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コラム

家事動線のいい間取りで生産性アップ!もっと暮らしを豊かで楽にするリノベーション実例

公開日:2021/12/06  更新日:2022/11/28

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仕事に子育てに、毎日忙しいからこそ家事に関するタスクはできれば減らしたいもの。忙しさに振り回されるのではなく、心にゆとりをもった暮らしを実現できる家で、毎日をゆったりと過ごしたいですよね。
リノベーション計画を進めていく際、家事に関するタスクを減らすために重視したいのが『家事動線』です。家事動線が整っていれば、不要な家事にかける時間を減らし、趣味の時間や子どもと過ごす時間などかけたいことに時間をかけることができます。今回のコラムでは、家事動線の良い間取りにするポイントを実例を交えながら紹介していきます。これからのリノベーション計画に、ぜひお役立てください。

 


コラムのポイント
・家事動線が整っていることで、無駄な動きがなくストレスフリーな暮らしができる上、大人も子どもも率先して家事ができる環境を整えることができます。
・家事動線を考えた間取りにすることで、家事にかかる時間を減らし、自分たちにとって大切なことに時間をかけることができます。毎日の暮らしをより充実したものにするためにも、家事動線の優れた素敵な家づくりを進めていきましょう。


 

 

 

家事動線が整えば暮らしも整う2つの理由

 

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動線とは、人が移動する経路を線であらわしたもののことをいいます。家の中には生活動線や家事動線といった様々な動線があり、動線を考慮しながら間取りを考えることで、快適な住まいにすることができます。
中でも家事動線は、掃除や洗濯といった毎日のタスクを進めていく上でとても大切なものです。家事動線が整っているかどうかによって、暮らしの快適さは大きく変わります。

 

 

理由① 無駄な動きがなくストレスフリー


家事動線が整うことで、家事をする上で生じる無駄な動きをなくすことができます。『朝の慌ただしい時間、料理をしながら離れた洗面所で洗濯をする』『仕事に疲れて帰宅した平日の夜、洗濯物を取り込んで寝室に片付け、子どもたちをお風呂に入れる』など、行ったり来たりしなければならない間取りになっていると、ちょっとしたことでもストレスが溜まります。

 

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こういった家事をする上でのストレスをなくす間取りになっていれば、余裕を持って毎日の暮らしを楽しむことができます。

 

理由② 大人も子どもも家事ができる家に


家族みんなが『自分にもできる家事』を率先してやることで、誰かひとりに家事が集中することはありません。しかし実際にそういった暮らしが難しいのは、何をやればいいのかわからない、どこに何があるのかわからない、といった問題が生じているという大きな原因があります。

 

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水回りがスッキリとまとめられたスタイリッシュなマンション▶︎▶︎▶︎

 

このようなシステムエラーが生じないように間取りを考えておけば、いつでも誰でも家事をしやすくなります。わからない、をなくしておくことで、誰もが家事に参加する仕組みづくりができるのです。

 

 

 

家事動線の良い間取りのポイントと実例

 

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それでは、ハウズライフが手がけた家事動線の良い間取りのポイントを順番にご紹介します。

 

 

① お手入れしやすく作業効率もアップするシステムキッチン


毎日使うキッチン。どんなシステムキッチンを選ぶのかによって、使い勝手は大きく変わります。料理をつくる、洗い物をする、食器を片付ける、など多くの作業をすることを想定して、作業スペースに余裕のあるシステムキッチンを選ぶと良いでしょう。

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必要なものが手に届く範囲にまとめられたオープンキッチン▶︎▶︎▶︎

 

広いキッチンの方が使いやすい、とは限りません。スペースに余裕がなくても、手を伸ばせばすぐに必要なものを手に取ることができる、動き回ることなくスムーズに料理をつくることができる、といったように家事動線を短くすることができます。

 

 

② 用途に合わせて収納量を調整できるパントリー


パントリーとは、食材や調理器具、調味料などをストックすることができる小部屋のことをいいます。使用頻度の多いものはキッチンの引き出しや棚の中に収納し、普段使わないものはパントリーにストックをすることで、必要な物を必要な時にすぐに手に取ることができます。

 

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キッチン奥に設けられたパントリー▶︎▶︎▶︎

 

パントリーの設置は、間取りによって難しいこともあります。しかし何を収納するのか、どのように使用するのかを考えると場合によっては必要ないこともあるため、ストックの量や間取り、ライフスタイルに合わせて必要かどうかを判断してみると良いでしょう。

 

 

③ 行ったり来たり…無駄な動きを無くした水回り


 

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水回りをコンパクトにまとめることで、一度に多くの家事を進めることができます。キッチン、トイレ、洗面所などが行き止まりになることなく回遊できる動線、それぞれの場所が近い動線になっていることで歩数を減らし、家事をすることによって生じるストレスを軽減することができるのです。

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行動パターンに合わせてあえてお風呂・トイレ・洗面所を一体化▶︎▶︎▶︎

 

間取りに余裕があれば、ランドリールームを設置するのもおすすめです。洗う、干す、畳むといった洗濯まわりの家事をまとめてできるため重宝します。行ったり来たりする必要がないので家事効率もよくなりますし、やるべきことをまとめて終わらせることができるため家族もお手伝いがしやすくなります。

 

 

④ 片付ける時間をなくす収納場所と収納スペース


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スッキリと綺麗な部屋をキープするためには欠かせない、収納スペース。収納は広ければ広いほどよいと思われがちですが、使うものをすぐに取り出すことができる場所に収納スペースを設置することが大切です。

 

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リビングで使うものは全て1箇所に集約▶︎▶︎▶︎

 

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デスクまわりにも絵本やおもちゃをまとめて使いやすく▶︎▶︎▶︎

 

使用頻度と使用場所、収納する物のサイズに合わせて、必要な箇所に収納スペースを設置するようにしましょう。そうすることで気になる前に片付けることができますし、片付けに余計な時間と労力を奪われることもありません。

 

 

⑤ カラッと洗濯物を乾かすことができるサンルーム


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インダストリアルな雰囲気にこだわったサンルーム▶︎▶︎▶︎

 

天候を気にせず、洗濯物を干すことができるサンルーム。時短のために洗濯から乾燥まで全て洗濯機で終わらせる、という方が増えていますが、洗濯物は太陽の下でカラッと乾かしたい!という方もまだまだいらっしゃるでしょう。サンルームを設置しておけば、自分たちのペースで洗濯まわりの家事を進めることができます。

家事動線を良くするだけでなく、デザイン性にすぐれ幅広い用途があるため、家で過ごす時間をより充実したものにしたいという方にはおすすめです。

 

 

 

家事動線の良い間取りで暮らしをもっと楽ちんに!

 

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家事動線を考えた間取りにすることで、家事にかかる時間を減らし、自分たちにとって大切なことに時間をかけることができます。毎日の暮らしをより充実したものにするためにも、家事動線の優れた素敵な家づくりを進めていきましょう。

 

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監修者情報

SHUKEN Re 編集部

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