公開日:2021-05-31  更新日:2024-12-10

キッチンのリノベーションで失敗しないコツを紹介

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リビングに面したオープンキッチン

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もっとおしゃれで使いやすいキッチンにリノベーションしたい、と考える人も多いでしょう。なぜならばキッチンは日頃から使用する場所であり、おしゃれにこだわるポイントでありながら、動線や収納など機能性も求められる重要なエリアだからです。

 

今回は、これからキッチンのリノベーションを検討している人に向けて、実際にキッチンをリノベーションして失敗してしまった事例やよくある失敗パターンについて解説していきます。後悔しないためにも、キッチンリノベーションのポイントを抑えておきましょう。

 


 

よくあるキッチンリノベーションの失敗事例

 

スタイリッシュなキッチン例

 

キッチンは普段使う場所だからこそこだわりをもってリノベーションをしたいと考える人も多いでしょう。しかし、一歩間違えると使い勝手が悪くなり、今後の生活が快適なものでなくなってしまうこともあります。ここでは、実際にキッチンをリノベーションした結果失敗してしまったという事例についてまとめているので、これからキッチンのリノベーションを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

移動しづらい作業スペース

 

対面キッチンは人気がありますが、壁付け式のオープンキッチンからリノベーションしたらかえって狭くなってしまい、移動しづらくなったという失敗談があります。実は対面式のキッチンは壁付け式のキッチンよりも必要な面積が広く、この点を理解しておかないとリノベーション後に狭くなってしまうことがあるのです。元々の面積がギリギリであるにもかかわらず対面式にしてしまうと、動ける範囲が狭くなってしまい、使いにくくなってしまいます。

 

なかには親子で一緒に料理を楽しみたいと考える人もいるかと思いますが、二人分の作業スペースを確保しつつ移動も邪魔にならないような対面式キッチンを望むのであれば、ある程度の広さが必要になることを覚えておきましょう。

 

収納スペースが使いにくい

 

キッチンにおいても収納スペースは重要ですが、少しでも収納を増やすために床下収納を採用したことで失敗してしまった例もあります。床下収納は一見するとキッチンに物があふれず便利なように思えますが、一回一回の荷物の上げ下げが意外と大変であったり、通路が狭いキッチンではなおさら使い勝手が悪くなるため注意が必要です。長く住む家であれば、しだいに荷物の出し入れが億劫となり、床下収納自体を使わなくなってしまうこともあるため、必要性をよく検討しましょう。

 

床の素材を選択ミス

 

意外と見落としがちなのがキッチンの床の素材です。見た目を重視してタイル素材を取りいれたことで、掃除もしやすく汚れも目立ちにくいというメリットがある一方、油料理をする際床がツルツルと滑りやすくなり危ないというデメリットもあります。キッチンの床として適したものはフローリングやクッションフロア、タイルが耐水性・清掃性に優れるため一般的ですが、硬い素材のものを選ぶ際にはキッチンマットを敷くか、表面がツルツルと滑りにくい素材のものを選択するとよいでしょう。

 

家電やコンセントの位置が悪い

 

キッチンでは電子レンジ、炊飯器、湯沸かしポットといった家電を使用することが多いです。そのため、それらの家電を使うためには家電の数だけコンセントが必要となります。リノベーションをした際にコンセントの位置や数を把握していないと、コンセントの数が足りなくなってしまったり、家電を配置する場所によってはコンセントが届かず延長コードを使用しなければならないこともあります。

 

せっかくリノベーションしたキッチンなので、できれば延長コードなどは使用せずすっきりと使いたいですよね?とくにキッチン周りは家電の数が増えていくこともあるので、あらかじめ余裕をもったコンセントの数を確保しておきましょう。

 

費用を抑えすぎて中途半端になった

 

システムキッチン自体のリノベーションにはこだわりをもってコストをかけた一方で、キッチンエリア全体のリフォーム費用は抑えようとした結果、床や壁の素材に安いものを選択してしまいアンバランスな見た目になってしまったということもあるようです。キッチンのリノベーションはキッチン以外の部分に追加で費用がかかることもあるため、あらかじめ予算には余裕をもって計画することをおすすめします。

 

なかにはキッチン本体を交換するつもりでも、床材を張りかえなければならないといった状況になってしまい、思った以上に費用がかかってしまった例もあるほどです。普段使うスペースなので、見た目も機能も納得のいくキッチンにしたいですね。

 

使いやすいキッチンスペースをつくるおすすめポイント

 

収納棚を活用したキッチン例

 

使いやすいキッチンスペースをつくるために最低限把握しておきたいポイントについて解説していきます。キッチンのスタイルや床、壁の素材、見た目にこだわることも大事ですが、実際に使うにあたり使い勝手が悪ければどんなに見た目がよくても快適とはいえないでしょう。しかし、ここで紹介するたった2つのポイントさえ押さえておけば問題ありません。

 

自分に合う高さや広さを知る

 

キッチンのリノベーションをする際、主に使用する人の身長にあわせた高さを選択しましょう。この点を確認しておかないと、高さがあわないため使いにくいだけでなく、首や肩など身体を壊してしまう可能性もあるため注意が必要です。

 

キッチンの最適な高さは「身長(㎝)÷2+5㎝」となります。身長が160㎝の人であれば、160÷2+5㎝=85㎝が最適な高さです。キッチンカウンターは一般的に80㎝、85㎝のものが多いですが、なかには身長が低かったり高かったりと人によって異なるため、必ず使う人にあわせて高さを選ぶようにしましょう。2.5㎝刻みに高さを変更できる商品もあるため、身体にあったキッチンを選んでください。

 

使い勝手の良い収納方法を知る

 

キッチンを快適に使うためには、収納スペースを多く確保することが重要です。お皿を収納する場所がキッチンにあるかないかでも一つの動線の動きが変わるでしょう。料理をお皿に盛りつける際、キッチンの収納から直接お皿をだすのか、食器棚まで移動してお皿を取ってくるのかではかかる手間が違いますよね?日々の積み重ねがやがて使いにくさや不便さとなって感じるため、このような細かい収納にも気をつかってみてはいかがでしょうか。余分なものは処分し、できるだけ物であふれないキッチンスペースをつくるのが理想です。

 

キッチンのリノベーションにはどれくらいの費用がかかる?

 

キッチンのリノベーションにはどれくらいの費用がかかる

 

キッチンリノベーションにかかる費用は「キッチンの形状」や「キッチンのグレード」によって異なります。キッチン本体の価格は50万円~150万円以上とさまざまです。キッチンのリノベーションには移動や電気工事、設備配管なども含まれるため、金額は規模によって大きく変動すると考えられるでしょう。あらかじめ完成形をイメージしつつ、工務店ともよく相談して決めることが重要です。あとから思わぬ費用がかかってしまったとならないよう、費用面については最初にしっかりと検討を重ねましょう。

 

まとめ│自分に合ったキッチンリノベーションで快適な暮らしを

 

背面を収納棚として活用しているL型キッチン

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キッチンのリノベーションでは自分の理想とするものを実現することが可能ですが、現状のスペースで可能な計画を立てないと、使い勝手が悪くなってしまったり不便な面がでてしまうため注意が必要です。費用についても、キッチン本体だけでなく、キッチン周りの必要な工事に対する費用もかかるため、その点についても理解をしておきましょう。リノベーションのことでお困りの際は、WEB&店頭にてお気軽にご相談ください。

 

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    SHUKEN Re 編集部

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