公開日:2022-10-17 更新日:2024-07-04
マンションリノベーションアドバイザーに家づくりを相談するメリット
近年中古マンションをリノベーションする方が増えていますが、マンションリノベの資格がある事をご存じでしょうか?
リノベーション専門の有資格者に相談することは、さまざまなメリットがあります。
今回はマンションリノベーションアドバイザーに相談するメリットや、心強い家づくりサポートが期待できる他の資格も解説します。
・マンションリノベーションアドバイザーに相談することで、理想の家づくりしやすいのが大きなメリット。
・安心してリノベーション相談できる他の資格もチェックしておきましょう。
■マンションリノベーションアドバイザーとは?
マンションリノベーションアドバイザーは、一般財団法人日本ライフスタイル協会が発行している資格です。
リノベーションの現場で必要となるマンションの構造、法規制、工事に関する知識を持つ専門家で、お客様の要望に対する適切なアドバイスができる人材です。
- マンションの区分所有法
- 建築基準法
- 給排水・電気・換気・給湯・内装の知識
- 管理組合への工事申請や近隣挨拶
マンションリノベーションアドバイザーの認定講座では、上記のような幅広い知識を学びます。
これまでマンションリノベーションに関する資格はなく、プランナーが現場経験の中でノウハウを学ぶのが一般的でした。
しかしアドバイザー資格は一定の知識基準があるので、安心してリノベーションの相談ができる一つの目印になり得ます。
まさに今、マンションリノベーションを事業としているので、プランニンングやプレゼンを考えるにあたり、マストで受けておくべき講座だと思いました。短い時間でしたが、ポイントをしっかり説明していただけてよく理解できました。(50代女性・リフォーム)
講師が経験豊富でとてもわかりやすく話してくれたので、当社で参加した社員全員よく聞いていました。講習の内容は中古マンションの内見時に必ず使えると思いますし、顧客からの質問にも自信をもって答えられると思います。(40代男性・不動産仲介)
公式ホームページでは上のように参加者の感想も掲載しており、建築・不動産の現場で働くプロから見ても、内容の濃い資格と言えそうです。
■マンションリノベーションアドバイザーに相談するメリット
・適切なアドバイスを受けられる
マンションリノベーションアドバイザーは、建物の構造や法規制に関する知識を持っているため、プランや工事に対する適切なアドバイスが期待できるのがメリット。
今まではリノベーション相談先を考える際、「マンションに詳しい人」を見極める工程が必要でした。
リノベーションと一口に言っても戸建て住宅メインの会社もあり、マンションには詳しくないケースもあるのです。
しかしマンションリノベーションアドバイザーの有資格者なら、一定基準の知識を持っているので安心して相談できそうですね。
・理想の間取りを実現しやすい
マンションのフルリノベーションでは間取り変更することも多いですが、有資格者に相談すると理想の間取りを作りやすいのもメリットの一つ。
鉄筋コンクリート造のマンションは、物件によって壁や設備の移動しやすさが変わります。
マンション構造に詳しくないプランナーだと、提案できる選択肢が少なく間取りづくりに制限が出るかもしれません。
マンションリノベーションアドバイザーは建物の構造を見極め、理想の間取りを作るための選択肢を豊富に提案してくれる可能性が高いです。
また中古マンション選びの際も、希望の間取りを実現しやすい物件の見極めサポートが期待できます。
・担当者のハズレリスクが少ない
リノベーショントラブルの原因になることが多い担当者の当たりハズレのリスクを回避できるのも、アドバイザー資格者に相談する大きなメリットです。
マンションリノベーションのプランニングに必須の資格は無いため、入社したての新人が担当しても違反にはなりません。
しかしリノベーションのプランニングは、非常に高度な仕事です。ノウハウのない担当者に当たってしまうと、不満が残ったり追加工事が発生したり、といったトラブルリスクが高まります。
その点マンションリノベーションアドバイザーは一定基準の知識とノウハウをクリアしているので、ハズレ担当者に当たるリスクは少なくなります。
資格のないプランナーが絶対にNGというワケではありませんが、見学会や相談に行った際は名刺に書いてある資格をチェックしてみるのもおすすめです。
■マンションリノベーションに関する資格
マンションリノベーションアドバイザー以外にも、プランニングに役立つ資格はたくさんあります。
資格ごとに知識やノウハウ、期待できることが異なるので、リノベーションの目的に合わせてチェックしてみましょう。
・建築士
建築士は建物の設計・施工管理などを行うための国家資格です。
担当できる建物の種類や規模で一級建築士・二級建築士などの種類がありますが、どちらも鉄筋コンクリート造が含まれています。
試験は難易度が高く合格率も低いため、建築士の資格があるプランナーはマンションリノベーションで心強い存在と言えるでしょう。
物件選び、工法や工程の選択、現場管理など、リノベーション全般において精度の高いサポートが期待できます。
・宅地建物取引士
宅地建物取引士は、宅地建物取引業法で定められている国家資格です。
土地建物の売買や賃貸住宅の契約では必ず宅地建物取引士が関わるので、重要事項説明などで一度は接したことがある方も多いのではないでしょうか。
宅建士はマンションの取引に関する知識を持っているので、中古物件選びのアドバイスや手続きサポートが期待できます。
宅建士の居る会社にワンストップリノベーションを頼めば、外部委託せず物件の手続きができるので余計な中間マージンが掛からないメリットも♪
これから中古マンションを買ってリノベーションする方は、宅建士資格を持つスタッフが居るかチェックしてみるのが良いかもしれません。
・マンションリフォームマネージャー
国土交通省の指導によって、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが認定する専門資格です。
資格内容はマンションリノベーションアドバイザーに近いので、同じようなプランニング・工事サポートが期待できます。
マンションリフォームアドバイザーは平成4年度につくられた資格なので、経験値の高いプランナーに出会えるかもしれません。
・インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターは、公益社団法人インテリア産業協会が認定する資格です。
マンションの内装・設備はもちろん、家具や照明器具などの知識を持ち、快適な住環境づくりのサポートをするのが目的。
リノベーション後の家具家電やカーテン選びなども相談できるので、トータルコーディネートでワンランク上の仕上がりが期待できます。
おしゃれなマンションリノベーションを目指すなら、積極的にプランニングを相談したい相手ですね。
・ライティングプランナー
マンションリノベーションアドバイザーと同じ、一般財団法人日本ライフスタイル協会が認定する民間資格です。
ライティングプランナーには照明器具の特徴や光が与える生理的分野の知識も含まれるため、専門性の高いライティングのアドバイスが期待できます。
住宅だけでなく店舗のライティングも守備範囲なので、高級レストランやアパレルショップのようにリノベーションしたい方にもピッタリ♪
ただ照明計画を提案してくれるだけでなく、好みやお部屋のテイストをヒアリングしてピッタリなライティングを作ってくれます。
・住空間収納プランナー
一般社団法人日本収納プランナー協会が認定する資格です。
モノとの付き合い方を通じて快適な住空間を提案することを目的としているため、床面積が限られるマンションのプランニングで心強い存在と言えるでしょう。
ご家族の人数が多い、趣味のアイテムが増えてしまうなど、収納不足で悩む方にピッタリな専門家ですね。
・リビングスタイリスト
リビングスタイリストは、家具や照明のコーディネートからアフターサービスまでサポートする専門資格です。
リノベーションにおいては、リビングのデザインや間取りはもちろん、家具やカーテンのチョイスなども相談に乗ってくれます。
リビングは住まいの中心となる間取りなので、おしゃれ&快適な住まいを目指す方におすすめの資格者です。
■まとめ
施工会社や担当者の当たりハズレが多いリフォーム・リノベーション業界では、名刺を見て資格を一つの目安にするのもおすすめです。
特にマンションリノベーションでは幅広い知識が求められるので、心強いサポートが期待できる専門家に相談しましょう。
私たちSHUKEN Reは、マンションリノベーションアドバイザーを始め多くの専門スタッフが家づくりをサポートします。
今回ご紹介したリノベに役立つ資格を持つスタッフもたくさん居ますので、住まいのことならなんでもお気軽にご相談ください。
東京の世田谷・恵比寿、千葉の浦安のショップ相談のほか、オンライン相談会も実施していますので、お気軽にどうぞ♪