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コラム

【リノベのポイント】失敗しない家づくりのコツ

公開日:2021/09/04  更新日:2022/11/28

 

せっかく家をリノベーションするなら見た目はもちろん、機能的にも快適な暮らしにしたいですよね。

ですが、リノベーションを行ったことで逆に住みにくい家になってしまったという方も少なくないようです。では、一体なぜそのような失敗をしてしまうのでしょうか。

リノベーションでは家の間取りや設備をつくり変え、これまでの暮らしの質をさらに高めることを目的とすることが多いのですが、実際にリノベーションを成功させるためにはいくつかのポイントがあります。

そこで今回は、リノベーションで失敗しないためのポイントについて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね

 

 


目次

◼ リノベーションのプランニングで確認しておきたいこと
◼ 中古リノベーションはリノベーション希望前提の物件探しがおすすめ
◼ 【快適空間をつくりたい】部屋ごとのおすすめポイント
◼ その他にもこだわりたいポイント
◼ リノベーションはポイントを押さえて効率よく行うのがコツ


 

 

リノベーションのプランニングで確認しておきたいこと

 

 

家のリノベーションをする際はまず業者にヒアリングをしてもらい、現地調査のうえで業者から初期プラン提示を経て、お打ち合わせの中でより具体的な内容に修正していきます。そのプランニングで抑えておきたいポイントについてまずは紹介していきます。なかには『なにから手を付けていいのか分からない』という方もいらっしゃると思いますので、初心者の方にも分かりやすくシンプルにまとめていきますね。

 

大まかなイメージをもっておく

 

家をリノベーションする際には「子育てがしやすい間取りにしたい」「家族が頻繁にコミュニケーションをとれる家にしたい」といったような、大まかなイメージをもっていることが大事です。

このイメージがないと業者にどのようにリノベーションをしたいかがうまく伝わらず、理想と完成形にギャップが生じてしまうことがあります。今後の暮らしやすさにもかかわる問題なので、まずは完成形のイメージを描いてみましょう。

 

 

予算をある程度決めておく

 

では、実際にリノベーションするとなると費用はいくら必要なのでしょうか。もちろん施工面積や建材・設備のご希望によっても変動しますが、一般的な価格帯は以下の通りです。

マンションのリノベーションは800万円~1,000万円前後、一戸建てのリノベーションは1,500万円前後と費用が異なり、屋根・外壁を含めると2,000万円以上となる場合もあります。

※デザインを入れたフルリノベーションの場合の費用幅となります

そのため、プランニングの段階である程度の予算を決めておき、その予算の範囲内で可能な施工内容になるようにしましょう。業者とのプランニングの際には必ず見積もりを提示されるので、その提示された金額と希望する施工内容にギャップが生じないよう、入念に確認する必要があります。

後になって追加の費用がかかってしまったり、無計画に設備を増やしてしまったことで予算をオーバーしてしまったとならないよう、よく検討することが重要です。

なお、業者は予算によってご希望の内容とバランスを見てプラン提案を行うため、最初の相談時におおよその予算は必ず伝えましょう。予算と希望を伝えることでより現実的なプランを提案してもらえ、具体的な検討が可能になります。

また、業者ごとに対応可能な費用感が異なるため、相談の際に確認しておきましょう。

 

 

優先順位を検討する

 

リノベーションは新たに間取りにつくり変え、自由度を高く、より理想に近い家づくりが可能です。しかし、自由度が高いことが原因であれもこれもとなってしまわないよう、優先順位をつけることをおすすめします。

たとえば「リビングには絶対に大きなソファーを置きたい」「キッチンは絶対にアイランドキッチンにしたい」「ランドリースペースは広くしたい」といった、特にこだわりたいポイントについては優先順位を高く位置づけ、その他のものに関しては間取りの状況に応じて変更・検討していくのがよいでしょう。まずはメインとなる課題を固めることで、それを中心に物事が決まっていくため、プランニングもスムーズになりますよ。

 

 

中古リノベーションはリノベーション希望前提の物件探しがおすすめ

 

 

中古物件を新たに購入し、リノベーションを施したのち住居として活用したいと考えるのであれば、リノベーション希望を想定しながら物件探しを行いましょう。

なぜなら、先に理想の物件を購入し、いざリノベーションのプランを立てるも建物の構造上で希望が叶わず、購入した物件ではイメージ通りの家づくりができなかったという失敗例が良くあるためです。そのため、物件探しから実際の施工までをワンストップで行っている業者であればイメージのミスマッチを防ぐことができるためおすすめです。

また、物件選びの際はつい内装がきれいな物件に目が行きがちですが、室内がボロボロでも荒れ果てていても、リノベーションをする場合はそもそも新築同様の居住空間になることをお忘れなく。既にリノベーション済み物件においても、どこまで手が加えられているかを確認し、場合によってはフルリノベーションしなおした方が良い場合もあります。

信頼できる業者に依頼し、希望のリノベーション内容を実現可能な物件も一緒に探してもらいましょう。

 

 

【快適空間をつくりたい】部屋ごとのおすすめポイント

 

リノベーションによって家族が快適に過ごせる空間をつくりたい、そう考えるのであればおすすめの事例を参考にするのがよいでしょう。そこで、ここではリノベーションによって快適空間を手に入れた、実際の施工事例を部屋ごとに紹介していきます。

 

 

リビングダイニングのおすすめプランニング

 

躯体表し、コンクリート、むき出しのダクト、ステンレスのシンクといった「インダストリアル感」をイメージして作り上げたリビングダイニングです。シルバーを基調としたおしゃれなキッチンをはじめ、コンクリートをあえてそのまま残し、ダクトもデザインの一部として活用してしまおうという思い切ったリノベーションの例となります。

キッチンを対面にすることで家族に背を向ける必要がなく、会話やテレビを楽しみながら家事を行うことができます。

 

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キッチンのおすすめプランニング

 

 

「バーに暮らしているような家にしたい!」という希望を叶えた一人暮らし用のこちらのお住まい。間取りの都合上オープンキッチンではなく空間を効率よく使える壁づけのキッチンとなりました。

また、総ステンレス製のキッチンを実現し、モルタル仕様の壁面にするといったこだわりのデザインとなっています。見た目がよくなったことで洗い物をしっかりと行うようになったというほどに、おしゃれでスタイリッシュなキッチンリノベーションとなりました。

 

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バスルームのおすすめプランニング

 

 

白と黒を基調とした、シンプルな中にも高級感漂うデザインの洗面所及びバスルームです。

「リラックスできるリゾートホテルが理想」という言葉のもと、高級ホテルを思わせる大人の雰囲気を感じさせるスペースですね。壁はただの白ではなく、大理石をイメージした模様を使用しているため、より高級感が増しています。

毎日ホテルに宿泊しているかのような、リッチな気分が味わえるリノベーション例となります。

 

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その他にもこだわりたいポイント

 

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リビングやキッチン、バスルームといった生活の中心となるスペース以外にも、造作の棚や照明、コンセントパネルなど、こだわりたいポイントは多々あることでしょう。せっかくリノベーションで家をつくり変えるのですから、細かな部分にもこだわりをもった内装を実現しましょう。

 

 

収納スペース

 

最近では家中のモノをまとめて収納できる大きなWIC(ウォークインクローゼット)や、パントリーが人気です。扉のないウォークスルーにしたり、コンセントを配置したり、使い勝手の良い大容量の収納があると嬉しいですよね。

しかし、収納スペースは間取り設計において悩みどころでもあります。なぜなら、収納スペースを広くとりすぎてしまうと家族の部屋が小さくなってしまい、部屋を広くしすぎてしまうと収納スペースが少なくモノが散らかってしまうためです。

 

そのため、いかに居住スペースを狭くせずに十分な収納スペースを確保するかが重要となります。たとえば戸建てであればスキップフロアをリビングに設置する、マンションであればリビングに小上がりスペースをつくり、収納機能ももたせるといった方法があるでしょう。

また、壁面収納やすき間を上手く活用した収納アイデアもあるので、部屋の広さや家族構成に合わせて、最適な間取り設計をしてみてください。

 

 

インテリアや照明選び

 

インテリアや照明選びのポイントは、部屋のデザインと統一感をもたせることです。どんなにおしゃれなインテリアを購入しても、部屋の雰囲気とマッチしていなければ見た目もおしゃれではないですし、落ち着きのない空間となってしまいます。

 

簡単にいえば、部屋がモダンなデザインであればできるだけシンプルなもの、ナチュラルな明るい雰囲気であれば、素材の味を活かせる木製の家具を配置すると統一感が出やすくなります。

また、照明も明るすぎるものではなく、適度に部屋全体を照らす照明を一つと、テーブル上にペンダント、部屋のすみやくつろげるスペースには落ち着いた雰囲気のダウンライトを使用するなど、適材適所な配置ができることが望ましいです。なお、天井ではなく低い位置に光源があるとリラックス空間を演出できるため、寝室のベッドやリビングのソファ脇にスタンドタイプを設置するのもおすすめです。

 

床や壁紙

 

床や壁紙、天井のクロスは部屋の印象を左右する重要なポイントです。ここでどのような種類・色を選択するのかは、実現したい家のイメージに近いものを選択するようにしましょう。

そのためには、施工事例を参考にしたり、リノベーション会社に相談をするのがおすすめです。実現が難しそうなデザインについても的確なアドバイスをもらえるので、プロに相談することでより出来栄えのよい家が完成するでしょう。

そのほかの注意点として、間取りや日当たりなどの条件によっては、良かれと思っていたデザインでは雰囲気が合わないこともあるため、必ず分からないことは相談してみるようにしてください。

 

 

リノベーションはポイントを押さえて効率よく行うのがコツ

 

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初めてリノベーションを行うという方は、まずなにから始めるべきなのか、どのようなポイントに注目してプランを立てていけばよいのかを理解しましょう。ある程度流れを把握しておくだけでもプランニングがスムーズに進むようになりますよ。

 

そして、分からないことはよく相談し、デザインや費用に関しては必ず確認をとることで理想と現実のギャップをなくすことが可能となります。ぜひ、これから家をリノベーションしたいという方は、お気軽にWEB&窓口にてご相談ください。

 

【リフォーム・リノベのポイント】失敗しない家づくりのコツ

監修者情報

SHUKEN Re 編集部

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住宅リノベーション専門家集団が、単に情報をまとめただけの簡易的な記事ではなく、真剣にリノベーションを検討している読者に役立つ、価値ある中身の濃い情報をお届けしています。

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