SHUKEN Re 住まいのリノベーション

SHUKEN Re 住まいのリノベーション

2021.11.29

【撮影blog】“社宅”をアップグレード

 

リゾート地を思わせる千葉の臨海エリア。整然と区画整理された敷地に並ぶマンションの、最上階にある

M様邸を訪ねました。

 

明るく開放的なメゾネット物件!

 

さっそくLDKに案内していただくと、吹き抜けになったリビングが登場!

 

こちらはリビング内の階段から2階へと上がれる

メゾネット物件で、開放感は抜群です。

 

M様一家はご夫妻と高2の息子さん、中2の娘さんの

4人家族。LDKのある1階が暮らしのメインスペース

で、2階はご主人の書斎兼寝室として使っています。

 

 

開放的で広さも十分なこちらの物件は、もちろんM様の「持ち家」です。でも実は、ご主人の勤務先の借り上げ社宅として、8年ほどこの同じ部屋に「賃貸」で暮らしていたのだとか。

 

内装や設備の老朽化が気になり、別の物件に移ろうかと考えていたとき、オーナーさんから「この物件を購入しませんか?」という打診を受けたといいます。

 

8年住んだ“社宅”を購入することに

 

「ちょうど同じエリアの別のマンションのリノベ済み物件を内見して、リノベーションでこんなにきれいになるんだと驚いていたところだったんです。

 

すっかりその物件を購入する気で、ローンの審査も通って、あと3日で売買契約が成立するというタイミングでオーナーさんからそんな提案をいただいて……(笑)。

 

でも、2軒の物件を比較したときに、メゾネットという間取りの特殊性やバス停が近いという利便性から、『やはりこちらだろう』と賃貸で8年暮らしたこの物件を購入することにしました」とご主人。

 

 

 

リノベ済み物件を内見した経験から、リノベーションのポテンシャルを実感したというM様。

 

建築当時のままだった内装や設備を一新して、8年暮らして感じていた不具合を解消したいと、晴れて

「持ち家」となったこちらの住まいをリノベーションすることにしました。

 

リノベにあたりM様が考えたのが「豪華な雰囲気にはしたくない」ということだったとか。

 

「日々の暮らしを丁寧に送れるような、シンプルな住まいにしたいと考えました」。

 

リノベの依頼先はご近所にリサーチ!

 

依頼するリノベ会社については、ネットも使いつつ、ご近所さんや行きつけの美容院の美容師さんにも尋ねてリサーチをしたというご主人。

 

築27年前後のマンションが立ち並ぶエリアということで、周囲にリノベ経験者が多いのだとか。

 

「SHUKEN Reさんの評判がよくて(ありがとうございます!)、すぐにコンタクトをとってみました」とご主人。

 

実はもう1社、並行して検討していた会社があったそうですが、返答が遅いなど、対応に気になるところがあったのだとか。

 

「SHUKEN Reさんは、『待って~!』というくらいスピーディに対応していただけて(笑)、ファーストプランもすごくよかったことから依頼を決めました」。

 

現地調査で当社のスタッフが最初にこちらの部屋におじゃましたときに、「押し入れの中をはじめ、今の暮らしの様子を細かく見ていただいたことに驚きました」と奥様。

 

「それを反映したプランを提案してくださったことがうれしかったですね」。

 

 

M様邸は「物件購入×リノベ」のケースではあるものの、賃貸で8年住んだ物件のリノベだったため、

「持ち家リノベ」という側面もあり、そのことがプランニングで大いに役立ちました。

 

長年住んだからこそ「改善したいこと」が明確で、

プランナーに希望を伝えやすかったといいます。

 

断熱性がアップして居心地のいい住まいに

 

「改善したいこと」のひとつが、住まいの断熱性能でした。「最上階の角部屋のため、夏暑くて冬は寒い家だったんです」とご主人。

 

すべての窓にインナーサッシを追加して、屋根と屋外に面した壁には断熱材も追加。

 

吹き抜けに面した2階部分の大きな窓には以前は断熱も意識してカーテンを下げていましたが、ロールスクリーンに変更し、「開け放しておけるようになったので、LDKが格段に開放的になりました」。

 

LDKをはじめ、すべての居室の床は念願だった無垢のフローリング材を採用。壁はパルプを主原料とした塗り壁風クロスをM様のリクエストで採用しました。

 

コロナウイルスの影響で家にいる時間が長くなった昨今、奥様は「居心地がよいリビングが一番のお気に入りの場所です」とおっしゃってくださいました。

 

 

キッチンも建築当時の古めかしいものだったため、

タカラスタンダードのホウロウ製のキッチンに交換しました。

 

「僕の実家のキッチンもタカラスタンダードのもので、20数年経過していてもまだきれいなんです。メーカーは迷いませんでした」。

 

「以前は手狭で使いにくかった」と奥様がおっしゃるキッチンが、真っ白な美しいキッチンに変身。

セミクローズドだったキッチンの間仕切り壁と吊り戸棚を撤去し、リビングの窓まで見通せる開放的なキッチンに生まれ変わりました。

 

最新キッチンの機能性の高さにびっくり!

 

ご夫妻ともに感激したのは、新しいキッチンの収納性の高さ。「引き出しの深さが油のボトルなどがぴったり入るサイズになっていて驚きました。よくある収納用の書類ケースもぴったり。こういうのってシンデレラフィットっていうんですよね(笑)」とご主人。

 

料理担当の奥様に対して、片づけはご主人の担当。「毎日楽しく片づけられる」と笑顔で教えてくれました。

 

吊り戸棚をなくすことで収納スペースが足りなくなるんじゃないかという心配もあったそうですが、「引き出し式で奥まで無駄なく使えるキッチンと、廊下側に設けてもらったパントリーのおかげで問題なく使っています」。

 

 

こちらは、LDKの隣にある個室です。

当初はこの部屋をLDKと一体にできないかと考えましたが、LDKとこの部屋の間に2階へ上がる階段があり、階段の移設がむずかしいことからワンルームに

することは断念。

 

本棚を造作したり、家族みんなが弾けるというピアノを置いて、ファミリールームのようなスペースに一新しました。

 

夜はこちらが奥様の寝室になるため、出入り口には引き戸を採用。LDKに対してオープンにも締め切ることもできるようにしたのがポイントです。

 

「室内干し用のバーをつけてもらったのがよかったです。 “要アイロン”の服をここにかけておくと、忘れずアイロンがけができるんです」とご主人。「以前はLDKに置いていたピアノをこの部屋に置けたので、LDKが広くなったこともうれしいですね」。

 

 

ここからはLDK以外の部分を見せていただきましょう!

 

M様邸の玄関ドアを開けると広がる光景がこちら。

リノベで玄関ホールに大きなシューズボックスを新設しました。

 

 

「最初はここまで大きくなくてもいいのでは?と思ったのですが、靴だけでなく書類や日用品のストックなど、ありとあらゆるものの収納に重宝しています」とご主人。白の扉材と下部が開いたつくりのおかげで、大きくても圧迫感はありません。

 

 

玄関から廊下がL字に続きます。手前のネイビーブルーの引き戸がLDKの出入り口。

奥に見える扉のない開口部は洗面室&トイレ&浴室に続きます。

 

洗面室はコロナ対策も意識

 

洗面室の出入り口に扉をつけずオープンにしたのは、「帰宅して玄関から洗面室へと扉を開けずに移動して手を洗えるようにしたかった」というM様の希望を反映したもので、コロナウイルス対策の一環です。

 

 

さらに洗面台は手をかざすだけでOKの自動水栓にこだわり、帰宅時の手洗いがとてもスムーズ!

今の時代にぴったりのプランかもしれませんね。

 

 

トイレは将来を考えて、出入り口を引き戸にしたいと希望したM様。

 

廊下からアクセスしていたトイレの出入り口を洗面室からアクセスする形に変更して、さらに既存の洗面台と洗濯機置き場の位置を入れ替えることで、

「トイレの引き戸」と「扉の開閉なしでアクセスできる洗面室」の両方が実現したのだとか。

 

「プランナーさんの発想に、さすが!と思った瞬間でした(笑)」とご主人。

 

 

浴室は位置は変えずに設備を一新。キッチンと同じタカラスタンダードのものを選びました。ご主人は掃除がしやすいのがとても気に入っているとか。

 

 

高校2年生の息子さんの部屋もチラリとのぞかせてもらいました。1面だけ変えたクロスの色は、

「好きな色だし、落ち着くかなと思って」と息子さん自身が選んだそうです。

 

愛情が伝わるおじいちゃんの手作り家具

 

そして畳ベッドや学習机は、おじい様(ご主人のお父様)の手作りなんだとか! あくまで“趣味”とのことですが、職人さんレベルの完成度にスタッフ一同びっくり。

 

テレビ台や本棚など、ほかにもご主人のお父様の手作り家具があり、それらを新居に生かすこともリノベのテーマのひとつになりました。

 

 

こちらは中学2年生の娘さんの部屋のワンコーナー。リノベ前はここは和室でしたが、洋室に変更して娘さんの部屋にしました。

 

これから洋服が増えると見越して、押し入れだったスペースをL字型のクローゼットに変更。息子さんの部屋と同様、娘さん自身が選んだパステルブルーのクロスを壁の1面に採用しています。

 

 

2021年の6月に仮住まい先からこちらへ戻って来たM様一家。取材に訪れた日は入居からまだ2カ月強という時期でしたが、ご夫妻ともに「快適です!」とおっしゃっていただきました。

 

リノベで住みやすさが格段にアップ

 

「建物のすぐ前にバス停があるので、以前はバスの止まる音が聞こえていましたが、インナーサッシのおかげで室内がすごく静かになりました。水回りの掃除がラクになったのもうれしいですね」とご主人。

 

お子さんたちは以前より自分たちの部屋にこもるようになったそうですが、自分だけの“城”ができて、居心地がいいに違いありません。

 

「社宅時代に感じていた『ここを何とかしたいな~』という部分がすべて解消できました。間取りは大きく変更していませんが、住みやすさが随分よくなりましたね」とご主人。

 

「日々の暮らしを丁寧に送れる住まい」――この家がM様の理想のカタチに少しでも近づいていたらうれしいです。

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター志賀朝子

 

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