公開日:2020-05-23 更新日:2024-07-04
コロナ自粛は家の片付けチャンス|すっきり我が家で素敵なおうち時間を
新型コロナウイルスの影響で家に居る時間が長くなり、狭さや圧迫感を感じる方も少なくないようです。
外にお出かけできないいま、おうちを片付けてすっきり楽しく過ごしませんか?
今回はおうち時間を素敵に過ごすアイデアとして、自宅の片付け方法やきれいな状態を維持するためのコツをご紹介します。
目次
■ 家族が家にいるいま、お子さんと一緒に楽しくお片付け
外出自粛による休校や休園、在宅勤務などで家族みんなが家に居ると、物があふれて散らかるペースも早いです。
片付いていないお部屋はスペースが狭くなり、圧迫感を感じてストレスにつながってしまいます。
家に居る時間が長い今こそ、なかなか手を付けられない場所を片付けるチャンスです。お父さんお母さんだけで片付けるのではなく、学校がないお子さんと一緒に楽しく片付けましょう。
自分が片付けた場所で気持ちよく過ごせば、お子さんの自立心成長にもつながります。外出自粛中も前向きに取り組むことで、家族のいい思い出作りになるかもしれません。
これを機に収納上手になって、おしゃれで快適な我が家で素敵なおうち時間を過ごしましょう!
■ 家の片付けの手順とコツ
片付けが苦手な方は、「どこから手を付けて良いか分からない」と感じる方が多いようです。スムーズに片付けを進めるため、4つのステップとちょっとしたコツを順番にご紹介します。
ステップ1:モノを捨てる基準を決める
なかなか片付けが進まない大きな原因となるのが、モノを捨てられないということ。最初のステップでは、モノを捨てる基準をしっかりと決めましょう。
基準がはっきりしていないと結局要らないものを捨てられず、あまり片付けの効果が出ません。「一年使っていないものは捨てる」など、最初にきっちりと基準を決めることが大切です。
自分のスペースは自分の基準で、リビングなど共有スペースの場合は家族みんなで話し合って決めましょう。
ステップ2:いるものと要らないものを分ける
最初のステップで捨てる基準を決めたら、片付ける場所のものをすべて出して選別していきます。
一つずつ出していると時間がかかるので、まずは全部の物を出して並べ、全体を見ながら分けていくと効率が良いでしょう。
「こんなに物が入っていたのか」と確認することで、要らないものを捨てる気持ちも生まれます。
ステップ3:収納する場所を決める
必要な物だけが残ったら、次にどこにしまうかを考えます。テレビのリモコンはリビングに、掃除機は廊下の収納に、など使う場所の近くに収納するのが基本です。
掃除用具、本や雑誌類など用途・種類によって分けるのも大切です。アイテムを使うときのことをシミュレーションし、取り出しやすく使いやすい場所に振り分けてください。
ステップ4:足りない棚や収納ボックスを用意する
収納する場所が決まったら、細かく分類する棚やボックスなど必要な収納アイテムが見えてきます。
アイテムを決めた場所にしまうために必要な大きさや形状をしっかり考え、使いやすい収納アイテムを用意しましょう。
■ 片付けやすく散らかりにくい収納のアイデア
すぐに散らかってしまうのを防ぐ収納の考え方を3つ紹介します。しまう場所を考えるときや、収納グッズをそろえるときの参考にしてください。
・アイテムの大きさを揃える
一つの場所に収めるアイテムは、形や大きさを揃えると片付けしやすくなります。
ペンなどの細長い物、本やノートなど平らな物などで分別することで、しまう場所がパッとわかりやすくなります。空間を無駄なく使うことで、収納効率アップにもつながりますよ。
・スペースに余裕を設ける
収納スペースを使いやすくして散らかるのを防ぐため、物を詰め込みすぎないようにしましょう。
効率を重視するあまり、ギリギリまで物を詰めると出し入れしづらくなってしまいます。手前の物を出さないと奥の物が取れないような状態は避け、スムーズにアクセスするため空間の余裕は必要です。
・場所をわかりやすくする
収納を使うのはしまう人だけではありません。家族全員が収納する場所を見てわかるような工夫をすると、散らかるのを防ぐことができます。
中が見えるクリアの収納ボックスを使ったり、ラベルを貼ったり、お子さんも分かるようにいろいろ工夫してみましょう。しまう場所が分かれば、出しっぱなしや場所の間違いを防いでスッキリした状態を保てます。
■ 片付け三日坊主を防ぐアイデア
せっかくきれいに片付けたのに、気が付いたら物があふれて元通り…。お片付けのよくある失敗パターンですよね。三日坊主を防ぎ、きれいにした空間を維持するための取り組み方をご紹介します。
・ハードルの低いルールを決める
きれいに片付いた状態を維持するためには、まず習慣づけることが大切。最初は簡単にできるハードルの低いルールを決めて、毎日取り組むようにしましょう。
「テーブルを離れるときに物をしまう」といった簡単なルールで構いません。逆に、あれもこれもと欲張って決めると結局どれも忘れてしまうパターンが多いです。
一つ習慣づけば、自然と片付いていない状態が気になってくるものです。
・ルールを家族全員で共有する
最初に決めたルールは、必ず家族全員で共有しましょう。せっかくきれいにしても、家族の誰かが散らかしてしまうときれいな状態を維持できません。
「片付けてもどうせ散らかるから」とあきらめてしまい、三日坊主になるパターンも多いです。パパママだけでなくお子さんも、全員で話し合ってルールを共有するのが、三日坊主を防ぐコツです。
・ゲームにして片付けを楽しむ
おもちゃをたくさん持っている小さなお子さんは、ルールを守って片付けるのもなかなか難しいですよね。
自分で片付けるよう習慣づけるアイデアとして、ゲーム性を持たせて片付けを楽しくこなすのはいかがでしょうか?
「よーいどん!」で誰が一番早く片付けられるか、決められたスペースに誰が一番きれいにしまえるかなど、お子さんと一緒に片付けも楽しんじゃいましょう。
■ 収納上手を目指すコツ
雑誌やテレビで紹介されるような「収納の達人」も最初から片付け上手だったわけではありません。少しずつ成長しながら、収納上手になるコツをご紹介します。
・100均を活用して恐れずやってみる
収納にはコツがあり、上達するためには失敗もしながらどんどん挑戦することが大切です。
今は100円均一に便利な収納グッズがたくさんありますので、失敗を恐れずにいろいろなパターンを試してみましょう。
「この棚は少し小さかった」など使いづらいポイントがわかれば、どんどん収納上手に近づきます。使い勝手の良いアイテムはそのまま使えますし、もっと頑丈で長く使えるものに買い替えるのもいいですね。
・まずは物が見えない状態を目指す
なかなか片付けられない収納初心者の方は、まず見える場所に物を置かないことを心がけましょう。
おしゃれに魅せるオープン収納は素敵ですがハードルが高いため、いきなり挑戦すると失敗する可能性が高いです。
物が出ていないスッキリした空間は気持ち良いですし、お掃除もしやすくなります。見せない収納術が身についたら、雑貨や絵を飾るなどおしゃれなインテリアに挑戦しましょう。
・捨てられないものは買い取りサービスも検討
いつの間にか使わなくなった家電や家具、買った時の金額を考えるとなかなか捨てられませんよね。
そんなときは、リサイクルショップの買い取りサービスやネットオークションなどを活用してみるのも一つの手です。
ただ捨てるのではなく誰かの役に立つと思えばうれしいですよね。下取り金額が付いたら、収納に役立つ棚やグッズの購入費用にもなって一石二鳥。
■ 収納に工夫した間取り写真実例
いろいろ工夫したものの、どうしても収納の絶対量が足りないときは、リノベーションで解決することもできます。
SHUKEN Reがご相談をいただき、収納に工夫したリノベーション実例をご紹介しますね。
調理器具や食材など、たくさんの物があふれがちなキッチン横に、大型のパントリーを設置。稼働棚でアイテムに合わせて調整することができ、扉を閉めればスッキリ生活感を隠せます。
さらに、大型のウォークインクローゼットも設置。余裕のある空間で並んでいる洋服をチェックできるため、コーディネートを考えやすくなります。大切なおしゃれ着がしわになりにくいのも大きなメリットですね。
収納の中なら、カラフルな壁も挑戦しやすいのでオススメです!
■ まとめ
今回はおうちの片付けについて、細かいテクニックではなく基本的な取り組み方やコツをご紹介しました。
普段はなかなか手をつけられない戸棚の奥や思い出の品なども、家族が家に集まっている今こそスッキリ片付けるチャンス。みんなで取り組めば早く片付き、良い思い出にもなりますね。
まずはご自身の力で取り組んでみて、おうちの収納スペースがどうしても足りないと感じたらリノベーションで使いやすい収納を増やすことも可能です。
お住まいの状況やご家族に合わせた最適な収納プランのご提案は、SHUKEN Reにぜひお任せください。
気軽にご利用いただけるオンライン相談も始めましたので、お気軽にどうぞ♪