公開日:2021-12-18 更新日:2024-07-04
リノベーションで叶える間取りアイデア事例
リノベーションとは、間取りの変更を伴って「家の価値を向上させる」ような工事のことをいいます。
原状回復といった意味合いのあるリフォームと比べて、リノベーションには「より良い家に」といったニュアンスがあります。
リノベーションは一から設計できるのが魅力ですが、だからこそ間取りで悩むことも多いと思います。
そこでリノベーションで叶える間取りアイデア事例をたっぷりご紹介していきます。
■リノベーションとは
リノベーションとは、間取りを変更したり機能性の高い設備を導入したりして、もともとの家に機能や価値を加える工事のことと冒頭で説明しましたね。
お住まいを原状回復する意味の「リフォーム」とは異なり、「さらに良い家に」といった家の価値の向上を含む内容を意味します。
リノベーションは自分の好みに合わせて家を一から設計し直すことができるので、家へのこだわりが強い方におすすめの方法です。
「マンションを購入したいものの、好みにぴったり合う間取りに出会えない…」ということもあるはず。
そういったときに、立地や日当たり、広さ、価格など、間取り以外の条件が合う物件を見つけてリノベーションすると理想に近い家にすることができます。
家族によって家族の人数や生活スタイル、理想とする暮らし方はそれぞれ異なります。
購入した家に合わせて生活を変えるのではなく、家族の生活に合った家を作れたら良いですよね。
■間取りのアイデア事例
リノベーションは間取り変更を伴うことが多いですが、自由度が高いというメリットの反面、どんな間取りにしようか悩むこともあるはず。
そこで間取りのアイデア事例をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
リノベーションの事例をたくさん見ておくことで、知識が身についたりイメージが膨らんだりするため、実際に間取りを考える際に役立ってくることでしょう。
・南側の3部屋をつなげて広いLDKに
「広々としたLDK」がもともとのご希望だったこともあり、ベランダのある南側に並んだ3部屋をつなげて広々としたLDKに間取りを変更しました。
ご主人が「LDKの主役」とおっしゃる、床と同じ素材で仕上げた天井が魅力的なLDK。
クローズドで閉塞感のあったキッチンは、向きを変えておしゃれなオープンキッチンに変更。
小さいお子様の様子を見守りながら料理をすることができます。
和室だった部屋は寝室に変更し、程よい広さの落ち着く空間になっています。
セミオープンの収納が特徴的で、ハンガーラックにはたくさんの衣類をかけてすっきりとさせることができます。
・「自分の生活に合った家」
マンションを購入するとなると、家に合わせた生活をすることになりますが、リノベーションをすることで「自分の生活に合った家」を作ることができます。
LDKと和室が隣り合っていた間取りを一続きのLDKに変更し、一角をゆるく仕切った寝室として使用。
リビングは壁一面が本棚になっており、圧倒されるほどたくさんの本が並べられています。
部屋の色を白やグレー、茶色などで統一することで、本が並んでいても雑然とした印象は全くありません。
リビングの一角にある寝室はウォークインクローゼットへとつながっており、さらに玄関まで抜けられるような無駄のない動線になっています。
・窓の先に専用庭の緑が広がる家
窓際に向かう形でカウンターキッチンのあるLDKでしたが、向きを垂直にしてリビングを見渡せるようなキッチンに変更。
キッチンから見て隣にダイニングテーブルがあるので、食事の配膳を楽に済ませることができます。
窓の先には専用庭の緑が広がっており、LDKにゆったりとした空気が流れています。
ヘリンボーンの床にお気に入りの木製家具の相性が良く、「インダストリアル」や「ヴィンテージ」といった好みのスタイルを反映させた素敵な空間に仕上がっています。
・試着室のようなウォークインクローゼット
LDKと和室が隣り合っていた空間を、広いLDKに間取り変更。
キッチンの位置と向きを変え、窓際に一直線にキッチンとダイニング、リビングが並ぶ形になっています。
木目を活かしたキッチンや、背面の見せる収納棚がおしゃれな雰囲気を演出してくれています。
こちらのお家でもっとも特徴的なのが、アパレルショップの試着室を模したウォークインクローゼット。
リビングからお気に入りの古着を眺められるようになっており、オリジナルの空間を作れるリノベーションの醍醐味となりました。
・一角に「かまくら」のあるリビング
LDKと和室の仕切りをなくし、広々としたLDKに間取りを変更しました。
窓側に面したLDKの一角に、かまくらのような珍しい形の空間があります。
一番実現させたかったという愛猫のためのキャットウォークは、リビングの一角にあるかまくらの形で実現。
かまくらの中は書斎になっており、天井までの空間と天井の隙間を猫が自由に歩けるようになっています。
新築マンションでは実現できないような、オリジナルの空間を実現できるのがリノベーションの醍醐味。
寝室の壁はリゾート感のある青。
もう一つの部屋は赤を基調としたカラフルな空間になっています。
・動線を重視した家
キッチンの位置を変えて、広々としたLDKを確保した間取り。
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
「モルタル×ステンレス×木」をテーマにリノベーション。
LDKはそれらの素材を使いつつ、統一感のあるおしゃれな空間になっています。
他にこだわったポイントとして、寝室→クローゼット→洗面室と抜けられる動線の良さ。
回遊動線を確保することで、洗濯したものを干したり収納したりという手間のかかる動線を良くすることができます。
■まとめ
リノベーションは、一から設計し直せるということで自分好みの家にすることができるのが一番の魅力。
リノベーションの魅力を活かしながら、動線や広々とした空間を確保することはもちろん、家族だけのオリジナル空間を作ってみてはいかがでしょうか。
理想の住まいをつくるためには、プランの自由度と私たち施工店のサポート力が大切です。
SHUKEN Reは東京・世田谷と千葉・浦安にリノベーションショールームを構え、お客様のイメージづくりをサポートします。
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