公開日:2022-02-10 更新日:2024-07-04
スケルトンリフォーム費用事例8選【戸建て・マンション】
この記事ではスケルトンリフォームの間取り図・内装写真を見ながら、実際にかかった費用の事例をご紹介します。
戸建て・マンションそれぞれさまざまなバリエーションの事例をピックアップしましたので、費用相場をつかむのに活用してください。
後半はスケルトンリフォームで後悔しないための、取り組み方のコツをご紹介します。
■スケルトンリフォームの相場は広い
お住まいの内装や設備を一新するスケルトンリフォームは、広さや仕様によって費用が大きく上下するため、相場を出すのは非常に難しいです。
リーズナブルにまとめれば1,000万円以下になることもありますし、同じ間取りでもゴージャス仕様なら倍以上の価格もあり得ます。
スケルトンリフォームは「○万円~〇万円」のような相場はあまりあてになりませんので、たくさんの事例を見てご自身の相場観を養うのがおすすめです。
いろいろな間取り・デザインを見て、ご自身のイメージに近い事例を参考にしてみてください。
■スケルトンリフォーム費用事例8選
さっそく、実際のスケルトンリフォーム費用事例をたくさん見ていきましょう。
戸建て・マンションの順に4例ずつ紹介しますので、ご自宅やこれから購入しようと思っている物件に合わせてチェックしてください。
※各事例の費用は当時のデータで変動する可能性があります。
詳しくはお気軽に問い合わせください。
【戸建て】
事例①
築年数 | 47年 |
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広さ | 97.2㎡ |
リフォーム費用 | 約1500万円 |
上下階に和室があり各部屋が独立する昔ながらの間取りを、スケルトンリフォームで現代風にアップデートしました。
分断されていたキッチンダイニングとリビングは、明るく開放的なひとつなぎのLDKに。
移動できない柱はあえてそのまま残し、畳小上がりと組み合わせてレトロ感のある古民家風に仕上げました。
玄関ホールの階段は壁の位置を変更して、家族のコミュニケーションが生まれるリビング階段に変更しています。
事例②
築年数 | 16年 |
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広さ | 102㎡ |
リフォーム費用 | 1300万円 |
中古で購入した戸建て住宅をスケルトンリフォームし、猫ちゃんとご夫婦の素敵なライフスタイルを実現した事例です。
リビングにはキャットウォークを張り巡らせ、新しく設けたデスクスペースとつなげて遊び心のある間取りに♪
ご夫婦の寝室は二部屋をつなげて、大きなベッドも置けるゆとりある空間になりました。
部屋数に余裕があれば、広いスペースを作れるのもスケルトンリフォームならでは♪
事例③
築年数 | 24年 |
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広さ | 90㎡ |
リフォーム費用 | 約700万円 |
ベース間取りを活かし、1,000万円以下にコストを抑えつつも暮らしやすく仕上げたお住まいです。
ダイニングキッチンとリビングの間の壁を取り払い、最小限のコストで開放的なL字型のLDKになりました。
配膳やソファから飲み物を取りに行く動線効率が良く、暮らしやすさもバッチリ♪
事例④
築年数 | 34年 |
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広さ | 106㎡ |
リフォーム費用 | 約1100万円 |
理想に近いベース間取りの物件をチョイスし、細かなアップデートで暮らしやすく仕上げています。
すべて新築同様に作り変えるのではなく、元の雰囲気を活かした昭和レトロ風のおしゃれなLDKです。
リビングとなりの和室は完全洋室化し、間仕切りをオープンすればLDKの開放感がアップできる間取りに♪
広い玄関土間に階段下を活用したロードバイク専用スペースなど、スケルトンリフォームならではのアイデアも満載です。
【マンション】
事例⑤
築年数 | 21年 |
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広さ | 81㎡ |
リフォーム費用 | 1500万円 |
元の間取りを活かしつつ、ちょっとした間取り変更で暮らしやすく仕上げたスケルトンリフォームです。
壁付けキッチンは現代風の対面レイアウトに、壁掛けテレビの位置をちょっと奥にずらしてひろびろスペースも確保しています。
シースルー間仕切りのデスクスペースは、在宅ワークに対応できる現代ならではの間取りアイデア。
事例⑥
築年数 | 39年 |
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広さ | 84㎡ |
リフォーム費用 | 約1000万円 |
玄関ホール&廊下を最小限にまとめて、ひろびろLDK中心の暮らしやすい動線に仕上げた事例です。
玄関から廊下をなくしてコンパクトにしたものの、横幅が広がったことで広々&収納たっぷりの空間に変身♪
LDKは間仕切りをフルオープンすると南向きの窓から日差しがたっぷり入り、開放感あふれる気持ち良いお部屋に仕上がっています。
事例⑦
築年数 | 41年 |
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広さ | 65㎡ |
リフォーム費用 | 約800万円 |
3LDKマンションのスケルトンリフォームですが、コストパフォーマンスの良いシンプルなテイストで1,000万円以下に抑えています。
シンプルなLDKはちょっとだけ広さをアップし、グレーのアクセントクロスでスタイリッシュに♪
最近主流の対面キッチンではなく、コンパクトに収まる壁付けキッチンをチョイスするのもアリですね。
事例⑧
築年数 | 20年 |
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広さ | 88㎡ |
リフォーム費用 | 約1100万円 |
ふたり暮らしに合わせて1部屋減らし、効率の良い収納や回遊動線で暮らしやすく仕上げました。
和室を無くしてリビングを拡張し、キッチンの向きを変えることで家事効率と開放感を演出しています。
寝室とリビングをつなぐウォークスルークローゼットは、身支度や家事効率の良い間取りアイデアです♪
■スケルトンリフォームの後悔を防ぐポイント
ポイント①:事前調査をしっかり
マンション・一戸建てともに、スケルトンリフォームの見積もりを作る前にしっかりと事前調査を行いましょう。
例えば一戸建てで床下や屋根裏などの雨漏れや腐食を見逃してしまうと、着工後に発覚して追加予算で慌てることに・・・。
マンションも建物の構造が分かっていないと、後からユニットバスが入らないなどのトラブルが発生します。
見積もり前の現地調査をしっかり行ってくれる施工店を選び、着工後のトラブルを回避しましょう。
ポイント②:見えない部分にもこだわる
スケルトンリフォームで内装を一新すると見た目は新築同様になりますが、給排水や断熱など目に見えない部分も重要です。
リフォームで素敵なデザインのお部屋に仕上がっても、断熱性が低いと暑さ寒さで快適に過ごすことができません。
給排水管が古いのに内装だけ新しくしてしまうと、数年後水漏れして再工事に至る可能性も。
目に見えない部分にお金をかけるのは抵抗がある方もいるかもしれませんが、これから数十年暮らすワケですから大切な部分です。
ポイント③:予算をはっきり決める
冒頭でもお伝えしたようにスケルトンリフォームの費用相場は幅広いため、早い段階で予算を決めておくことも重要です。
予算があやふやなままプランを作ると、あれもこれも欲しくなって見積もりが膨れ上がってしまいます。
ワクワクしながら作ったプランを削るのは悲しいものですし、余計な時間もかかります。
最初に予算を決めることで、無理・ムダのないプランを作りましょう。
ポイント④:管理規約を確認する
マンションのスケルトンリフォームでは、見積もりの段階で必ず管理規約を確認しましょう。
せっかくプランを考えても、管理規約によっては内容が制限されてしまうことがあります。
万が一そのまま着工してしまうと、お金を払ったのに工事がストップするなどのトラブルになる可能性も・・・。
床材の防音規定、水回り移動や間取り変更の可否など、リフォーム・リノベーション内容に影響のある規約を確認してからプランづくりに取り掛かりましょう。
■まとめ
今回はさまざまな間取り・価格帯のスケルトンリフォーム費用事例をご紹介しました。
スケルトンリフォームは相場が幅広いので予測が難しいですが、イメージに近い施工例を参考にしてみてください。
今回ご紹介した以外にも100軒以上の施工事例を掲載していますので、こちらもお時間のある時にどうぞ♪
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