公開日:2022-10-25 更新日:2024-07-04
予算1000万円以下のマンションリノベーション事例|おしゃれに仕上げる6つのコツ
この記事では1000万円以下の予算でマンションリノベーションしたい方に向けて、実際の事例や取り組み方を解説します。
安くてもおしゃれで暮らしやすいマンションに仕上げるため、工夫やテクニックを覚えておきましょう。
・1000万円以下のリノベーション計画では、費用と仕上がりのバランスが大切です。
・実際のリノベーション事例を見ながら、コストパフォーマンスの良い家づくりを学びましょう。
■1000万円以下でリノベーションできる?
リノベーションは一軒ごとのオーダープランになるので、内容を調整して1,000万円以下に抑えるのは難しくありません。
しかしただ価格の安さだけを重視しすぎると、ただの内装貼り替えや設備入れ替えになってしまい理想の住まいに仕上がらない可能性も・・・。
せっかくお金をかけたのに不満が残っては本末転倒ですから、コストパフォーマンスの良いアイデアで暮らしやすくアップデートすることが大切です。
コスト・デザイン・暮らしやすさのバランスをしっかり考え、安くても満足度の高いリノベーションをおこないましょう。
■1000万円以下のマンションリノベーション事例
実際に1000万円以下の費用でリノベーションした、素敵なマンション間取り事例を3つ紹介します。
事例① 800万円
57㎡のコンパクトなマンションなら、プランに工夫すれば1,000万円以下の費用でも十分おしゃれに変身できます。
リビング横の和室を一体化させる間取り変更は、ローコストに開放的な空間をつくる定番テクニックです。
キッチンも壁付けから対面に変更し、開放感と動線効率の良い空間にアップデート。
ムダな装飾を省きスッキリした玄関には、土間続きのシューズインクローゼットも設置。
事例② 約850万円
こちらもひとり暮らし用のマンションを、1,000万円以下でオリジナリティあふれる間取りにリノベーションしました。
水回りはキッチンだけ大きく移動して、動線効率とデザインの良い理想のLDKに。
夜しか使わない寝室はコンパクトにして、その分リビングに広さとコストを回してバランス調整。
事例③ 約1000万円
4LDK⇒3LDKへの最小限の間取り変更で、約1,000万円のリーズナブルな費用と素敵な間取りを両立しています。
少ない移動距離で対面キッチンに変更し、間仕切りの撤去だけで広々LDKを実現。
コストパフォーマンスの良い既製品の洗面台を、壁面収納と組み合わせて使いやすくおしゃれな空間に。
■1000万円以下でおしゃれにリノベーションする6つのコツ
① 最初にはっきりと予算を伝える
リノベーション費用を1,000万円以下に抑えるなら、最初の相談時にはっきりと予算を担当者に伝えましょう。
「1,000万円以下に抑えたい」ことが明確に伝われば、その後のご提案をしやすくなり結果的に満足度の高いリノベーションにつながります。
1,000万円以下に抑えられない業者を見分けることもできるので、ムダな打ち合わせに時間を費やす心配もありません。
お金のことは話しにくいという方も多いですが、大切なことですから最初にしっかり意思表示してみてください。
② 使えるものを活かす
1,000万円以下のおしゃれリノベーションは、すべてを作り変えるのではなく使える物を上手に活かすのも大切なポイント。
例えば押し入れを全部解体してクローゼットにするのではなく、中段を残してオープンクローゼットやデスクスペースにすればコストを抑えられます。
残す部分も周囲とトータルコーディネートすれば、古さを感じさせずおしゃれに仕上げることは可能です。
なるべく既存間取りを活かすことも、作業・材料・廃材処分費の節約につながります。
これから中古マンションを購入する方は、理想の間取りに近い物件を選ぶとリノベーション費用を抑えやすくなるかもしれません。
1,000万円以下の予算で考えるなら、すべてを作り変えるスケルトンリノベーションではなく、今ある物を上手に活用してみてください。
③ 既製品を上手に組み合わせる
リノベーションではオーダーでオリジナルキッチンや洗面台を作ることも多いですが、やはり費用は少し高くなります。
1,000万円以下で満足度の高いリノベーションを目指すなら、コストパフォーマンスの良いメーカー既製品を上手に活用しましょう。
例えばオリジナリティの高いキッチンが欲しいなら、本体は既製品で壁や床をタイル・レンガにカスタマイズするのも一つのアイデア♪
キッチン全体にタイルやレンガを使わなくても、小さな面積でアクセント的に採り入れるだけでもグッと魅力的になりますよ。
シンプルな既製品でも、スポットライトや間接照明でライトアップするだけでワンランク上のデザインに見えることも多いです。
メーカーの既製品が物足りないと感じたら、ちょい足しアクセントで上手に彩ってみてください。
④ 効率の良い間取りづくり
コストをかけずにおしゃれで暮らしやすくリノベーションするには、効率の良い間取りアイデアを取り入れることも大切です。
例えば玄関ホールのないリビング直結の間取りは、壁の面積やドア枚数を減らして開放感あふれる部屋をつくれるアイデア。
廊下を無くしてリビングを広くしたり、リビング横の和室を一体化したり、少ないコストで効率良く理想の間取りを作るテクニックはたくさんあります。
一つの部屋に複数の役割を持たせるなど、効率の良い間取りアイデアを上手に活用してみてください。
⑤ 床面積の小さいマンションを選ぶ
中古マンションを購入してリノベーションする方は、なるべく床面積の小さい物件を選ぶと費用も抑えやすくなります。
壁紙やフローリング貼り替えの費用は床面積に比例するので、小さいマンションほど各項目が安くなるのです。
床面積が不足して暮らしにくいようでは本末転倒ですが、必要以上に広いマンションも余計なコスト増の原因になってしまいます。
コンパクトでもひろびろ暮らせる間取りアイデアはたくさんありますので、ジャストサイズな中古マンションで理想のプランを考えてみてください。
⑥ 追加費用をなくす
最初の見積もりが1,000万円以下に収まっても、追加費用で予算オーバーになっては意味がありません。
住まい全体のリノベーションは選択肢がたくさんあるので、プランをしっかり作りこまないと後で追加費用が発生する可能性が高いです。
内訳が分からない「一式見積もり」も、思い違いによる修正・追加費用の原因となるので要注意。
しっかり話を聞いてプランに盛り込み、漏れのない見積もりを出してくれるリノベーション会社に相談することが大切です。
施工実績が多くノウハウが豊富な会社やプランナーほど、的確なアドバイスで追加費用を防いでくれる可能性が高いです。
概算見積もりやパック価格など見た目の安さに惑わされず、理想の住まいを1,000万円以下で実現してくれる会社を見極めてみてください。
■まとめ
1,000万円以下の予算でも、デザインや間取りに工夫すればおしゃれなマイホームに仕上げるのは難しくありません。
価格とクオリティのバランスを上手に取りながら、リーズナブルに理想のリノベーションプランを考えてみましょう。
今回ご紹介した以外にも100件以上のリノベーションプランがありますので、こちらもぜひ参考にどうぞ♪
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