公開日:2021-09-11　更新日:2024-12-17

住みやすい家をリノベーションで手に入れよう│理想の家づくり

新居を考えるにあたり、きっと誰もが「住みやすい家」を望まれることでしょう。しかし、具体的に「住みやすい」とはどのような家を指すのでしょうか。

天井が高く広々としている。家事動線が最短である。収納がたくさんある。

など、おそらく基準は人によって様々かと思われますが、快適に暮らせる家を手に入れるために、今回は住みやすい家の特徴を紹介しつつ、実際にリノベーションで住みやすい家をつくっていくためにはどうすればよいのか、その考え方まで深掘りをしていきます。

住みやすい家はこんな家
より快適で住みやすい家にするには？
リノベーションを選択するメリット
終の棲家として、住みやすい家をリノベーションで手に入れよう

住みやすい家はこんな家

住んでいる人が住みやすいと感じる家には特徴があります。それがたとえば「見た目」なのか「使いやすさ」なのか、いろんな観点がありますが、ここではまず住みやすい家に共通してみられる特徴をいくつかご紹介します。

住む人のライフスタイルに合わせた間取り設計

ライフスタイルというものは、人によって異なるものです。たとえば夫婦共働きの家であったり、育ち盛りのお子さんがいる家庭であったり、仕事や育児がひと段落して夫婦の時間を有意義に使いたい夫婦であったり……

その家に住む人の生活に役立つ設備や機能を兼ねそろえた家というのは、間違いなく「住みやすい家」と呼べるでしょう。そして、その基本にあるのは間取り設計です。間取り設計によって、家族一人ひとりが空間を有効的につかえる環境が整っているからこそ住みやすい家が成り立つのでしょう。

お互いの趣味のものを収納するスペース、プライバシーを守る個室、最近ではワークスペースの有無まで、実際に暮らしているイメージをしながら検討することが大切です。

しっかりと動線の計画された家

家のなかでなにかをする際、あっちに行ったりこっちに行ったりしてしまう家は使い勝手がよいとはいえません。こうなってしまうのは「動線の計画」がしっかりと行えていない証拠です。住みやすい＝使いやすい家というのは、この生活動線がしっかりと計画されていることが条件となります。

また、自分が移動することと同時に、「たどり着く先」も大切です。スイッチやコンセント、必要なところに必要な機能があったり、収納スペースを例にするのであれば、同じタイミングで使うもの同士がそれぞれ違う場所にしまわれていたらどうでしょうか？間違いなく効率が悪いですよね。

動線が効率よく確保されていないと、このように余計な動きが必要となってしまうのです。このような小さな不満を回避するためにも、動線の計画は重要だと覚えておきましょう。

お気に入りのデザインだからいるだけで気持ちの良い家

住みやすい家の特徴として、単純に「見た目がよい」ということもあげられます。家だけに限らず、自慢の愛車やかわいいペットなど、観ているだけで気持ちが癒されるものってありますよね。そして、そのような感情は家にも同じことがいえるのです。

お気に入りのデザイン、こだわりのおしゃれな部屋、そのような理想の空間にいると嬉しい気持ちになりますよね。とくにリノベーションでは内装や家の見た目など自身でこだわることが可能であるため、自分好みの見た目に仕上げることができます。

このような理由から、見た目がよい家も住みやすい家と呼べるのではないでしょうか。

より快適で住みやすい家にするには？

▷このお家をもっとみてみる

今住んでいる家をもっと住みやすい家にしたい！雰囲気はなんとなくわかったけど、さらに具体的に住みやすい家をつくる方法が知りたい、という方に向けて、実際にリノベーションで住みやすい家をつくる際のコツを紹介していきます。

家族のプライベートをしっかり確保する

一つ屋根の下に暮らしている家族でも、それぞれプライベートな空間が必要に感じることもあるでしょう。たとえばまだ子供が小さいうちであれば親と過ごすことが大半かもしれませんが、子供が大きくなるにつれて少しずつ一人の時間が欲しいと感じるようになるでしょう。そのようなときに自分の部屋がないと子供にとってストレスとなってしまうかもしれません。

また、これは子供だけでなく親にもいえることです。プライベートな趣味の部屋であったり、書斎といった空間があるだけで生活はより快適なものとなります。家族で一緒に過ごす時間が大切であるのと同じく、ときには自分一人で過ごせる時間も大切です。家族と言えど、程よい距離感を保つことで、より心地よい関係が築きやすいかもしれませんね。

空間を広々と使う工夫をする

家の中がもので散らかっていたり、一つひとつの部屋の広さが不十分だと窮屈に感じてしまい、住みやすい家とはいいにくいですね。リノベーションの際には、それぞれの部屋がどれくらいのスペースが必要かをよく検討し、間取り設計にこだわる必要があるでしょう。

空間を広く使うためにはできるだけ余計な遮蔽物(壁や柱など)を取り除き、一つの空間として利用するという方法も挙げられます。

たとえばリビングであれば、キッチンや洗面所といった隣接するスペースとの境界をなくすことで奥行きのある空間に仕上げることができます。その結果、大きな一つの空間として開放感が生まれ、広々と使うことができるのです。

また、横だけでなく縦の広がりも同様です。例えば高さのある家具の設置は控えるなどすると空間に余白が生まれ、すっきりした印象を作るうえで効果的です。

余計なものがなく洗練されたデザインを目指す

リノベーションをする際間取りやデザインにこだわり、ついあれもこれもと盛り込んでしまった結果、できあがった家がごちゃごちゃしていて落ち着かないといったことにならないようにしましょう。

住みやすい家というのは余計なものがなく、かつ生活に支障はきたさないといった「絶妙な」バランスが必要です。そのためには家具やインテリアのデザインを統一する、配色をバランスよく割り振り落ち着いた雰囲気にする、といった工夫をすることで洗練されたデザインとなります。

これらの工夫をするには自身でも情報収集をする必要がありますが、こだわった家づくりをしたいのであればさまざまな施工事例を参考にしたり、配色のパターンを真似てみるなどすることで誰にでも実現可能です。

リノベーションを選択するメリット

住みやすい家を作る際の選択肢として、SHUKEN Reではリノベーションをご提案しています。リノベーションにはいくつかのメリットがあり、住みやすい理想の家をつくるにあたり、とても有効な方法だからです。ではなぜリノベーションがおすすめなのか、リノベーションのメリットについて解説していきます。

コストを抑えつつ予算に合わせた施工が可能

リノベーションの一番のメリットは「コストを抑えられること」です。一戸建てにしてもマンションにしても、新築の家を購入するのにかかる費用と中古の物件を購入しリノベーションするのとでは、断然リノベーションの方がかかる費用は少なくて済みます。

新築の注文住宅を購入する費用の全国平均は、建築費だけでも約3,300万円です。これに土地を合わせるとおおよそは4,000万円以上は超えてきます。確かに理想の家づくりをしたいのであれば注文住宅を購入するという選択肢はありますが、予算の都合上そこまでのお金をかけられないという人も多いはずです。

そのような場合、中古の物件を購入しリノベーションをすることでコストパフォーマンス良く理想の家づくりが可能となります。リノベーションの規模にもよりますが、相場としては戸建ての場合で800万円～2,000万円程度であることが多いため、居住空間においては新品に生まれ変わりつつ、注文住宅を購入する金額よりも大きくコストを抑えることが可能なのです。