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"SHUKEN Re"

INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

ホテルライク×家事ラク

 

LDKへと続く一直線の廊下がモダンで清潔感たっぷり。こちらは、ご夫婦2人暮らしのK様邸の玄関です。

 

 

くるっと左を見ると、たたき部分からつながる土間スペースが! 靴はすべて上がり框に設けたシューズボックスに収まっているので、玄関土間はまだまだ余裕たっぷりです。シューズボックスの上には“家の守り神”のシーサーが鎮座。早春はひな人形、夏は蚊やりと、季節のディスプレイもここで楽しんでいるとか。素敵ですね♪

 

 

「スーツケースやゴルフバッグなど、外で使うものを部屋に上げるのがイヤだったんです」と、当初から玄関土間を希望されていたご夫妻。電動自転車もここに置けるので、重量のあるバッテリーを持って部屋と駐輪場を行き来する必要がなくなり、とても便利だとか。もちろんバッテリー充電用のコンセントも設置済みです。

 

そしてこちらの玄関土間には、開閉できる窓があるんです! 窓の奥は浴室で、「玄関土間をつくって浴室を隣接させることで、窓をつけられるんじゃないかなと思ったんです。SHUKEN Reのプランナーさんが配置を一生懸命考えてくれて…。かなり無理難題言いましたよね(笑)」とご主人。

 

「浴室の窓」がリノベ会社選びの決め手に

 

2000年に新築で購入したこちらのマンション。10年ほど住んだのちご主人の転勤があり、その期間は賃貸物件として貸し出していたそう。転勤で再びこちらに戻れることになり、室内をリフレッシュしてから新生活を始めたいとリノベに取り組むことにしたそうです。

 

そして実は、依頼するリノベ会社を「ほぼほぼ決定していた」というK様。それでも最終的に当社に依頼してくださった決め手が、先ほどの「浴室の窓」だったとか! 「決めかけていたリノベ会社では、それができないと言われたんです。でもSHUKEN Reのプランナーさんは、床を少し上げて勾配をつければできると言ってくれたんですよね」

 

 

無事、窓をつけることができた浴室はこんな感じです。引き違い窓があると一戸建てのお宅かと錯覚してしまいますよね。K様は換気の面から浴室に窓が欲しいと思ったそうで、「おかげで室内の通気性がすごくいいです。ダイニングで焼き肉をしてもここを開けておけば部屋ににおいが全然こもらないんです」と、効果は絶大のようです♪

 

それではお待ちかね、ここからはお住まいのメインスペースであるLDKを見せていただきましょう~!

 

 

こちらはキッチンとダイニングです。ブラック系でそろえた建具、タイル、家具がカッコいいですね! リノベでご夫妻が叶えたかったイメージは「ホテルライク」だったとか。まさに!というスペースに仕上がっています。

 

折り上げ天井でホテルライクに

 

ご主人たっての希望だった折り上げ天井も、ホテルライクな空間に貢献しています。4Kにこだわったというプロジェクターが、折り上げ天井を上手に利用して設置されているのが分かるでしょうか?

 

ちょうどいい高さに映像を投影するために、プロジェクターを少し傾けて設置する必要があり、そこがスタッフ泣かせだったようです~。

 

 

リノベを機にプロジェクターでテレビ番組やYouTube動画を見る生活にスイッチしたK様。リビングの壁は1面だけプロジェクター用クロスで仕上げたので、スクリーンは不要。思い立ったらすぐに投影できるのが便利です。

 

ここで、ご夫妻ともに長年のファンというサザンオールスターズのライブ映像を楽しむこともあるそう。盛り上がりそうですねー!

 

リビングの壁の上部には、格子のデザインが効いた造作の吊り戸棚があります。K様がリノベ会社を検討中のときに内見された当社のリノベ済み物件に、こちらと同様の吊り戸棚があり、「ひと目惚れしちゃったんです」とご主人。エアコンがすっきりと隠れて、ホテルライクな雰囲気も高まりました。

 

 

K様邸にうかがって驚いたのが、暮らしを便利かつ快適にする家電製品やサービスを積極的に導入されているということでした。ダイニングに造り付けた3枚引き戸の収納スペースには、調理家電がずらり。収めたいものを事前に伝えて、内部に必要な数だけコンセントもつけたので、使い勝手はばっちりです。

 

リノベで“めんどう”を排除!

 

ご入居後には、マンションの1世帯単位で契約できるセントラル浄水システムも導入されたというK様。キッチン水栓はもちろん浴室やトイレの水も浄水されているそうで、興味津々で仕組みをうかがってしまいました。

 

 

システムキッチンは、横に3つ並んだコンロが気に入ったパナソニック製品をチョイス。既存のキッチンはバルコニー側を向いたレイアウトでしたが、90度回転させてⅡ型のキッチンにし、広くなったリビングとの一体感を高めました。

 

IHコンロも人造大理石のワークトップもお手入れラクラク♪ 「設備や素材を選ぶときに基準にしたのは、掃除のしやすさや汚れにくさ。プランナーさんが『めんどうなことを排除したい』というこちらの気持ちを汲んで、いろいろと提案してくれたことがありがたかったですね」と奥さま。

 

 

キッチンの奥には大容量のパントリーがあり、白い引き戸の奥にある洗面室&浴室に抜けられる間取りになっています。

 

プランナーによると、キッチンのレイアウト変更をしたのはこの動線を確保するためでもあったとか。パントリー内に充電ステーションがあるロボット掃除機もスムーズに出動できます。

 

 

市販のケースでキレイに整頓されたパントリー。反対側も同様の棚になっているので、収納力は抜群です。

 

 

奥さまは市販のケースがあまりにぴったり棚に並ぶのでびっくりしたとか。日本酒や炭酸水もキレイに並んでいますね。

 

お酒がお好きというご夫妻。レンタル式のビールサーバーもあり、いつでも氷点下の生ビールが楽しめるそう。「外に飲みに行くよりも、自宅でのんびりしながら夫婦でお酒を飲む時間がとても幸せです」と、ご主人が笑顔で話してくださいました。

 

 

洗面室側からパントリー&キッチンを見るとこんな感じです。LDを通らずに廊下からダイレクトにパントリーにつながる動線が、食材をたくさん買って帰って来たときにとても便利だそう。

 

洗面室にもケースがぴったり収まる棚を設置。洗濯乾燥機も併用しつつ、洗濯物は天井に格納してある物干しで室内干しをしているため、棚の下段に除湿機の収納スペースを設けたのがポイントです。

 

 

先ほどご紹介した「窓のある浴室」に戻ってきました~。ドアや間仕切りをガラスにしたので、こちらもホテルライクな雰囲気いっぱいですね。

 

奥さまは閉塞感がないのが気に入っているとか。ユニットバスは、汚れにくくやわらかい足触りの床材が気に入ってTOTOの製品を選びました。

 

 

造作の洗面台にミラー一体型の既製の棚を組み合わせた洗面室。先ほど奥さまがおっしゃっていた「掃除のしやすさ」や「汚れにくさ」を重視して、人造大理石のカウンターや壁出しの水栓を選んでいます。

 

 

そしてK様邸にはこんな素敵な手洗いコーナーもあるんです! すぐ横にあるトイレの手洗いとして設けたもので、トイレの中に設けるとボウルが小さくて水が飛んでしまうからと、廊下に面して設けることを希望されたK様。

 

先ほどのシャープなイメージの洗面室に対して、こちらは曲線を生かしたデザインになっているのがユニーク。ご夫妻が選んだコロンとしたボウルに合わせて、プランナーがトータルコーディネートしてくれたそう。こちらの水栓は汚れにくい壁出しです♪

 

 

タンクレストイレに一新して、手洗いを廊下に設けたことで、トイレの内部は広々としています~。壁の一部には調湿機能のあるエコカラットを採用。オプション料金がかかりましたが、デザインのいいスティックリモコンにしたのがご主人のこだわりです。

 

それでは最後に、寝室をはじめとする個室を見せていただきましょう。

 

 

こちらは先ほどもチラリと見えていたリビング隣接の寝室です。リビングの吊り戸棚と連想した横格子の引き戸が素敵ですね。

 

将来の介護のことも考慮

 

K様ご夫妻はまだ50代ですが、将来どちらかに介護が必要になったときのために、寝室はLDKから様子を見守りやすく声も届きやすい場所に設けたいと考えたそう。

 

以前ここは客間として使っていた和室でしたが、「お客さまを泊めるのは1年に一度あるかないか。リノベでは自分たちの暮らしを優先した間取りにしてもらいました」と奥さま。

 

 

夜、寝室の照明をつけるとこんな感じに。和モダンのラグジュアリーな温泉宿のような雰囲気ですね。

 

リノベで浴室以外のすべての扉を引き戸にしたK様邸。それもやはり将来を見据えて「車椅子でもスムーズに移動できるように」と考えたからでした。床にレールが出ない上吊り式の扉を採用しているので、ゴミがたまりにくく掃除機がけもラクラクです。

 

 

寝室の奥には書斎とWICが並んでいて、廊下に出なくても行き来ができるつくりに。K様邸は、玄関からまっすぐ廊下を経由してLDKへ移動する正規の(!?)動線のほかに、玄関→洗面室→パントリー→LDKという動線と、玄関→書斎→寝室→LDKという動線がある、「回遊動線のお手本」のようなお宅なのです!!

 

 

こちらはご主人が在宅勤務に使っている書斎です。ご入居後に下部が収納になったユニット畳を購入されて、季節外の布団置き場にしているとか。

 

左手のデスクは昇降式で、立ったまま作業をすることもあるとか。気分転換に部屋の中を歩き回ることもあるそうで、回遊動線は運動不足解消にも役立っているようでした~。

 

 

マンションの共用廊下に面したスペースにはWICを新設しました。奥に見える白い大きな箱のようなものは「LGスタイラー」。スチームでにおいやシワを除去したり、振動でホコリや花粉を落としたりする衣類ケア家電です。花粉症のご主人が以前からこちらを愛用されていたそうで、WICはこの大型家電が置けるようにプランされました。

 

窓の前のハンガーパイプは丈の長いコートなどの定位置にして、左手の上下2段のハンガーパイプは、上段をご主人、下段を奥さまとエリア分けして使っているそう。このWICができて、ほぼすべての洋服を「掛ける収納」にでき、「洋服を畳む」という家事から解放されたとか。

 

快適に暮らせる住まいが完成

 

最後に現在の住み心地をお尋ねすると「家に帰ってくるのが楽しくなったよね。動線もいいし、住み心地もすごくいいですよ」とご主人からありがたいお言葉が。当初の希望にあった「家事ラク」に関しても、「リノベをしてから全然掃除をしていないです」と奥さまはにっこり。

 

奥さまはさらに、「リノベはどこに頼むかがとても重要ということが分かりました。私は決めるのが下手なので、こちらの希望を伝えて、それに合わせて提案をしてもらえたのがありがたかったです」ともおっしゃってくれました。

 

 

「プランナーさんのセンスもよかったし、最初にいただいたプランに感動しました。森さん(当社プランナー)に出会えて本当によかった」とご主人(ありがとうございます!)。

 

ご主人は仕事から戻って食事をしたりお酒を飲んだりしているときに、奥さまは休日にゆっくりくつろいでいるときに「リノベをしてよかった」と実感しているそう。

 

「ホテルライク」と「家事ラク」を満喫しながら、今後もおふたりで楽しく快適に過ごしていただきたいと願ってやみません。

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター志賀朝子