【シンプルモダンな家】リノベーションプラン集 | 間取りとデザインのポイント
初めてのリノベーションではわからないこともたくさんありますが、せっかくならおしゃれでデザイン性の高い間取りにしたいですよね。数ある実績の中から気に入ったプランを取り入れていくことが、おしゃれなシンプルモダンな家にリノベーションするためには必要不可欠です。
そこで今回は、リノベーションを進めていく上で知っておきたいシンプルモダンに仕上げるポイントと、リノベーションプラン集をまとめました。これからのプランニングに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・実例を参考にしながら考えていくことで、より明確に理想を形にしたリノベーションプランを立てていくことができます。たくさんの実例をみながら、デザインだけでなくリノベーション後の暮らしもイメージしてみましょう。
・『どんなシンプルモダンを目指すのか』『どんな間取りにしたいのか』を話し合いながら、リノベーション計画を進めていきましょう。
Contents
【シンプルモダン】リノベーションプラン集
シンプルモダンとは、素材そのものの風合いを活かし、無駄な装飾や余計なデザインを省いたデザインのことをいいます。機能的でシンプルなデザインのものが多く、洗練された大人に好まれています。
まずはハウズライフが手がけた、シンプルモダンなリノベーションプラン集をご紹介します。
Trace of Lights
『ナチュラルテイストのキレイ目モデルルームの雰囲気にあまり馴染めなかった…』とおっしゃる家主様が、好みのテイストを実現するための予算と希望の見積が合致したという理由で決行されたリノベーション。
シンプルな中にも温かみのある、落ち着いた空間に仕上がりました。
ビター&ナチュラル
『自分たちのためだけの特別なデザインにしたかった』という想いでリノベーションされたこちらのお家。和室を無くし、緩やかに生活空間がゾーニングされるよう開放感のある住まいに生まれ変わりました。
全体的にシンプルに仕上げながらも、天井のダクトや壁はあえて雑に仕上げることで絶妙なバランスに仕上がっています。
ヴィンテージ&グリーン
大きなワンルームのような伸びやかな空間にリノベーションした、こちらのお家。キッチンからリビングダイニング、玄関、子ども部屋までつながり回遊できる間取りも魅力です。
物件選びの段階から任せていただけたお陰で、立地も家の中も大満足なリノベーション計画を進めていくことができました。
シンプルモダンに仕上げるポイント
シンプルモダンに仕上げるためには、次のポイントをおさえてデザインや間取りを決めていくことが大切です。
ポイント① シンプルな装飾
シンプルモダンに欠かせないものはやはり『シンプルさ』です。様々な装飾や機能を足し算するのではなく、引き算の美しさを際立たせた装飾が特徴です。
室内の建具や壁、床や天井には凹凸がなく直線的なデザインを取り入れ、視覚的にもスッキリとさせるようにしましょう。シンプルすぎるかな?と思っても、家具やファブリックなどで後から温かみを加えることができるので、積極的にスッキリと仕上げていきましょう。
ポイント② 色の数を抑える
スッキリとシンプルに仕上げるためには、使用する色の数をおさえるようにしましょう。カラフルな色使いよりも、2〜3色に絞った方が洗練された空間に近づきます。無彩色(白、黒、グレー)と別の1色を合わせると良いでしょう。
また、色のトーンを揃えていくことで空間はさらに統一感が生まれます。同じブルーでも、明るいブルーと深みのあるブルーとでは印象が異なります。トーンを決めた上で全体の色味を整えていくことで、バランスよく仕上がります。
ポイント③ スッキリとした収納の設置
せっかくシンプルモダンな家にするなら、物が散らかり片付いていない状態は避けたいもの。間取りを考える時は、日用品をスッキリと片付けることができるよう、収納をつくるようにしましょう。リノベーション後、キャビネットや棚を設置することもできますが、隠す収納ができた方が整った空間を保つことができます。
可能であれば、リノベーション計画中に不要な物は手放し、気持ちよく新居に引っ越しできるように準備を進めていきましょう。
ポイント④ 素材選び
シンプルモダンなデザインの多くに使用されるのは、無垢材や漆喰、珪藻土といった自然由来の素材、ガラス、金属といった無機質な素材です。
温かみのあるシンプルモダンにするのか、スタイリッシュでクールなシンプルモダンにするのかによって、選ぶ素材は異なります。選ぶ素材によって雰囲気は大きく変わってくるので、理想の雰囲気が実現できるようこだわり抜いて選ぶことが大切です。
ポイント⑤ 照明計画
シンプルな空間に合うように、照明もこだわって選ぶようにしましょう。天井に埋め込むダウンライトなら、空間やインテリアの邪魔になりませんし、シンプルなペンダントライトなら、空間にちょっとしたアクセントを加えることができます。
細部にこだわって決めたデザインが台無しにならないよう、リノベーション後の空間に溶け込むような照明を選ぶようにしましょう。
ポイント⑥ 空間に合わせたオーダー家具
せっかくおしゃれな間取りを考えても、その空間にそぐわない家具を選んでしまうと残念なことになってしまいます。手持ちの家具に合わせて間取りを考えるのではなく、リノベーション後に購入を考えているのであれば、オーダー家具がおすすめです。
オーダー家具は部屋の広さやデザイン、コンセプトとしている色に合わせてつくるため、『買った家具のサイズが合わない…』『思っていたのと違う…』という失敗がありません。何十年と住み続ける家だからこそ、妥協はしたくないですよね。間取りプランを考えるタイミングで、オーダー家具の相談も進めていき、新居にぴったりな家具を手に入れましょう。
ポイント⑦ 観葉植物を組み合わせる
生命力のある観葉植物ありきで間取りを考えることで、シンプルな室内にメリハリを生み出すことができます。強化プラスチックやアイアンのような無機質な素材、陶器の鉢などをバランスよく組み合わせながら、おしゃれな空間に仕上げていきましょう。
どんな葉の色や形、大きさを選ぶのかによっても雰囲気は変わります。より洗練された空間に仕上げたい時は、グリーンコーディネートというプロが観葉植物や鉢を選んでくれるプランも活用してみましょう。
おしゃれな間取りが備わった理想の家で暮らすなら…
実例を参考にしながら考えていくことで、より明確に理想を形にしたリノベーションプランを立てていくことができます。『どんなシンプルモダンを目指すのか』『どんな間取りにしたいのか』を話し合いながら、リノベーション計画を進めていきましょう。