仕上がりを見ておくと内装デザイン決めでかなりイメージしやすくなり、おしゃれなリノベーションにつながりますよ♪
メリット③:間取りの工夫やテクニックを吸収できる
見学会の物件はオーナーさんの要望を叶えるため、たくさんの間取りの工夫やテクニックが盛り込まれています。
実際にそこで暮らす人の想いが反映された間取りの工夫は、実際にプランを考えるときかなり参考になります。
実寸大の住まい全体を見られるため、各部屋のつながりやバランスなど、実際の生活に役立つ間取りの工夫も吸収しやすいです。
収納の造りや設備など、実際の使い勝手をチェックできるのも見学会ならでは。
メリット④:ギモンをその場で質問できる
実際のお部屋を見ながら浮かんだ疑問を、その場で質問して回答を得られるのも見学会のメリットです。
写真や図面だと難しいですが、実際のお部屋を見ているとさまざまなギモンが浮かんできます。
「なぜこうなっているのか?」「どうやって作ったのか?」などたくさん質問することで、自然とリノベーションに役立つ知識が得られるのです。
メリット⑤:リノベ業者の実力をチェックできる
見学会を開催しているリノベーション業者の、デザイン力・提案力などの実力を現地でチェックできるのも大きなメリット。
パンフレットや過去の施工事例でも業者の実力はある程度チェックできますが、やはり実物を見るのが一番参考になります。
完成見学会を見て「この会社に頼みたい!」と感じたところを選べば、満足度の高いリノベーションができるでしょう。
■リノベーション見学会で見るべき5つのポイント
実際にリノベーション見学会に参加するときは、次のようなポイントを見たり・聞いたりしてみましょう。
ポイント①リノベーションの目的
実際のお部屋を見る前に、まずオーナーさんがどのような目的でリノベーションをしたのかスタッフに質問してみましょう。
- ・子どもが独立したので夫婦でのびのび暮らしたい
- ・新築で選べない間取りを手に入れたい
- ・収納が足りないので増やしたい
リノベーションの目的やきっかけは、ライフスタイルの変化・叶えたい夢・今の住まいに対する不満などさまざまです。
複数の目的があるケースも多いので、現場の担当者や説明スタッフに詳しく聞いてみましょう。
ただお部屋を見せてもらうのではなく、先に目的を知ることでより有益な情報を吸収することができます。
ポイント②目的を達成するためにやったこと(ビフォー・アフター)
リノベーションの目的を把握したら、実際どのように達成したのか具体的な手段をチェックしましょう。
「広いリビングが欲しい」という目的をどのように達成したのかビフォー・アフターを把握することで、実際のプラン作りに役立つテクニックを吸収できます。
実際にプランづくりを担当したスタッフが居れば、オーナーさんの要望に対しどのような提案をしたのか聞いてみるのもおすすめです。
ポイント③お部屋の広さと実際の雰囲気
間取り図でお部屋の畳数をチェックしたら、実際に感じる雰囲気との関係性をしっかり覚えておきましょう。
床面積の数字と広さのイメージがつかめると、実際に間取りを考えるときかなり参考になります。
また同じ床面積でも、内装のカラーや窓の配置などの要素で広さの感覚は変わってきます。
パッとお部屋に入ったとき感じたことをメモするなど、広さの感覚を覚えておきましょう。
ポイント④プラン作りで迷ったこと
リノベーションではいろいろな要素のバランスを取る必要があるため、プラン作りでオーナーさんが迷ったポイントも聞いてみましょう。
例えば増築できないマンションリノベーションでは、限られた床面積をどこに振り分けるのか迷うシーンが多いです。
居室や収納を広く取るか、LDKの開放感を取るかなど、迷いポイントやオーナーさんの決断はプラン作りで大いに役立つはず。
ポイント⑤予算内でリノベーションするための工夫
リノベーションはプランによって費用が大きく変動するので、予算内で理想を実現するためどのような工夫をしたのかも聞くべきポイントです。
おしゃれで暮らしやすい家を予算内で作るためには、細かなコストダウンの工夫が盛り込まれているはずです。
中古物件とリノベーションの費用バランス、予算をどのように決めたのかなど、お金にまつわる経緯もしっかり質問してみましょう。
■まとめ
リノベーション見学会やイベントは、プラン作りに役立つ口コミなどの生の情報を得られる貴重な機会です。
実力のあるリノベ業者選びにもなりますので、一回だけではなくなるべく積極的に参加するのがおすすめです。
東京都内でリノベーションをご検討なら、私たちSHUKEN Reの見学会もぜひご活用ください。
定期的に完成見学会を開催していますので、今後のスケジュールなどお気軽にお問い合わせください。