腰窓（腰高窓）とは、床から窓台までの高さが70～90cm程度の比較的低い位置に設置された窓のことです。立った姿勢だと腰のあたりに窓台がくることから、こう呼ばれます。

腰窓（腰高窓）は、リビングや寝室、キッチンなど、様々な部屋に設置される一般的な窓のひとつです。

採光や換気を確保しつつ、プライバシー保護も期待できることがメリットです。目線に近い位置にあるため、部屋に奥行きを感じさせたり、家具を配置しやすかったりする点も魅力です。

一方、視線が気になる場合は、カフェカーテンやすりガラスなどを活用する必要があるでしょう。また、窓を開けた際に、外から室内が見えやすくなる可能性もあるため、防犯対策は入念に行う必要があります。

リノベーションでは、断熱性を高めるために複層ガラスやLow-Eガラスへの変更を検討したり、防犯性を高めるために面格子を設置したりするケースも少なくありません。リノベーションの際には、それぞれの部屋の用途に合わせて、機能性やデザイン性を考慮しながら、最適な窓を選びましょう。

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