公開日:2024-11-04 更新日:2024-12-13
〈中古物件の購入〉サイト検索や地図から探すコツを解説、おすすめサービスについても
中古マンションや中古住宅をお探しの方で「どうやって物件を探すのがベストか知りたい」という方のために、物件探しの方法別にメリットとデメリットを詳しく解説します。
価格や間取り・広さ、地図、ペットの可否から探す場合の注意点、リノベーションも検討している方におすすめのサービスも紹介しますので、これからマイホーム計画を始める方はどうぞ最後までご覧ください。
● 中古物件は、物件だけで探すか、リノベ前提で探すかによって、最適な探し方が変わります。
● 中古物件を購入する際は、物件価格+リノベーション費用のトータルコストを踏まえて予算を組みましょう。
● 中古物件を探す際は、購入前にリノベーション費用も含めたトータルコストを把握できるSHUKEN Reのワンストップリノベーションにご相談ください。
中古物件の探し方|方法別のメリット・デメリット
中古物件購入+リノベーションの事例を見る:Case119「欲張りフレンチスタイル」
中古物件を購入する場合、まず取り掛かるのが物件探しです。
その方法はいくつかあり、それぞれメリットとデメリットがありますので違いを紹介します。
大手物件検索ポータルサイトを利用する
インターネットで中古物件を検索するとまず目につくのが大手の中古物件検索ポータルサイトです。
分譲物件以外に賃貸物件も登録されており、膨大な情報量が魅力です。
ただし情報が多岐にわたるが故に、おとり物件と呼ばれる実際に取引できない物件や既に契約者が決まっている物件が掲載されている場合があるなど、情報の更新が遅いケースには注意しましょう。(参考:消費者庁|不動産のおとり広告に関する表示)
登録されている物件数が多いので、エリアの物件相場や傾向を調べる上ではおすすめです。
不動産仲介会社で来店相談する
マイホーム購入はとても大きな買い物です。
そのため、実店舗で担当者の顔を見ながら慎重に物件選びをしたいという方は少なくありません。
不動産仲介会社のオフィスへ来店して物件探しを相談すると、細かい情報が聞けてすぐに内覧申し込みができるのが通常です。
また、地域に特化した会社であれば、買い物や学校、病院についてなどのエリア情報も合わせて聞けます。
ただし、突然来店しても相談できない場合があるため、事前にアポイントを取ったほうがよいでしょう。
不動産仲介会社はREINS(レインズ)でどこも同じ物件情報を検索できるため、基本的には情報量に差はありません。
ただし、膨大な情報から打ち合わせしながら要望に合う物件を提案してもらうには時間がかかるため、ある程度エリアを絞ってから来店相談しましょう。
改修プランも任せられる会社に相談する
中古物件の多くは大なり小なりリフォームやリノベーションが必要な物件が大半です。
そのため、改修プランを相談できる会社へ物件探しをサポートしてもらう方法もあります。
リノベーション会社へ物件探しを相談するメリットは主に以下の点です。
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・リノベーション向きで理想の間取りやデザインを実現しやすい物件を提案してもらえる。
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・一目では分からない劣化や不具合がないか、建築的視点で品定めできる。
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・物件購入資金とリノベーションにかかる概算費用を把握できるため、予算オーバーになりにくい。
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・物件探しとリノベーション計画を同時進行できるため、入居までの期間を短縮できる。
リノベーション前提で中古物件を購入したい方や、最終コストを購入前に把握したい方は、中古物件探しとリノベーション、資金計画を1つの窓口で相談できるワンストップリノベーションがおすすめです。
中古物件を探す際のアプローチ別注意点
中古物件購入+リノベーションの事例を見る:Case163「Smile Kitchen House」
中古物件を探すには、価格、立地、間取り・広さ、ペットの可否、リノベ済みかどうかなどのアプローチも重要です。
マイホーム購入に対して重視する点によって、どの視点から物件を選ぶべきかは異なります。
価格帯から探す
「予算内で購入すること」が絶対条件である場合は価格帯で検索しましょう。
ここで重要なのは、まず相場を知ることです。
相場を知る方法として、国土交通省が運営する不動産情報ライブラリを利用する方法をおすすめします。
住所や路線・駅名、取引された時期を指定して、不動産が売り出された時の価格と実際の成約価格の一覧を確認できます。
一覧には、価格だけではなく専有面積の広さや間取り、築年数も表示されるため、詳しく相場を調査したい方におすすめです。
中古物件の価格は立地条件や建築時期、売主の要望など様々な要素によって変動するため、価格だけ見て候補を決めず、あくまでもその物件を知るきっかけに留めましょう。
また、古い物件ほどリノベーション費用も含めたトータルコストを把握しておくことが肝心です。
地図から探す
地図上で売り出し中の中古物件を探せるサービスもあります。
近くにどのような施設があるのかや駅からのアクセス方法も合わせて確認できるため、大変便利です。
ただし、ここで注意して欲しいのが「地図上だけでは物件を決めない」という点です。
周囲の様子や治安、坂などの高低差、日当たりや騒音の有無は地図上で確認できません。
地図上で候補の物件を見つけたら、必ず現地へ行って物件の内覧だけではなく周囲も散策しましょう。
通勤や通学経路を通っておくと、地図上で感じた印象と変わる場合もあります。
〈おすすめコラム〉
間取り・広さから探す
中古物件購入+リノベーションの事例を見る:Case169「Growing」
家族構成やライフスタイルに合う間取りを既に決めていると、「3LDK」など間取りを限定して物件検索する方法もあります
しかし、注意しなくてはいけないのが価値を高めるために元々の間取りからリノベーションで間仕切りを作って部屋数を増やしている物件もある点です。
そのため、部屋数は要望通りでも一部屋が狭くて思うような生活を送れない可能性があります。
逆に、専有面積の広さだけで検索しても、廊下などの居住空間以外のスペースが広い物件もあるので注意しましょう。
物件を検索するときは、必ず間取り(部屋数)と広さの両方をチェックしてください。
広さは、2LDKで「55〜60㎡」、3LDKで「60〜90㎡」が一般的です。
この面積を基準にその物件が「広め・狭め」なのかをある程度判断できます。
ペットの可否で探す
中古物件購入+リノベーションの事例を見る:Case68「カラフルにのびのびと」
近年、ペットを飼う方が増えていることもあり、2005年以降に建てられた分譲マンションは90%以上が”ペット可”です。(参考:国土交通省|マンション総合調査結果)
しかし、古いマンションほど管理規約が見直されておらずペットを飼えない可能性があります。
そのため、ペット連れで入居したい方は必ずペットの可否についても確認しましょう。
“ペット可”の物件でも、細かく管理規約を確認すると飼育できる動物の種類やサイズ、頭数が決められているケースもあるため、必ず詳細なルールまでチェックしてください。
〈おすすめコラム〉
ペット可”中古マンションの物件探し|購入時のチェックポイントと気になるQ&A
リノベーション済みかどうかで探す
最近中古物件のマーケットで増えているのが「リノベーション済み物件」、いわゆる再販物件です。
築年数の経っている物件でも購入後すぐに入居でき、リノベーション費用の持ち出しがない点はメリットです。
しかし、価格が築年数の割に高かったり、思うような間取りやデザインではなかったりする可能性があるので注意しましょう。
〈おすすめコラム〉
“リフォーム済み”中古物件購入時の注意点や確認すべきポイント9選
中古マンションリノベ済み物件購入の注意点|メリット・デメリットを詳しく解説
SHUKEN Reでは、リノベーションに適した物件を集めた独自の物件検索システムをご用意しています。
主要な各ポータルサイトの物件情報をGoogle map上でまとめて閲覧できるだけではなく、ご希望条件にマッチする新着情報もタイムリーにお知らせいたします。
学区や災害警戒区域を表示する機能もあり、スタッフへ直接ご相談いただければリノベーションのプランや費用も合わせてご提案できますので、お気軽にご活用ください。
まとめ:中古物件探しはリノベーションと並行して進めるのがおすすめ
中古物件探しの方法はいくつかあり、どの視点から候補を絞るのかは人それぞれです。
中古物件探しは、入居後にリノベーションを想定して物件を探すかどうかで、物件探しの方法が変わります。
築年数の経っている物件を購入する場合は、リノベーション費用も予算に含めることが重要です。
SHUKEN Reのワンストップリノベーションは物件選びからリノベーションまでトータルでお客様をサポートしております。
古いマンションでもおしゃれにリノベーションした施工実績が豊富で、資金計画からリノベーション、将来の売却相談までご相談いただけます。
東京・千葉・神奈川エリアで約20年にわたり8,000件超のリノベーション施工実績がある専門会社なので、ぜひ安心してお問い合わせください。