中古マンションをリノベーションでおしゃれ空間にするコツを紹介
コストを抑えつつ、自分の理想の間取りの部屋にしたいという思いから、中古でリノベーション可能なマンションを購入し間取り設計をするという方もいるでしょう。リノベーションのメリットはなんといっても「コスト面」と「自由度の高さ」なので、そのような選択をする人も多いのかもしれません。
そこで今回は、中古マンションをおしゃれにリノベーションするコツについて紹介していきます。また、それぞれのエリアごとにかかる費用についても触れていくので、これからリノベーションを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
目次
◼ 中古マンションをお手頃価格でおしゃれにリノベーションは可能?
◼ 中古マンションをおしゃれな空間にリノベーションするコツ
◼ 中古マンションをリノベーションでおしゃれな空間に変身させよう
Contents
中古マンションをお手頃価格でおしゃれにリノベーションは可能?
中古で購入したリノベーション可能なマンション。では実際にリノベーションに取り掛かる際、それぞれどれくらいの費用がかかるのでしょうか。リビング、LDK、バスルーム、キッチンといったメインのエリアについて、実際にかかる費用の相場を紹介していきます。
おしゃれなリビングリノベーションは50万円前後が目安
リビングリノベーションにはいくつかの施工内容があります。それぞれの施工内容と費用の相場をみてみましょう。
・壁、天井クロスの張り替え(約20帖):約90,000円
・カーペットをフローリングに張り替え(約16帖):約180,000円
・間仕切りを撤去(一箇所):100,000円~300,000円
・リビング全体の間仕切り撤去:400,000円~900,000円
見た目を変えたいのであれば壁や天井クロスの張り替えなどがメインとなり、そこに床の張り替えを加えるとおおよそ300,000円~500,000円が目安といえるでしょう。
間仕切りを撤去し、間取り自体を大きく変えるとなれば~1,000,000円となり、これは撤去する壁の数によっても金額が異なります。
LDK全体のリノベーションは200万円~500万円が目安
リビングダイニングをリノベーションする際、キッチンとデザインを統一するためにLDK全体のリノベーションをする例が多いです。その場合、キッチンスペースを十分確保したうえでリビングダイニングをリノベーションする必要があります。
床全体を張り替える、壁や天井クロスを張り替えるといったLDK全体の見た目を統一するためにはおおよそ500,000円~1,500,000円、広さや設備のグレードによっては2,000,000円以上となることもあるでしょう。
しかし、ある程度金額をかけるため仕上がりは大変良く、リビングからキッチンまで統一されたデザインのおしゃれなLDKになることは間違いなしです。見た目や機能にこだわるのであれば、思い切ったリノベーションをプランを組んでみるのもよいかもしれません。
バスルームのリノベーションは50万円~150万円が目安
バスルームのリノベーションはユニットバス(システムバス)の交換や、タイル張りの在来工法の浴室リノベーションがあり、それぞれにかかる費用は以下の通りです。
・ユニットバス全体の交換:500,000円~1,500,000円
・在来浴室からユニットバス:650,000円~1,500,000円
・在来浴室から在来浴室:500,000円~2,000,000円
・浴室の拡張、移動、増築:750,000円~2,500,000円
ユニットバスの種類、施工の内容によってかかる費用は異なります。また、よりグレードの高いユニットバスを設置する、断熱工事、白アリ対策、給排水・ガスの工事なども必要になる際にはさらに費用が高くなるでしょう。
キッチンのリノベーションはタイプによって費用もさまざま
キッチンリノベーションはキッチンのグレード、広さによって費用が大きく異なります。また、リノベーションをする目的としてキッチンをより使いやすくおしゃれな見た目にしたいという人は多く、そうなればかける費用も高額になることが多いです。
・壁付け→壁付け、対面→対面:500,000円~1,500,000円
I型キッチン:500,000円~
L型キッチン:540,000円~
・壁付け→対面、対面→壁付け:550,000円~2,000,000円
ペニンシュラ型キッチン:600,000円~
アイランド型キッチン:1,500,000円~
(ハイグレードの場合:2,000,000円~3,500,000円以上)
キッチンの位置を変えずに似たタイプの型に変更する場合は、1,000,000円未満で施工できるパターンが多いです。一方、壁付けタイプのI型やL型を、向きを変えて対面式のペニンシュラ型、アイランド型に変更する際には1,000,000円以上かかる例が多くなります。
中古マンションをおしゃれな空間にリノベーションするコツ
リノベーション可能な中古マンションを購入し、いざおしゃれな理想の部屋をつくろう!と思っても、いったいなにを意識して間取り設計をすればいいのか分からない……そのような方でも手軽におしゃれな空間をつくるためのコツについて紹介していきます。
おしゃれな空間を実現させたいのであれば、まずは最低限ここで紹介するポイントを意識して間取りやデザインを考えてみてください。
配色を意識する
おしゃれな内装の第一歩として、配色の基本を理解しておく必要があり『ベースカラー7:メインカラー2.5:アクセントカラー0.5』という比率をまずは覚えておきましょう。
ベースカラーは部屋の印象の基礎となる色で、明るい色(暖色系)にするのかシックな感じの色(寒色系)にするのかなど、部屋全体のイメージ(方向性)を決めます。そしてソファやカーテン、ラグに使用するメインカラーを決め、クッションや小物といったインテリアのポイントとなり全体を引きしめるためのアクセントカラーを決めましょう。
その際、白などの明るい色を使用すると部屋全体が広く見えます。そのため、天井や壁には明るい色を使用し、ポイントで暗い色を使用するとメリハリがつき、おしゃれな見た目となるでしょう。
開放感のある空間づくりを意識する
おしゃれな内装にする方法として「開放感を意識する」という方法があります。この開放感をもたせるとは、圧迫感をなくすという意味でもあるのです。そのためには、極力壁や建具を取り払いましょう。
視線が部屋の奥まで届くような間取りにすることで奥行きがあり、開放感のある雰囲気を演出することができます。そのために、部屋の間仕切りや建具をできる限り減らしてしまおう、ということです。
この「抜け」を意識することで狭い間取りの部屋でも広く見せることが可能であり、同時に部屋の奥まで日光が届くため、部屋全体が明るく、通気性もよくなります。
光の当て方を意識する
おしゃれな空間を演出する際忘れてはいけないのが、照明の使い方です。カフェやホテルのような高級感をだしたいのであれば、照明にも配慮する必要があります。簡単な方法としては「ダウンライト」や「間接照明」を使用するのがおすすめです。
ダウンライトで照らしたい部分の床を照らし、間接照明で天井の端や部屋の角を明るくすることによってメリハリがでるため、落ち着いた大人の雰囲気を演出することができます。一方、家庭でよく使われるシーリングライトは部屋全体が明るくなりすぎる傾向が強いため、一見すると安っぽく見えてしまいあまりおすすめしません。
中古マンションをリノベーションでおしゃれな空間に変身させよう
中古マンションをおしゃれにリノベーションする方法はたくさんあります。リノベーションはコストを抑えつつ理想の家づくりが可能なので、そのメリットを活かしてお気に入りのデザインの空間をつくってみましょう。
howzlifeではリノベーションはもちろん、物件探しからワンストップでお客様をサポートしておりますので、リノベーションでお困りの方はWEB&店頭にてお気軽にご相談ください。