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コラム

ワンストップリノベーションの事例│費用1,500万円でできること

公開日:2022/11/13  更新日:2023/05/16

ダイニングキッチン

 

ワンストップリノベーションは通常のリノベーションとどのような違いがあるのでしょうか。

 

また予算に対してどのようなリノベーションができるのか、見当をつけるのは難しいかもしれません。

 

そこで今回は1,500万円の予算をかけたワンストップリノベーションの事例を基に、間取りやデザインのポイントをご紹介します。

 

ワンストップリノベーションの内容や魅力についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

 

 

このコラムのポイント

・ワンストップリノベーションとは通常のリノベーションとどのような違いがあるのか、わかりやすくお伝えします。

・約1,500万円の予算をかけたワンストップリノベーションの事例を3つご紹介します。写真とポイント解説をご覧になって、費用の相場や施工内容、おしゃれなデザインなど、今後のリノベーション計画にお役立てください。

 

 

ワンストップリノベーションとは

 

リビングダイニング

 

リノベーションをして自分スタイルな生活を始めるには、間取りやデザインを考える前にリノベーションする物件を決めなくてはいけません。

 

さらに物件を購入してリノベーションするための資金を用意するために、ローンの申請など多くの手続きが必要です。

 

このようなリノベーションに関わる一連の流れを全て一つの業者に任せることができるのが「ワンストップリノベーション」です。

 

業者によって多少の違いはありますが、基本的に次のような流れで進められます。

 

①どのようなリノベーション住宅にしたいのか相談する

②物件購入とリノベーション費用を一括したローン計画を立てる

③リノベーションするための中古物件を探す

④リノベーション計画を立てて工事がスタート

⑤住み始めてからのアフターフォロー

 

夫婦 住宅 相談

 

リノベーションの全ての工程を一つの窓口で行えるので、コミュニケーションが取りやすくなります。

 

信頼感を築きやすくなるので、安心してリノベーションを任せることができるでしょう。

 

では次にそんな魅力のあるワンストップリノベーションの施工事例をご紹介します。

 

費用に対してどのような施工内容が可能なのか確認していきましょう。

 

参考コラム>>>リノベーションとリフォームの違い│費用や建物の種類ごとに解説

 

 

ワンストップリノベーションの事例│費用1,500万円

 

玄関

 

リノベーション費用が約1,500万円の事例をピックアップして、どのような施工内容が行われたのか間取りやデザインのポイントをご紹介します。

 

費用に関しては施工当時のものなので、現在とは異なる点はご了承ください。

 

 

「ほっこりレトロStyle」古民家風リノベーション

 

リビングダイニング

事例を見る:ほっこりレトロStyle

工期 60日
家族構成 ご夫婦+お子様
エリア 東京都
物件種別 戸建
築年数 47年
広さ 97.2㎡
リノベ費用 1500万円台

 

  こちらは「居酒屋さんのようなおうち」をテーマにした、温かみたっぷりのリノベーション事例です。

 

キッチンや玄関の壁にデザインされたタイルが、レトロな雰囲気を引き立てます。

 

間取りのリノベーションポイントを見ていきましょう。

 

【BEFORE】

026 ODEN GOTEN 施工前

 

【AFTFR】

026 ODEN GOTEN 施工後

 

間取りの大きな変更点は、まず壁付けキッチンを対面キッチンにしたことです。

 

対面キッチンはお子さんの様子を窺いながら家事を進めることができるので、子育て世代に人気のスタイルです。

 

対面キッチン

 

リビングでくつろぐ家族とのコミュニケーションも取りやすく、キッチンに腰壁をつけることで手元などを隠すことができます。

 

キッチンのスペースを程よく仕切れるので、小さなお子さんがキッチン内に入るのを防ぐこともできるでしょう。

 

リビングダイニングはフローリングを使用していますが、キッチン内をタイル張りにすることで、水や油跳ねを気にすることなく調理を思いっきり楽しむことができます。

 

小上がりのあるリビング

 

次にリビングに小上がり(段差のあるスペース)を作り、その上を吹き抜けにしている点です。

 

小上がりはお子さんのお世話やお昼寝、またプレイスペースとしても利用できます。

 

大人も横になれる広さがあるので、お子さんと一緒に体を休めたり、来客のベッド代わりにもなります。

 

さらに小上がりの段差部分は収納になるので、シーズンオフの大型家電から、リビングで頻繁に使用するお子さんの紙おむつやおもちゃなどを大量に収納することが可能です。

 

キッチン

 

【リノベーションストーリー】

 

無理かと思う希望でも担当の方に伝えられたのは、コミュニケーションがとりやすいワンストップリノベーションの強みと言えるでしょう。

 

専門的な知識をもってコストコントロールしながら実現してくれたからこそ、完成したリノベーションへの満足度も高かったようです。

 

参考コラム>>>子育てとおしゃれな家の両立を叶える間取りの考え方とポイントとは

 

 

「ノーブル・ブルックリン」材料の質感を大事にしたスタイル

 

事例を見る:ノーブル・ブルックリン

工期 60日
家族構成 親子2人
エリア 東京都
物件種別 マンション
築年数 47年
広さ 76.7㎡
リノベ費用 1500万円台

 

こちらは、ニューヨークにあるブルックリンのホテルをイメージしてつくられたリノベーションの事例です。

 

ブルックリンは工業地域なので、工場や倉庫を利用して居住スペースを確保してきた歴史があります。

 

そのためコンクリートの壁や装飾のない無機質でシンプルなデザイン、仕切りのない広い空間が特徴的です。

 

では間取りのリノベーションポイントをお伝えしていきます。

 

【BEFORE】

023 NOBLE BROOKLYN 施工前

 

【AFTFR】

023 NOBLE BROOKLYN 施工後

大きな間取りの変更点は、リビングと廊下の仕切りを外し26畳の広々としたリビング空間をつくり上げたことです。

 

ブルックリンスタイルの特徴である無機質な素材の中に、無垢材やファブリックなソファを取り入れることで、穏やかで落ち着きのある雰囲気をプラスしています。

 

リビング

 

また壁の仕切りに設置されていたペニンシュラキッチンを、アイランドのⅡ型にすることで作業スペースが広がり、家事効率のアップが期待できます。

 

Ⅱ型キッチン

 

さらにⅡ型キッチンの魅力を見てみましょう。

 

・体の方向を変えるだけで、コンロからシンクの作業に移れる

・コンロを壁付けできるので油跳ねの掃除がしやすい

・ニオイや煙を部屋に広げにくい

 

小さなお子さんのいるご家庭は、お子さんの様子を窺いやすい対面に強い魅力を感じますが、子育ての落ち着いた世代であれば、作業のしやすさやデザインを優先するのもおすすめです。

 

キッチン横の収納

 

廊下との仕切りを取り払うことで、キッチンを中心とした動線がよくなり、廊下にあった収納もパントリーとして利用することが可能になりました。

 

こちらの収納はクローゼット扉からカップボードタイプにすることで細かな物も収納しやすくなり、カウンター部分はおしゃれなキッチン家電を設置したり写真や置物でデザインしたりと楽しみが広がります。

 

リビングとの動線もいいので生活雑貨の収納スペースとしても利用可能です。

 

寝室

 

さらにお二人暮らしということから、元々3部屋あった2階の個室を2部屋に変更。

 

収納スペースが豊富に整えられていると、収納や片付けがしやすくスッキリとした部屋を維持できます。

 

今回のリノベーションテーマでもある、生活感のないホテルの一室のような空間を得ることができるでしょう。

 

スイッチ

 

【リノベーションストーリー】

 

新築にない味わいと、レトロ好きだったことが、リノベーションの決め手に。

 

ワンストップリノベーションで物件選びからスタートし、出会ったのは築47年の中古マンションです。

 

リノベのプロがマンション選びからサポートすることは、理想のリノベーションを実現する大きなポイントと言えるでしょう。

 

 

「光の道を辿る家」家の中に窓がある暮らし

 

キッチン

事例を見る:Trace of Lights

工期 90日
家族構成 ご夫婦
エリア 千葉県船橋市
物件種別 マンション
築年数 36年
広さ 80.18㎡
リノベ費用 1350万円台

 

会社の上司がリノベしたことをきっかけに、ワンストップリノベーションをスタート。

 

リノベーションの計画中に購入したソファを中心に、デザインや設計がされています。

 

間取りに合わせて家具を用意するのが通常ですが、衝動買いするほど気に入ったソファなら内装デザインのイメージの軸になります。

 

ではリノベーションで、生活空間を大きく変えたポイントを見ていきましょう。

 

【BEFORE】

031 Trace of Lights 施工前

【AFTFR】

031 Trace of Lights 施工後

まずは素敵なソファの置かれた大空間リビングは、元々のリビングダイニングとそれに併設された和室、さらにはサンルームまでを一つの空間に繋げています。

 

リビング

 

リビングダイニングとして使われていたスペースにはゆったりとダイニングセットを置き、和室だったスペースにはリビングセットを設置。

 

サンルームだった空間を繋げることで光がたっぷりと注がれ、明るく開放的な大空間に仕上がっています。

 

次にご紹介したいのが、暗い玄関に自然光を届けたキッチンの窓です。

 

玄関から見たホール

 

自然光が全く届かなかった玄関とキッチンの間に窓を設けることで、キッチン側の窓から一直線に光の道がつくられています。

 

対面キッチンが玄関に向けて設置されているので、帰ってきた家族をすぐに迎えられるのも嬉しいポイントです。

 

アイアンやガラス窓の素材感を前面に出した無機質なデザインと、木でできた収納の温かみとのバランスが絶妙でおしゃれな印象です。

 

家の中に窓を設けたリノベーションは、実用性とデザイン性を兼ね揃えた魅力の高い設計と言えるでしょう。

 

廊下

 

【リノベーションストーリー】

 

リノベーションを依頼する業者の決め手は、「好みのテイスト」と「予算と見積りの合致」だったそうです。

 

どちらが欠けても理想のリノベーションは叶わないので、まずは気になる業者に相談、そして見積りを立ててもらうことから始めていきましょう。

 

 

まとめ

 

ダイニングキッチン

 

約1,500万円の費用をかけると、どのようなリノベーションができるのか、事例を基にポイントをお伝えしました。

 

今回の事例は「ワンストップリノベーション」と言って、リノベーションの相談はもちろん、ローンや物件探し、アフターサービスまでを一つの窓口で行えるシステムです。

 

大胆なデザインや個性的な間取りも、コミュニケーションがとりやすいワンストップリノベーションなら理想の生活空間に仕上がるでしょう。

 

 

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SHUKEN Re 編集部

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