【東京】マンションリノベーションのメリットデメリット|物件選びの注意点
近年注目を集め続けている、マンションリノベーション。メリットがあればデメリットもあるからこそ、よく検討した上で購入を決めたいですよね。
今回のコラムでは、マンションリノベーションのメリットデメリットともに、物件選びの注意点をご紹介します。一生住み続けるからこそ、後悔のない納得のいく住まいづくりができるよう計画を立てていきましょう。
コラムのポイント
・マンションをリノベーションすることで、理想の暮らしを実現しやすくなるだけでなく、住む場所の選択肢が増える、初期費用をおさえることができる、といった様々なメリットがあります。
・メリットだけでなくデメリットや物件選びの注意点も確認した上で、信頼できるプロとともに理想の家づくりを始めていきましょう。
マンションリノベーションのメリット
近年注目されるだけあって、マンションリノベーションにはたくさんのメリットがあります。
メリット① 新築に比べコストダウン
新築マンションを都内で購入するよりも、中古マンションを購入する方が初期費用をおさえることができます。リノベーションをしてもトータルコストは新築マンションよりもおさえられることを考えると、大きなメリットでしょう。
メリット② 住む場所の選択肢が豊富
リノベーション前提で住む場所を探すと、駅近物件や人気エリアも選択肢に取り入れることができます。新築では諦めざるを得なかった…というような場所に住むことができる可能性も高くなります。タイミングによっては、思いもしなかったような好条件の物件と出会えるのは大きな魅力でしょう。
メリット③ 資産価値が下がりにくい
築5年を過ぎると、マンション価格の下落率は加速し、築15〜20年を迎える頃にはそれ以上価値が下がらなくなります。購入した段階で価値が下がっているため、資産価値を下げることなく住まいを手に入れることができます。
メリット④ 周辺環境の確認
商業施設や公共施設、地域の環境だけでなく、マンション内にどんな人が暮らしているのかをあらかじめ把握しておくことができます。お隣さんと合わないから…とすぐに引っ越すことはできません。長く関わるからこそ、しっかりと確認しておきたい部分です。
メリット⑤ ライフスタイルに合わせた間取り
リノベーションなら、自分たちのライフスタイルに合わせた間取りに変更できます。夫婦2人の生活と、3人の子どもがいる生活とでは最適な間取りは異なります。住まいに自分たちを合わせるのではなく、自分たちに住まいを合わせることができるのは大きな魅力でしょう。
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マンションリノベーションのデメリット
次に、マンションリノベーションのデメリットをみてみましょう。
デメリット① 間取りを自由に変更できない可能性
間取りの自由度が高いのが魅力ですが、マンションの構造によっては壁を撤去したり広いLDKをつくることができなかったりする可能性があります。どこまで間取り変更が可能なのか、構造上どんな工事が難しいのか、あらかじめ確認しておきましょう。
デメリット② 耐震性に不安がある
マンションの場合、自分たちで耐震工事を行うことはできません。耐震基準が見直された1981年6月以前に建築確認を受けた物件は、今の耐震基準を満たしていない物件も含まれているため、耐震基準を満たしているのか、適切な耐震補強は行われているのか、確認が必要です。
デメリット③ 住み始めるまでに時間がかかる
中古マンションの購入から設計、引き渡しまでには最低3ヶ月かかります。希望マンションが決まらない、間取りが決まらない、ローンに通らなかった、などリノベーションを進めることができなければ、さらに時間がかかることを想定しておく必要があります。
デメリット④ リフォームローンが高い
マンションをリノベーションする場合、住宅ローンではなくリフォームローンを利用します。この場合、金利が高くなる可能性があります。
デメリット⑤ セキュリティが不安
新しいマンションは防犯対策が充実していますが、築年数が経っているマンションの場合やや防犯面が不安なことがあります。管理組合に確認した上で防犯機能の高い鍵に取り替える、セキュリティ対策がしっかりなされているマンションを選ぶ、など注意が必要です。
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物件選び5つの注意点
中古マンションを選ぶ場合、メリットデメリットを検討した上で以下のポイントに注意して選ぶのがおすすめです。
注意点① 築年数
中古マンションは築20〜25年頃に底値を迎えるため、築20年以上の物件がお買い得とされています。しかし、お買い得とはいえあまりにも見た目の劣化が進んでいたり、配管が損傷したりしていると満足のいく生活を送ることはできません。
築年数という数字とともに、マンションそのものの状態をよく確認した上で選ぶことが大切です。
注意点② 耐震性能
現在建てられているマンションは『新耐震基準』を元に建てられていますが、1981年6月以前に建てられたマンションは『旧耐震基準』によって建てられています。旧耐震基準は震度6以上の地震を想定していないため、強度に不安が残ります。自分たちで勝手に耐震補強工事をすることはできないため、どの程度の耐震性能を備えているのか確認が必要です。
注意点③ 災害のリスク
地震大国日本ですが、近年は地震だけでなく台風や大雨による水害なども増えてきています。各自治体がハザードマップを公開しているため、購入を検討しているマンションが被害を受けやすい場所ではないか、地盤の状態はどうなっているか、など事前に確認しておきましょう。
合わせて、災害時の避難経路や消化設備、避難場所も忘れずに確認しておきましょう。
注意点④ 修繕計画
管理状態によって、マンションの寿命は大きく変わります。国土交通省は、長期修繕計画作成ガイドラインなどを策定し、定期的に修繕を行うように推奨しています。
購入を検討しているマンションが、防水工事や外壁塗装といった修繕計画を立てているのか、計画通りに修繕が行われているのか、などあらかじめ確認しておきましょう。
注意点⑤ 共用部分の管理状態
マンションがどのように扱われているかは、共用部分の管理状態を見ればすぐにわかります。経年劣化による汚れや損傷なのか、適切なメンテナンスがなされていないことによって起こる汚れや損傷なのかを見極めることで、自分たちが住み始めた後の管理状態も容易に想像できます。
部屋の内部だけでなく、マンション全体の様子をチェックしておくのがポイントです。
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マンションをリノベーションすることで、理想の暮らしを実現しやすくなるだけでなく、住む場所の選択肢が豊富、初期費用をおさえることができる、といった様々なメリットがあります。メリットだけでなくデメリットも確認した上で、信頼できるプロとともに理想の家づくりを始めていきましょう。
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