公開日:2021-05-30 更新日:2024-12-17
【東京】マンションリノベーションが選ばれ続ける理由と注意点
新しくて綺麗な新築マンションの購入を超える勢いで、最近人気のある中古マンションのリノベーション。人気の理由はなんといっても、自分たち好みの自由な間取りにカスタマイズできる点でしょう。
今、時代は大きく変わりつつあります。その中でなぜ、新しい暮らしの場として中古マンションが選ばれ続けているのか、選ぶ際は何に注意すると良いのか、今回はマンションリノベーションに関する疑問をまとめました。
コラムのポイント
・マンションの間取りは、どれも似たり寄ったりのものが多いもの。しかしリノベーションをすれば、印象をガラッと変えて思い切った間取りに変更することができます。
・今ある家に、新しい命を吹き込むリノベーション。これから始めるなら、どんな間取りにするのか、どんなテイストにするのか、家族でしっかりと話し合いながら計画を進めていきましょう。
マンションリノベーションの魅力
マンションリノベーションには、どのような魅力があるのでしょうか。
実物を検討することができる
新築マンションは、モデルルームを見学すればある程度内装を想像することができますが、実際に出来上がるまでどんなマンションになるかはわかりません。想像していたのと違う…という可能性ももちろんあります。
しかし中古マンションの場合、すでに実在しているため、部屋の中の様子はもちろん、見晴らしや高さ、近隣住民の雰囲気まで知った上で住むかどうかを決めることができます。何もわからない状態で住むことを決めるよりも、ずっと安心です。
希望する土地に住むことができる
人気のエリアは都市開発が進み、すでにマンションが乱立しています。そのため、今から建つ新しいマンションの中から住みたい場所を決めるとなると、時間も費用もかかります。しかし中古マンションなら、好立地な場所が意外と売りに出されており、住まいを探しやすいのが魅力です。
SHUKEN Reのワンストップリノベーションは土地探しからお手伝いさせていただくため、憧れのエリアや子育てママに人気のエリアも見つけやすく、エリアの雰囲気に合わせてリノベーションすることが可能です。
低予算で新しい暮らし
マンションリノベーションといっても古い物件ばかりではなく、築5年以内の比較的新しい物件もあります。比較的新しい物件であれば、フルリノベーションしても耐震補強や断熱、防音対策などの費用をおさえることができる上、設備などもリユースできるものが多くあります。
教育費や住宅ローン、貯蓄などを考えると家ばかりにお金をかけるわけにはいきません。そんな時、比較的予算をおさえて手に入れられるのが中古マンションなのです。
センスを活かすことができる
マンションの間取りは、どれも似たり寄ったりのものが多いもの。しかしリノベーションをすれば、印象をガラッと変えて思い切った間取りに変更することができます。壁を取り払って広いリビングにしたり、和室をなくしてウォークインクローゼットをつくったりと住む人に合わせてカスタマイズすることができます。
家で過ごす時間が増えた昨今、アイデアとセンスで居心地の良い暮らしを手に入れることができるのです。
マンションリノベーションの注意点
魅力あるマンションリノベーションですが、購入、設計と計画を進めていく前に次のポイントは確認しておきましょう。
注意点① 間取りは構造に左右される
こんな間取りにしたい!という理想の間取りがあったとしても、構造の関係で実現不可能なことがあります。壁を取ってしまうと強度が下がる、重要な柱なので取り除くことができない、水回りを移動することはできない、など構造によって間取りは左右されます。
事前の打ち合わせ段階で、希望している間取りが実現可能なのかはあらかじめ確認しておきましょう。
注意点② 想定外の予算がかかる可能性も
気になっているマンションが、定期的に修繕されていたのか事前に確認していましょう。築年数が立っているのにも関わらず、修繕履歴がない場合、リノベーション時に想定外の修繕費がかかる可能性があります。
そもそも、リノベーションは新築と異なり修繕や補強といった工事の幅が広いため、同じ広さや価格のマンションであったとしても費用に大きな差が生じます。費用は高くなる可能性がある、ということはあらかじめ想定しておきましょう。
注意点③ 旧耐震基準かどうか
マンションの耐震性に関する基準は、建築基準法によって定められています。しかしこの法律は、阪神淡路大震災のような大きな震災後に見直されているため、建てられた年月によって基準が異なります。
・1981年5月以前に建てられたマンション…旧耐震基準
・1981年6月以降に建てられたマンション…新耐震基準
・2000年6月以降に建てられたマンション…現行耐震基準
耐震性能が低いのは1981年以前に建てられたマンションですが、それ以降に建てられたものでも現行耐震基準を満たしていないため、一度耐震診断を受けた上でリノベーションするかどうかを決めましょう。
注意点④ マンション規約
マンションリノベーションは、戸建て住宅のように自由にリノベーションできるわけではなく、マナーと規約を守って進めていくことが大切です。
マンションには占有部分と共有部分とがあり、リノベーションできるのは占有部分のみです。また、『管理規約』で様々なルールが設けられているため、自分たちが計画しているリノベーションが管理規約に違反していないか確認しておく必要があります。また、リノベーション前には管理組合に申請する必要があります。申請後許可が降りなければ工事を進めることができないため、こちらも注意が必要です。
注意点⑤ 入居と引越しのタイミング
できるだけ早くリノベーションしたマンションに住みたい、という場合、早めに打ち合わせと支払い関係を終わらせておく必要があります。自分たちの持ち物になっていない場合、住むことはもちろんリノベーション工事を進めることができません。
特に入居したい時期が決まっている場合は、その旨を担当者に伝えた上で打ち合わせを進めていくようにしましょう。
▶︎リノベーションの流れはこちら
マンションリノベーション実例
SHUKEN Reのワンストップリノベーションが手がけた、マンションリノベーションの実例をご紹介します。
MADORI MAGIC
築48年・80㎡程の広さを持つこちらの物件。家主であるKさんの理想とする全体のイメージは、素材感を持たせつつオーソドックスな『ロンハーマン』。そこで、ホワイトオークのフロア、白い壁を採用し、全体の雰囲気はリラックスできて飽きのこない印象に仕上げました。
ポイントは何といっても間取りで、子ども達が走り回ることができる回遊空間と、開放感あふれる居住スペースとが両立しています。
廊下のいたる所にある収納スペース。荷物をしっかり収納できるだけでなく、子どもたちにお片付けも身に付きますね。
LOFT LIVING
結婚のタイミングで購入した築浅マンションを、生活習慣に合わせて効率的にリノベーションしました。
お子様が小さいうちは、ほとんどリビングで過ごすことを考え、部屋数を無駄に増やさずリビングを開放的に。お子様が成長したら区切って部屋として使えるようにしました。
これからマンションリノベーションを始めるなら…
今ある家に、新しい命を吹き込むリノベーション。これから始めるなら、どんな間取りにしますか?どんなテイストにしますか?
まだぼんやりとしたイメージしかない…という方も、ご安心ください。お気軽に資料請求していただき、資料を眺めながらご家族で話し合い、イメージを固めていっていただければ嬉しいです。また、恵比寿のショップやWEBでの無料相談も随時実施しております。そちらにもお気軽にご参加ください。