公開日:2022-02-15 更新日:2024-07-04
マンションリノベーションでよくある失敗と対策
とても残念なことですが、中古マンションを購入してリノベーションして失敗してしまったという話は少なくありません。
失敗の理由は物件選び・資金計画・間取りづくりなどさまざま。
しかしあらかじめ失敗しやすいポイントを把握してしっかり対策を立てれば回避することはできます。
今回はマンションリノベーションで多い失敗について学び、対策もセットで覚えておきましょう。
■マンションリノベーションでよくある失敗と対策
失敗例①:間取り変更できなかった
中古マンションを自分で選んでからリノベーションを相談したら、希望の間取りが実現できないという痛い失敗例です。
鉄筋コンクリートのマンションは建物を支える構造壁が移動できないため、知らずに購入して間取りが変えられないパターンは多いです。
配管スペースの関係で水回りの移動ができないケースもあります。
【対策】⇒施工店にチェックしてもらう
これからリノベーションするマンションを購入する方は、契約前に必ず施工店にチェックしてもらいましょう。
建物の構造をご自身でチェックして判断するのは難しいですし、不動産会社は建築知識を持っていないことも多いです。
良心的なリノベーション専門店なら、建築図面や写真をもとに間取り変更できるかアドバイスしてくれるはずです。
SHUKEN Reでも物件購入前のチェックやアドバイスができますので、東京・千葉・神奈川のマンションはお気軽にご相談ください。
失敗例②:古い玄関ドアが残ってしまった
内装をきれいにしたのに、古い玄関ドアの内側が残って気になるのも良くある失敗パターンです。
マンションの玄関ドアは基本的に共有部分となるため、個人で自由に交換できないケースが多いです。
【対策】⇒管理規約や修繕スケジュールを確認
築年数が経っているマンションのフルリノベーションでは、最初に管理組合へ玄関ドア交換できるか確認しましょう。
管理規約によっては個人の玄関ドア交換が承認されるケースもありますし、大規模修繕でドア交換が計画されていることも。
ドア本体が交換できない場合は、ドアノブやドアクローザーを交換したり化粧シートを貼ったりして対応する方法もあります。
玄関ドアは意外と見逃しやすいポイントなので、古い部分が後から気にならないようにしましょう。
失敗例③:防音床材しか選べない
マンションによっては階下への足音を軽減する防音床材の指定があり、好きなフローリングが選べず後悔するケースも少なくありません。
特にマンションで暮らすのが初めてだと、防音フローリングのフワフワする歩き心地に抵抗を感じる方が多いです。
【対策】⇒管理規約を確認
マンション床材の防音規定は管理規約でチェックできますので、必ず事前にチェックしましょう。
中古マンションをこれから選ぶ場合は、内覧のときに現在の床の状況と管理規約をチェックしてから契約するようにしてください。
失敗例④:リフォーム資金が足りなくなってしまった
中古マンション購入でお金を使いすぎて、リフォーム・リノベプランで予算が足りなくなってしまう失敗例です。
定価のないリフォームやリノベーションは費用相場が分かりにくく、全体の資金計画を立てるのが難しいですよね。
【対策】⇒建物との資金バランスを相談
これから中古マンション購入する方は、物件選びと同時に私たち施工店にリノベ費用もご相談ください。
建物+リノベ費用の総額が見えてからマンションを選べば、予算オーバーを防げます。
後半で紹介するワンストップリノベーションを活用するのもおすすめの対策です。
失敗例⑤:子供が成長して住みにくくなった
間取り自由度が高いリノベーションでは、細かく作りこみ過ぎてライフスタイルの変化に対応できなくなり、将来失敗に気づくケースも多いです。
特にお子さんは成長とともにライフスタイルが大きく変化するため、あっという間に収納や間取りが使いにくくなってしまうことも・・・。
進学や就職でお子さんが巣立ったあと、空き部屋を活用しにくいというのも良くあるパターンです。
【対策】⇒用途の多い間取りづくりを
ライフスタイルの変化に対応するには、一つの間取りに複数の用途・役割を持たせる考え方がおすすめです。
例えばリビング間仕切りはキッズスペース・寝室・書斎などさまざまな使い方ができ、ライフスタイルが変わってもムダになりにくいです。
クローゼットも内部を作りすぎずカスタマイズの余地を残せば、お子さんが巣立った後はテントやスノーボードなど趣味道具置き場などに変化できますね。
間取りを今のライフスタイルにマッチさせることも大切ですが、将来も見据えて少し幅を持たせてみましょう。
失敗例⑥:イメージ通り仕上がらなかった
リノベーションは完成後の状態をチェックできないため、いざ工事が終わったらイメージと違ったというケースも少なくありません。
モデルハウスが無いので実物も見れませんし、図面や3Dパースで100%イメージをつかむのも難しいです。
【対策】⇒ヒアリング力のある担当者を選ぶ
リノベーションはお客様とプランナーが二人三脚で創り上げていくものですから、担当者のヒアリング力に注目してみてください。
お客様のご要望を聞き取って形にする能力が高いプランナーほど、完成イメージのズレを防ぎやすくなります。
「この人とは話が合うな」と感じる担当者とは、プラン作りや工事もスムーズに進むことが多いです。
■リノベーションの施工店選びチェックポイント4つ
ポイント①:マンションの実績がある?
マンションリノベーションの会社選びでは必ず施工事例をチェックし、マンションの実績が多いところを選びましょう。
同じリノベーションでも一戸建てとマンションでは、工事の内容や進め方は大きく違います。
一戸建てが得意でマンションに慣れていない会社を選んでしまうと、打ち合わせや工事の進行がスムーズにいかないことも。
マンションの施工事例が多く、設計や工事技術がしっかりしている施工店を選んでください。
ポイント②:担当者は経験豊富?
実際にリノベーションプラン作りを担当するプランナーの経験値も要チェックポイントです。
リフォーム・リノベーションのプランニングは資格がなくてもできるため、担当者によってばらつきがあるのが現状です。
会社のマンションリノベ実績があっても、経験の浅い担当者だとプロ目線のアドバイスが期待できません。
質問をしたときの回答や提案内容などをチェックし、経験豊富でなんでも相談できるプランナーを見つけましょう。
ポイント③:物件選びもサポートできる?
これから中古マンションを購入してリノベーションするなら、施工店の物件選びサポート体制もしっかりチェックしましょう。
今回ご紹介したようなリノベーションの失敗は、物件を決める前にリノベーション専門店と一緒にチェックすることでかなり回避できます。
最近は物件探しからリノベーションまでトータルサポートできる「ワンストップリノベ-ション」に対応した施工店も増えています。
私たちSHUKEN Reもワンストップリノベに対応していますので、リノベーションに適した中古マンション探しもお任せください♪
ポイント④:資金計画のアドバイスをしてくれる?
間取りプランや見積もりだけでなく、住宅ローンを含めた資金計画のアドバイスも施工店の大切な役割です。
リノベーションは新築マンションより費用を抑えられますが、ある程度まとまった金額になるためローンを検討する方も多いと思います。
銀行の住宅・リフォームローンを利用するとしても、ご自身だけで書類用意や手続きをするのはなかなか大変です。
リノベーション費用をマンション購入の住宅ローンに組み込むなど、施工店のアドバイスで効率的な資金計画が見つかるケースもあります。
いきなりお金の話はしにくいと感じる方もいるかもしれませんが、大切なことですからサポート体制をしっかり確認してください。
■まとめ
マンションリノベーションは注意すべきポイントもありますが、しっかり対策すれば失敗を回避できます。
今回ご紹介したポイントをチェックしていただき、後悔や不満のないマイホーム作りに活用してくださいね♪
私たち施工店のサポート体制も重要になりますから、なんでも相談できて頼りになるお店を見つけましょう。
千葉・東京エリアのリノベーションなら、リノベ専門店のSHUKEN Reにおまかせください。
たくさんの家づくりをお手伝いしてきた経験豊富なスタッフが、お客様と理想のリノベプランをじっくり考えます。
物件選び・プランづくり・資金計画など、家づくりのことならどんなご相談も大歓迎♪
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