公開日:2021-05-29 更新日:2024-07-04
引き戸間仕切りでリビング・和室をおしゃれで快適に♪|室内ドアのリフォーム・リノベ実例
リフォーム・リノベーションで空間の有効活用におすすめなのが「引き戸間仕切り」。
今回は、室内ドアを引き戸に変更したり、引き戸をリビング・和室・寝室の可動式の間仕切りとして利用したりすることで、一気に住みやすさが向上した事例を紹介します。
デザインもおしゃれな引き戸・室内ドアをリノベーションに取り入れて、楽しく快適な住まいを手に入れましょう♪
目次
■ 室内ドアリノベは便利な引き戸が人気!引き戸のメリットは?
一般的なマンションや戸建てでよく使われる開き戸。
中古物件だと和室以外は基本的に開き戸が使われていることが多いですよね。
リノベーションで開き戸を引き戸に変更するメリットはたくさんあります。主なメリットをご紹介します。
・開けた時にドアが邪魔にならない
開き戸は開けっ放しにすると、ドアが開いた側の通路などの空間が狭くなってしまいますよね。
また、ドアの間口のサイズによっては荷物を持って通るときに不便を感じる人も多いです。
引き戸なら、全開にすると間口がそのまま開けて遮るものがないのでとても通りやすく、スムーズでバリアフリーな動線ができます。
換気がしやすいのも今の時代には嬉しいポイントです。
・開閉音が静か
開き戸の開け閉めの時の「ガチャッ」「バタン!」という音が気になる人にも引き戸はおすすめ。
ソフトクローズと呼ばれる静かにゆっくりと扉が閉まる設計を採用すれば、お子さんにも開け閉めしやすく扉に指などを挟む事故の予防対策にもなります。
引き戸のストッパーやクローザーは専用の金具単体でも販売されているので、引き戸にソフトクローズ機能をつけたい場合はご相談ください♪
・可動式の間仕切りとして利用できる
引き戸は、2枚以上を連続して使うことで可動式の間仕切りとしても利用できます!
扉を開ければ複数の空間をつなげて広いスペースを作れ、扉を閉めれば個室になる、など可変性のある間取りが実現できます。
例えば、ワンフロアLDKのリビングとダイニングキッチンの間に上吊り式(ドアレールのないタイプ)の引き戸や折れ戸、パネルドア、アコーディオンドアを設置する方法などがあります。
・上吊り式ならお掃除もラクラク♪
天井にレールがある上吊り式の引き戸は、引き戸の宿命とも言えるレールの溝のお掃除が不要なため人気です。
■ 引き戸・引き戸間仕切りを使ったおしゃれなリノベーション実例
それでは、実際のリノベーション実例から、引き戸を活用したおしゃれなお部屋の間仕切りアイデアをご紹介します。
・リビングををゆるやかに仕切るおしゃれな可動式間仕切りドア
リビングの一角をガラスの引き戸で仕切ることで、まるでサンルームのような明るいアウトリビングが完成!室内と屋外が一体化したような開放的なリビングです。
床はお掃除しやすい素材を採用。ワンちゃんもくつろげる癒しの空間に仕上がっています♪
・LDKにお部屋の広さを調節できる可動式間仕切りを活用
LDKの一部を可動式スライドドアで仕切れるようにしたリノベーション事例です。
奥のドアはウォークインクローゼットにつながっています。
必要に応じてお部屋の大きさを変えられるので、一時的な収納やテレワークなど様々な使い方ができそうですね!
上部レール部分を黒で仕上げたのも空間のアクセントになっています。
事例を見る:Case45「ブルーのキッチンがポイント!北欧インテリア」
・ガラス引き戸で和室を明るい寝室にリノベーション!
住まいとアトリエを兼ねたリノベーションを希望されたお客様の事例です。
もともとLDKに隣接した和室のあった場所をLDKと一つの空間にし、ガラス引き戸で囲み明るく居心地のよいベッドルームをつくりました。
レトロな雰囲気のアンティークの引き戸は、下半分がすりガラスでおしゃれかつ実用的。
お客様こだわりの建材で、リノベーションはこの引き戸に合わせた設計や間取りの工夫を行いました。
ガラス引き戸のおかげで家中に光が届き、植物たちもすくすく育っています♪
・将来は引き戸で仕切れる子ども部屋に変身
こちらの写真のリビング左奥にあるスペースは、引き戸で個室にすることができます。
今はお子さんたちの遊び場として活用していますが、本格的な子ども部屋として使うこともできます。
将来を見据えた可変性のある素敵な住まいです。
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
・おしゃれなフルハイトの引き戸間仕切りで和モダンな空間を演出
天井まであるフルハイトの上吊り式引き戸は、和モダンなデザインがとってもおしゃれ。
ドアには縦格子のすりガラスが入っているので、扉を閉め切っても中が真っ暗にならないのもメリットです。
■ 室内ドア引き戸リフォームの費用相場は?
ここでは、室内の開き戸を引き戸に変更する場合の費用相場をまとめてみます。リフォーム・リノベ計画の参考にしてくださいね。
・片引き戸に変更
片引き戸は、もっともシンプルな引き戸で、1枚の扉を壁の片側にスライドさせて開閉します。
既存の開き戸のドア枠を使用できる場合は、リフォーム費用は10万円前後で済みます。
ドアを大きくしたい場合は、周囲の壁の解体やドア枠の新設が必要なため、費用が高くなり20万~30万円前後が相場になります。
・両開き戸に変更
両開き戸は、2枚の扉を左右に開くタイプの引き戸です。開口部が扉2枚分あるため、ドアを全開すると開放感のある空間になります。
リビングなどにおすすめ。
開き戸を両開きの引き戸へ変更する場合は開口部を大きくするなど壁の解体やドア枠の新設工事も必要なので、リフォーム費用は約25万~50万円程度と少し高めになります。
・引き込み戸に変更
引き込み戸は、壁の中に扉が収納される戸袋があるタイプの引き戸です。ドアを開けた時に扉が見えなくなるのですっきりとした見た目になるため、狭い場所にもおすすめ。
扉が1枚の場合、壁に戸袋をつくるための工事が必要なため費用は約30万~35万円程度が相場になります。
・引違い戸に変更
引違い戸は、2枚の扉が左右どちらからも開閉できるタイプの引き戸です。和室の押入れや天袋がこのタイプですね。
両開き戸と同じく、壁の解体やドア枠の新設工事が必要になり、リフォーム費用は約25万~50万円程度が相場です。
・壁 → 引き戸間仕切りに変更
事例を見る:Case20「効果抜群!丸い廊下でアクセスフリー!」
もともと壁だった部分を間仕切りドアに変更する場合は、扉4枚分の引き戸間仕切りで約40万円前後が工事費用の相場です。
また、もともと1つの部屋を間仕切りドアで仕切る場合は、壁の撤去が不要なため工事費用は約20万円前後になる場合が多いです。
■ まとめ:引き戸間仕切りリフォーム・リノベーションは機能性・オシャレ度アップにおすすめ!
間取りを変更できるフルリノベーションやスケルトンリフォームでは、物件で使いづらいと感じる部分を解消して、なおかつおしゃれな内装に仕上げられます。
今回ご紹介した引き戸を活用した間仕切りは、住む人の希望に合わせて様々な間取りのアレンジができるおすすめの手法です。
家事動線・生活動線の良い家にしたい!家族みんながストレスなく住める家にしたい!そんなリノベーションをご希望の方は、ぜひ参考にしてくださいね♪
わたしたちSHUKEN Reは、お客様の理想をカタチにするオーダーメイドの住まいづくりを得意としています。
ほかにもたくさんの引き戸を活用した間仕切りリノベーションをお手伝いしていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
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