公開日:2021-12-21 更新日:2024-07-04
キャンプ用品の収納|マンションで役立つアイディア7選&玄関リノベーション事例
キャンプ用品はアイテム数が多くて形や大きさもバラバラです。
スペースが限られているマンションでスッキリ収納できず、モヤモヤしていないでしょうか。
そこで今回は、日常生活で邪魔にならない&キャンプの日にサッと取り出せる収納アイディアを紹介します。
リノベーションでキャンプ用品を悠々と収納できるスペースを手に入れた事例も紹介するので、ぜひ参考になさって下さい。
■マンション住まいに役立つキャンプ用品収納アイディア7選
マンションでのキャンプ用品収納に困ったら、3つのポイントを意識してスペースを確保するのがおすすめです。
- ・デッドスペースのフル活用
- ・日常生活との融合
- ・収納しやすいアイテムを選んで購入
具体的には7つの収納アイディアがあるので、一緒に確認しましょう。
・壁が収納スペースになる有孔ボードを活用
有孔ボードとは小さな丸い穴が等間隔で空いているボードで、「ハンチングボード」、「ペグボード」とも呼ばれます。
壁に有孔ボードを取り付けて専用のフック等を使えば、壁一面を収納スペースにできます。
キャンプで使う長ものから細々としたアイテムまで、幅広く収納できるのでぜひ活用なさって下さい。
壁になるべく穴を空けたくない場合は、↓こちらの記事が参考になります。
【関連コラム】⇒防音対策とは遮音&吸音&防振|壁が薄い家、マンションなどにおすすめの対策を紹介
・ローサイズのアイテムを選んで床のデッドスペースを活用
クローゼットの足元等、床に近い場所にデッドスペースがあるご家庭は多いと思います。
そのデッドスペースを活用するために、キャンプ用品の中でも大物のテーブルや椅子はローサイズを選ぶのがおすすめです。
「ローサイズ=折り畳んでもコンパクト」なので、今あるデッドスペースにシンデレラフィットする可能性が高いですよ。
・居室に置くなら収納できる家具を活用
収納できる家具にはさまざまな種類があります。
- ・収納つきベンチ、ソファー
- ・収納つきテーブル
- ・収納つきベッド
- ・ユニット畳(部屋に置くだけで畳の小上がりがつくれる家具です)
- ・ロフトベッド など
ロフトベッドやユニット畳は、縦の空間を活用することで収納スペースを生み出せます。大容量の収納スペース確保が可能ですよ。
・押入れに置くなら可動棚、キャスターつき収納アイテムが便利
押入れは上段の天井近く、下段の奥を上手に活用するのが難しいですよね。
以下のアイテムを検討してみて下さい。
【押入れ上段】
可動棚(「棚柱」、「棚受け」を組み合わせて設置し、自由に高さを調整できる)が便利です。
【押入れ下段】
押入れ下段の奥はモノを取り出しにくいですし、湿気によるカビの発生も気になります。
そこで取り出しやすい&メンテナンスしやすい、キャスターつきの収納アイテムを活用なさって下さい。
キャスターつきの収納アイテムは、ホームセンター、ニトリ、ネット通販などで数多くの商品が販売されています。
・ベランダや車に置くならフタつきのコンテナボックスを活用
アウトドア用品の室内収納に抵抗がある場合は、フタつきのコンテナボックスを活用するとベランダや車にスッキリ収納できます。
フタつきのコンテナボックスを選べば、虫の侵入や雨風の影響によるキャンプ用品の劣化も心配もないですね。
コンテナボックス自体が汚れたら、簡単に洗える点も便利です。
・普段づかいをする
収納とは少し違いますが、キャンプ用品を日常的に使うというのも1つの手です。
包丁、まな板、鍋など細々したものを日常で使うのはもちろん、「ベンチをセカンドソファにする」、「テーブルをお子様が遊ぶスペースに出しておく」などの使い方もできます。
・飾る
ランタン、鉄製や木製の調理アイテムや食器などのおしゃれなアイテムは、インテリアとして目に触れる場所に飾っても楽しめます。
「使う」、「飾る」の2点を意識してキャンプ用品を選ぶのも、楽しみの1つではないでしょうか。
・番外編:売る
キャンプに慣れてくると、初心者の頃に買ったアイテムよりもご自分に合うアイテムがあると気づくことがあります。
そんなときは売る、買うを繰り返して、モノを循環させるのもおすすめです。
使い勝手と収納が両立するアイテムに落ち着くまで、ご自身のキャンプ用品をアップデートさせてみて下さい。
現状のスペースを活用してキャンプ用品を収納するアイディアを紹介してきましたが、「キャンプ用品で1部屋つぶれている」等でストレスを抱えている方もいらっしゃると思います。
そこで次に、キャンプ用品を悠々と収納できるスペースを手に入れたリノベーション事例を紹介します。
■キャンプ用品を広々収納。マンションの玄関リノベーション事例
マンションは居室の面積を広くとるために、玄関や収納などをコンパクトに設計しがちです。
モノの量や居室として必要な面積を整理し直し、キャンプ用品はもちろん、家族全員の靴、べビーカー、自転車なども収納できる玄関にリノベーションした事例を、ご一緒に確認しましょう。
まずは玄関横の居室をリノベーションし、玄関を広げた事例です。
キャンプ用品、家族のアウター、靴、ベビーカーが収納できる十分なスペースとなりました。
次に玄関、廊下、居室を1つの空間にリノベーションした事例です。
水回りの位置も大幅に変更しているので、リノベーションを検討している方は参考になさって下さい。
広々とオープンな空間がおしゃれです。
アウトドア用品の置き場所に困ることは、なさそうですね。
次に玄関から続く廊下を土間にした事例です。
玄関奥の土間からも、室内に入れる間取りとなっています。
大きなキャリーバックやスケボーなども、しっかり収納できていますね。
こちらも、玄関を広げて余裕のある空間をつくり上げた事例です。
奥行きがあって、十分な収納スペースが確保できています。
室内窓を設けたことで玄関全体の空間が広く感じますし、居室にあった窓から入る日差しも有効活用できます。
最後に、玄関周辺のスペースを整理しなおし、土間を広げて十分な収納スペースを確保した事例です。
事例を見る:Case4「忙しい二人は休日はハンモックで癒される
上り框(あがりがまち)が無いことで、玄関ホール全体が自由自在に活用できる空間となりました。
事例を見る:Case4「忙しい二人は休日はハンモックで癒される
【関連コラム】⇒マンションの暗い、狭い玄関をおしゃれにする8つのコーディネート方法&実例
■まとめ:柔軟なアイディアでマンションにキャンプ用品を収納しよう
マンション購入後にキャンプを始めて置き場所に困っている方も多いと思いますが、アイディア次第でおしゃれにキャンプ用品を収納することは可能です。
「長期的に考えて余裕のあるスペースを確保したい」、「家全体の快適性をもっと良くしたい」とご希望の場合は、ぜひリノベーションも検討してみて下さい。
SHUKEN Reはご家族のライフスタイルに寄り添うおしゃれなリノベーションが得意な会社です。
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