コンクリート打ち放しでスタイリッシュな空間に。 メリット・デメリットや施工事例を紹介

- ・コンクリート打ち放しは、躯体を利用したインテリアデザインの手法。
- ・寒々しいイメージがあるが、その他の素材と組み合わせることでその印象を和らげられる。
- ・コンクリートを要所要所に取り入れれば、インダストリアルな雰囲気のお部屋になる。
Contents
コンクリート打ち放しはインテリアに活かせる?モルタル仕上げとの違いは?

コンクリート打ち放し・モルタル仕上げのメリット・デメリットは?

まず、コンクリートやモルタルを取り入れることで、モダンでスタイリッシュな印象に仕上がります。また、最近人気のインダストリアルスタイルやブルックリンスタイルなど、武骨で“男前”なインテリアとの相性も抜群です。
デザイン的メリット以外にも、汚れに強い点や耐火性が高い点も魅力の一つです。手垢が気になる壁面や、キッチン、土間スペースに取り入れれば、掃除がしやすく経年汚れも気になりません。
マンションの場合は、構造躯体のコンクリートをそのまま見せれば、余計な造作工事費用はかかりませんし、壁や床、天井裏のデッドスペースがなくなるため、専有部分を無駄なく活用できます。
〈関連コラム〉 howzlife|COLUMN|リノベーションでおしゃれなインダストリアルデザインを実現|ポイントや事例を紹介 デメリットデザイン的にも機能的にも、さらにはコスト的にもメリットのある「コンクリート打ち放し」と「モルタル仕上げ」ですが、残念ながらデメリットもいくつかあります。
まず、コンクリートやモルタルの材料であるセメントは、熱伝導率が高いため、熱くなりやすく冷めやすいという特性があります。他の材料と比較すると、その熱の伝わりやすさは歴然です。
〈建材の素材〉 | 〈熱伝導率〉 |
コンクリート・モルタル | 1.5〜1.6 |
天然木材 | 0.12 |
ビニル系床材 | 0.19 |
畳 | 0.08 |
寒々しい印象は“木”や“塗装”で中和
コンクリートやモルタルの寒々しい印象は、木目や塗装で和らげることができます。例えば、天井材やフローリングに無垢材を利用したり、コンクリート打ち放しの上から塗装するだけで、がらりと雰囲気が変わります。
濃いめの木目と合わせればインダストリアルな雰囲気に、薄めの木目や白と組み合わせればナチュラルスタイルなど…、組み合わせによって様々なインテリアと調和します。
また、部屋の用途によって使い分ける方法もおすすめで、ウォークインクローゼットなど寒さや暑さがあまり気にならない場所に取り入れれば、工事コストの削減にもつながります。
コンクリート“風”インテリアも人気
コンクリートやモルタルをインテリアに取り入れることに抵抗がある方もいるかもしれません。そんな方におすすめなのが、コンクリート“風”インテリアです。グレーを基調としたインテリアが流行していることもあり、様々な内装材でコンクリート調のクールでスタイリッシュなデザインを表現できます。
- ・フロアタイルなどのビニル系フロア材
- ・ビニル系シート材
- ・クロス
- ・漆喰などの左官材 …etc
コンクリート・モルタルを取り入れた施工事例
私たちhowzlifeは、これまで様々なコンクリート打ち放しやモルタル仕上げの事例を手がけてきました。ケースによって取り入れ方は多種多様。ぜひ、スタイリッシュなインテリアを目指している方は、参考にしてください。個性的でクールなコンクリートキッチン
こちらは、インパクト抜群のコンクリートキッチンを採用した事例です。キッチンは油ハネや水ハネがどうしても気になりますが、シンプルかつスタイリッシュなコンクリートキッチンなら、お掃除も簡単です。こちらのように天板をステンレスにしてスッキリまとめるのも素敵ですが、天板をデザインコンクリートと呼ばれる材料で仕上げるのもおすすめ。今までの概念を取り払ったオリジナリティのあるキッチンにしたい方におすすめです。
コンクリート躯体をそのまま見せた天井

モルタルの壁がクールな印象を強調

東京でコンクリートを取り入れたおしゃれなマンションリノベーションを始めるなら…
コンクリート打ち放しやモルタル仕上げのインテリアは、冷たい印象で抵抗がある方もいるかもしれません。しかし、他の素材と組み合わせたり、上から塗装することで、温かみのあるお部屋に仕上がります。また、ナチュラルなグレー色はインテリアを程よく引き締める効果もあり、家具などのアイテムを際立たせます。流行りのインダストリアルスタイルやブルックリンスタイルを実現させたい方は、ぜひコンクリートやモルタルを取り入れてみましょう。
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